漂流者
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エ「だっから!!俺と恋歌は同じ部屋なんだって!」
ド「そんなの強制させてるに決まってる
恋歌だってこんな暑苦しいやつと2人きりは嫌だろ?」
『いえ、私はエースと一緒がいいです』
ド「あー…そうやって言うように言われてるんだね
すぐに本音を言えるようにしてあげるから!」
食事を終え、部屋に帰ろうとする2人にまだドリフが突っかかっている。
恋歌もどんどん対応がめんどくさくなってきているのか、時折貼り付けたような笑みを浮かべている。
サボ「あそこまでいくと気持ち悪くなってくるな」
最初は面白がっていたサボもここまで話が通じないと、何かあるのではと真剣に考え出した。
ニ「うん…
そうだね…」
サボ「?
大丈夫か?」
顔色の悪いニーナを心配して背中を撫でてやるが、僅かに震えていることに気づき、肩を抱いてもたれかからせてやる。
サボ「部屋戻るか?」
横になった方がいいのではと思い声をかけるが、弱々しく首を振って拒否をした。
震える手で服を掴んできたので、その上から手を握る。
「ニーナちゃんどうした?」
「大丈夫か?」
様子のおかしいニーナに周りも心配して声をかけるが、返事をする気力がないようで返事はこない。
サボ「…悪いけど水もらってきてくれないか?」
「お、おう」
ダッシュで厨房に向かったクルーを見て、近くにいたローラがニーナの異変に気付いた。
ロ「……なにあんた、気分悪いの?」
いつもは悪態をつくローラもニーナが弱っているのをじっと見て、サボに口になにかあてるものを用意するようにと指示をする。
ロ「ハンカチでも布でも袋でもなんでもいいです
そいつほっといたら過呼吸起こしますよ
過呼吸起こしたら口にあててやってください」
サボ「わ、わかった」
サボが動けないので、近くにいるクルーたちに手伝ってもらいあまり騒ぎにしないように過呼吸を起こした時の準備を整えておく。
サボ「ニーナ…大丈夫だ
俺も、みんなもいるからな」
ロ「……はぁ
ひとつ貸しだからね」
がたがたと震えているニーナを見て、ため息をついたローラはすたすたと騒いでいる恋歌たちの元へ歩いていく。
ロ「さっきからぎゃあぎゃあうるさいのよ、このチビ」
さっきまで食堂中に聞こえる声で騒いでいたドリフは、ローラの言葉を聞いて一瞬で固まった。
『ローラさん?』
ド「……今なんて言った?」
急に現れたローラに恋歌もエースも首を傾げるが、ドリフだけは声を低くして、ローラに突っかかる。
ロ「うるさいって言ったのよチビ
そのちんちくりんのどこがいいのかわかんないけど、この船にいる以上うちの隊長を貶すなら叩き出してやるわ」
ナイフを抜いてドリフに突きつけるローラの目は真剣そのもの。
だが、ドリフもそれに狼狽えることはない。
ド「一度ならず二度も…」
ロ「あら、やっぱり気にしてたのね
おチビさん?」
馬鹿にしたようにローラが笑って言えば、一瞬ものすごい殺気が食堂に充満したかと思うと、ドリフがローラに掴みかかろうとした。
『【縛道の六十一 六杖光牢】』
それに反応できたのは恋歌だけで、エースの背に隠れながら誰にも聞こえないような声量で呟いた。
ド「な、んだこれ…」
エ「(恋歌か)」
指一本動かせないことに気づき、暴れようとするがそれもできない。
ちらっと近くにいたカミラに目配せをして、唖然としているローラを回収してもらう。
カ「ローラさん、こっちへ」
ロ「なにしにきてんのよ
わたしはこいつに喧嘩売ってるのよ」
ド「お前だけは絶対に許さない…!!」
先ほどまでの雰囲気とは違い、怒り狂っているのを見てローラは見下すように笑った。
ド「そんなの強制させてるに決まってる
恋歌だってこんな暑苦しいやつと2人きりは嫌だろ?」
『いえ、私はエースと一緒がいいです』
ド「あー…そうやって言うように言われてるんだね
すぐに本音を言えるようにしてあげるから!」
食事を終え、部屋に帰ろうとする2人にまだドリフが突っかかっている。
恋歌もどんどん対応がめんどくさくなってきているのか、時折貼り付けたような笑みを浮かべている。
サボ「あそこまでいくと気持ち悪くなってくるな」
最初は面白がっていたサボもここまで話が通じないと、何かあるのではと真剣に考え出した。
ニ「うん…
そうだね…」
サボ「?
大丈夫か?」
顔色の悪いニーナを心配して背中を撫でてやるが、僅かに震えていることに気づき、肩を抱いてもたれかからせてやる。
サボ「部屋戻るか?」
横になった方がいいのではと思い声をかけるが、弱々しく首を振って拒否をした。
震える手で服を掴んできたので、その上から手を握る。
「ニーナちゃんどうした?」
「大丈夫か?」
様子のおかしいニーナに周りも心配して声をかけるが、返事をする気力がないようで返事はこない。
サボ「…悪いけど水もらってきてくれないか?」
「お、おう」
ダッシュで厨房に向かったクルーを見て、近くにいたローラがニーナの異変に気付いた。
ロ「……なにあんた、気分悪いの?」
いつもは悪態をつくローラもニーナが弱っているのをじっと見て、サボに口になにかあてるものを用意するようにと指示をする。
ロ「ハンカチでも布でも袋でもなんでもいいです
そいつほっといたら過呼吸起こしますよ
過呼吸起こしたら口にあててやってください」
サボ「わ、わかった」
サボが動けないので、近くにいるクルーたちに手伝ってもらいあまり騒ぎにしないように過呼吸を起こした時の準備を整えておく。
サボ「ニーナ…大丈夫だ
俺も、みんなもいるからな」
ロ「……はぁ
ひとつ貸しだからね」
がたがたと震えているニーナを見て、ため息をついたローラはすたすたと騒いでいる恋歌たちの元へ歩いていく。
ロ「さっきからぎゃあぎゃあうるさいのよ、このチビ」
さっきまで食堂中に聞こえる声で騒いでいたドリフは、ローラの言葉を聞いて一瞬で固まった。
『ローラさん?』
ド「……今なんて言った?」
急に現れたローラに恋歌もエースも首を傾げるが、ドリフだけは声を低くして、ローラに突っかかる。
ロ「うるさいって言ったのよチビ
そのちんちくりんのどこがいいのかわかんないけど、この船にいる以上うちの隊長を貶すなら叩き出してやるわ」
ナイフを抜いてドリフに突きつけるローラの目は真剣そのもの。
だが、ドリフもそれに狼狽えることはない。
ド「一度ならず二度も…」
ロ「あら、やっぱり気にしてたのね
おチビさん?」
馬鹿にしたようにローラが笑って言えば、一瞬ものすごい殺気が食堂に充満したかと思うと、ドリフがローラに掴みかかろうとした。
『【縛道の六十一 六杖光牢】』
それに反応できたのは恋歌だけで、エースの背に隠れながら誰にも聞こえないような声量で呟いた。
ド「な、んだこれ…」
エ「(恋歌か)」
指一本動かせないことに気づき、暴れようとするがそれもできない。
ちらっと近くにいたカミラに目配せをして、唖然としているローラを回収してもらう。
カ「ローラさん、こっちへ」
ロ「なにしにきてんのよ
わたしはこいつに喧嘩売ってるのよ」
ド「お前だけは絶対に許さない…!!」
先ほどまでの雰囲気とは違い、怒り狂っているのを見てローラは見下すように笑った。