漂流者
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そして1試合目の結果。
エ「まぁ…勝てるわけないわな」
10対0で恋歌のニーナの圧勝。
元々わかっていた結果ではあったが、能力使用有りのビーチバレーは初めてだったので楽しかった。
船で朝食を食べ終えたクルーたちも次々と上陸を始めている。
ド「あー!恋歌見つけた!!」
それはもちろんドリフも例外ではない。
恋歌を見つけたドリフは一目散に走ってくる。
『氷輪丸』
「はっ」
恋歌の声に反応して実体化をして出てきた氷輪丸は、にこやかな笑顔で走っているドリフを氷漬けにした。
ころん、と砂浜に転がった氷漬けのドリフに周りがしーんと静かになった。
『きっと次も誰か助けてくれますよ
わたしたち以外がね
【イノセンス発動】』
おそらく聞こえていない恋歌の言葉。
だが、別に聞いていなくともいいという風に、黒い靴を発動させて遥か彼方へ蹴り飛ばした。
サボ「あっはははは!
やっぱ母さんは最高だな!」
エ「だな!」
爆笑する2人とは違って周りはぽかんとした顔をして固まっている。
『さぁ、みんなで一緒に遊ぼう』
ニ「……ふふっ、はい!」
家族にとっての敵は恋歌の敵。
それだけは昔から変わらず敵には容赦がない。
恋歌に自分でドリフはなんとかすると言われていたが、いつも予想を上回ることをしてくる。
それでもこの行動でニーナが笑ってくれたから、これでよかったんだと思える。
二試合目は恋歌・エース、サボ・ニーナのチームに分かれた。
サボ「ハンデどうする?」
ニ「うーん…
さっきは刀使わないっていうハンデだったけど、正直使わなくても十分だったよね…」
エ「いやー、恋歌が味方だと勝負する前から勝った感じするなー」
『そう?』
今度は余裕そうなエースにいらっとしたサボとニーナは、こそこそと聞こえないように話し始めた。
エ「なんだろな?」
『さぁ?』
しばらくして納得のいく答えが出たのか、お互いに頷きあってサボが恋歌を指差す。
サボ「母さんはスパイク禁止ってことで!」
エ「はぁ!?」
『うん、いいよ』
エ「ええ!?」
1人で大きな声を出すエースを無視して、恋歌からの了承が得られたので、サボとニーナは反対側のコートに入って準備万端だ。
『大丈夫だよ
わたしが落とさなかったらいいんだから』
エ「そ、それもそうか」
今回サーブ権はジャンケンで決めたが、恋歌が勝ったため今回も恋歌のサーブからスタート。
『いくよー』
ぽん、と最初は軽く打ち上げられたボールをニーナがレシーブし、サボが勢いよくジャンプする。
サボ「どりゃっ!」
風の力を纏ったボールは本来であれば目に見えないほどの豪速球。
だが、ハンデのルールによりレシーブは恋歌。
サボ「げっ、」
『エース、お願いね』
エ「おう!」
直撃したら腕がもげてしまうかもしれないほどの豪速球を難なくレシーブし、エースはそれを打つためにジャンプする。
サボ「よし、ニーナ頼んだ!」
ニ「任せて」
エ「お、おい!」
『なるほど…』
ニーナがエースに向かって手をかざすと、ボールを打つ腕全体が水に包まれた。
しかもその水は海水のようで力が出ず、ぽこんという情けない音を立ててボールは相手コートに返った。
エ「まぁ…勝てるわけないわな」
10対0で恋歌のニーナの圧勝。
元々わかっていた結果ではあったが、能力使用有りのビーチバレーは初めてだったので楽しかった。
船で朝食を食べ終えたクルーたちも次々と上陸を始めている。
ド「あー!恋歌見つけた!!」
それはもちろんドリフも例外ではない。
恋歌を見つけたドリフは一目散に走ってくる。
『氷輪丸』
「はっ」
恋歌の声に反応して実体化をして出てきた氷輪丸は、にこやかな笑顔で走っているドリフを氷漬けにした。
ころん、と砂浜に転がった氷漬けのドリフに周りがしーんと静かになった。
『きっと次も誰か助けてくれますよ
わたしたち以外がね
【イノセンス発動】』
おそらく聞こえていない恋歌の言葉。
だが、別に聞いていなくともいいという風に、黒い靴を発動させて遥か彼方へ蹴り飛ばした。
サボ「あっはははは!
やっぱ母さんは最高だな!」
エ「だな!」
爆笑する2人とは違って周りはぽかんとした顔をして固まっている。
『さぁ、みんなで一緒に遊ぼう』
ニ「……ふふっ、はい!」
家族にとっての敵は恋歌の敵。
それだけは昔から変わらず敵には容赦がない。
恋歌に自分でドリフはなんとかすると言われていたが、いつも予想を上回ることをしてくる。
それでもこの行動でニーナが笑ってくれたから、これでよかったんだと思える。
二試合目は恋歌・エース、サボ・ニーナのチームに分かれた。
サボ「ハンデどうする?」
ニ「うーん…
さっきは刀使わないっていうハンデだったけど、正直使わなくても十分だったよね…」
エ「いやー、恋歌が味方だと勝負する前から勝った感じするなー」
『そう?』
今度は余裕そうなエースにいらっとしたサボとニーナは、こそこそと聞こえないように話し始めた。
エ「なんだろな?」
『さぁ?』
しばらくして納得のいく答えが出たのか、お互いに頷きあってサボが恋歌を指差す。
サボ「母さんはスパイク禁止ってことで!」
エ「はぁ!?」
『うん、いいよ』
エ「ええ!?」
1人で大きな声を出すエースを無視して、恋歌からの了承が得られたので、サボとニーナは反対側のコートに入って準備万端だ。
『大丈夫だよ
わたしが落とさなかったらいいんだから』
エ「そ、それもそうか」
今回サーブ権はジャンケンで決めたが、恋歌が勝ったため今回も恋歌のサーブからスタート。
『いくよー』
ぽん、と最初は軽く打ち上げられたボールをニーナがレシーブし、サボが勢いよくジャンプする。
サボ「どりゃっ!」
風の力を纏ったボールは本来であれば目に見えないほどの豪速球。
だが、ハンデのルールによりレシーブは恋歌。
サボ「げっ、」
『エース、お願いね』
エ「おう!」
直撃したら腕がもげてしまうかもしれないほどの豪速球を難なくレシーブし、エースはそれを打つためにジャンプする。
サボ「よし、ニーナ頼んだ!」
ニ「任せて」
エ「お、おい!」
『なるほど…』
ニーナがエースに向かって手をかざすと、ボールを打つ腕全体が水に包まれた。
しかもその水は海水のようで力が出ず、ぽこんという情けない音を立ててボールは相手コートに返った。