漂流者
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エ「お前…何者だ」
あいたたた、とぶつけたところをさすりながら立ち上がったドリフは、エースの姿を見てため息をつく。
ド「俺さっきその子に自己紹介したもんね
大体、男に名乗るわけないじゃん」
エ「あ?」
やれやれと肩を落として話すドリフにいらっとしたエースは、炎を纏って睨みつける。
エ「お前がどこの誰であろうと関係ねぇ
恋歌に手を出すなら消し炭にしてやる」
ド「白髭2番隊隊長火拳のエース
あんたさ、そんなか弱そうな女の子自分の隊に入れて、しかも戦闘員とか恥ずかしくないわけ?」
エ「…は?」
か弱そう、と聞いて一応2番隊所属の恋歌とニーナをちらっと見るが、どちらかと言えば見た目的に弱そうなのは恋歌。
ニーナは手配書も出回っているし、見たことのあるやつは多いはず。
となるとドリフが言っているのは恋歌のこと。
エ「…お前に関係ねぇだろ
用がないなら泳いででも帰れ
ここは白髭の船だ」
基本的に敵意のない相手には攻撃をしないエースは、今すぐ立ち去ると言うのであれば見逃すつもりでいた。
ド「まぁ助けてくれたのは有り難いし、感謝してる
俺も争うつもりはない
けど、恋歌一緒に行こう」
『え?』
このまま大人しく帰るのかと思いきや、恋歌に手を出してにっこり笑いかける。
唖然とする恋歌をニーナが背に庇い、ドリフから見えないようにした。
エ「くだらねぇこと言ってねぇで帰れ
恋歌は俺たちの仲間だ」
ド「海賊船にいるのが幸せなわけがない
しかも戦闘員なんて危険なこと、俺ならさせない」
『あの…別にわたしここの生活に不満はないですし、戦闘員であることも危険とは思ってません』
ド「可哀想に…
そういう洗脳をされてるんだね」
何かを勘違いしているドリフに恋歌が弁解するように伝えるが、それは恋歌が無理矢理言わされているという考えのようで聞く耳を持たない。
ド「俺だったらあらゆる危険から守ってあげられる」
エ「…なぜ恋歌にそこまでこだわる」
側にはニーナだっているし、他に女の戦闘員もナースもいる。
恋歌の見た目が弱そうという理由だけではない感じがして率直に聞く。
ド「決まってんじゃん
恋歌めっちゃ可愛いし、一緒に旅がしたいからだよ」
エ「やっぱそういうことか…」
おおよそ予想はしていたものの、当たって欲しくなかった予想だった。
エ「残念だが恋歌は俺の女だ
諦めて帰れ」
ド「海賊に付き合えって言われたら恋歌みたいな子は怖くてうんって言うしかないんだよ
そんなのもわからないのか?」
エ「てめぇ…こっちが下手に出てりゃ言いたいこと言いやがって…」
ニ「恋歌、今のうちに船の中に入りましょう
あいつは思い込みの激しい勘違い野郎です」
『わ、わかった』
ニーナは誰の影響かどんどんと口が悪くなっている気がする。
行きましょうと背中を押され、エースを残して部屋に戻された恋歌は、白髭の誰かが来るまで出ないようにと釘を刺された。
『(せっかく嵐から抜け出せたのに退屈だなー)』
ベッドにごろん、と転がりエースの匂いがするシーツにくるまりながらそっと目を閉じた。
あいたたた、とぶつけたところをさすりながら立ち上がったドリフは、エースの姿を見てため息をつく。
ド「俺さっきその子に自己紹介したもんね
大体、男に名乗るわけないじゃん」
エ「あ?」
やれやれと肩を落として話すドリフにいらっとしたエースは、炎を纏って睨みつける。
エ「お前がどこの誰であろうと関係ねぇ
恋歌に手を出すなら消し炭にしてやる」
ド「白髭2番隊隊長火拳のエース
あんたさ、そんなか弱そうな女の子自分の隊に入れて、しかも戦闘員とか恥ずかしくないわけ?」
エ「…は?」
か弱そう、と聞いて一応2番隊所属の恋歌とニーナをちらっと見るが、どちらかと言えば見た目的に弱そうなのは恋歌。
ニーナは手配書も出回っているし、見たことのあるやつは多いはず。
となるとドリフが言っているのは恋歌のこと。
エ「…お前に関係ねぇだろ
用がないなら泳いででも帰れ
ここは白髭の船だ」
基本的に敵意のない相手には攻撃をしないエースは、今すぐ立ち去ると言うのであれば見逃すつもりでいた。
ド「まぁ助けてくれたのは有り難いし、感謝してる
俺も争うつもりはない
けど、恋歌一緒に行こう」
『え?』
このまま大人しく帰るのかと思いきや、恋歌に手を出してにっこり笑いかける。
唖然とする恋歌をニーナが背に庇い、ドリフから見えないようにした。
エ「くだらねぇこと言ってねぇで帰れ
恋歌は俺たちの仲間だ」
ド「海賊船にいるのが幸せなわけがない
しかも戦闘員なんて危険なこと、俺ならさせない」
『あの…別にわたしここの生活に不満はないですし、戦闘員であることも危険とは思ってません』
ド「可哀想に…
そういう洗脳をされてるんだね」
何かを勘違いしているドリフに恋歌が弁解するように伝えるが、それは恋歌が無理矢理言わされているという考えのようで聞く耳を持たない。
ド「俺だったらあらゆる危険から守ってあげられる」
エ「…なぜ恋歌にそこまでこだわる」
側にはニーナだっているし、他に女の戦闘員もナースもいる。
恋歌の見た目が弱そうという理由だけではない感じがして率直に聞く。
ド「決まってんじゃん
恋歌めっちゃ可愛いし、一緒に旅がしたいからだよ」
エ「やっぱそういうことか…」
おおよそ予想はしていたものの、当たって欲しくなかった予想だった。
エ「残念だが恋歌は俺の女だ
諦めて帰れ」
ド「海賊に付き合えって言われたら恋歌みたいな子は怖くてうんって言うしかないんだよ
そんなのもわからないのか?」
エ「てめぇ…こっちが下手に出てりゃ言いたいこと言いやがって…」
ニ「恋歌、今のうちに船の中に入りましょう
あいつは思い込みの激しい勘違い野郎です」
『わ、わかった』
ニーナは誰の影響かどんどんと口が悪くなっている気がする。
行きましょうと背中を押され、エースを残して部屋に戻された恋歌は、白髭の誰かが来るまで出ないようにと釘を刺された。
『(せっかく嵐から抜け出せたのに退屈だなー)』
ベッドにごろん、と転がりエースの匂いがするシーツにくるまりながらそっと目を閉じた。