男人国
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恋歌が人のいない道を選んでモビーへ戻った為、誰にも会う事なく船に戻る事ができた。
「恋歌が帰ってきた!!」
「シェリーもセレナも一緒だ!!」
3人が無事な事にほっとしたクルーたちが慌てたように無事を他のクルーへ伝えに行く。
『マルコさんはいますか?』
シェリーとセレナは既に船の上。
だが、恋歌は白ひげ海賊団ではない男と一緒に船の下にいてマルコはいるかと問う。
マ「…」
誰かが呼んでくれたマルコが顔を出し、恋歌とウィリアムを見てめんどくさそうな顔をした。
『相談がありまして』
マ「…どーせ碌なことじゃねぇんだろい?」
手すりにもたれかかるように頬杖をつきながら見下ろしてくるマルコは、恋歌の後ろにいるウィリアムに視線をずらす。
マ「んで、そいつは誰だよい」
『この国の皇帝でウィリアムさんです』
皇「あいつ…有名なやつだ…
不死鳥のマルコ…」
マ「…恋歌、一応話ぐらいは聞いてやる」
『ありがとうございます
実は私この国を一度滅ぼそうかと思ってるんです』
「「「は?」」」
にっこり笑いながらマルコに伝えた言葉は、マルコより他のクルーたちを固まらせた。
マ「…滅ぼしてどうする」
『ウィリアムさんの願いはこの国の伝統である女性を攫う事や、酷い事をするのを国民に止めさせること
同じ女性が…シェリーさんとセレナさんのように攫われて、酷い事をされるのをこれから先止められるのであれば止めたいんです』
マ「…それは滅ぼしたぐらいで変わるのかよい」
『そうなるように滅ぼすんです』
恋歌の言いたいことが伝わったマルコはしばらく考えて、ちょっと待ってろとその場から離れた。
皇「おい、一体どういうことなんだ?」
『マルコさんからお許しがもらえたらお教えしますよ』
当事者だというのに全く事態が理解できていないウィリアムは恋歌と一緒にマルコが帰ってくるのを待つ事にした。
数分して戻ってきたマルコは船から降りて、恋歌の前に立つ。
マ「んで?作戦は?」
『蔑んでいた女からぼこぼこにされたら心が折れるかなと思ってるんですが』
マ「…いいだろう
親父からは好きにしろと言われたよい
俺たちの助けはいるか?」
『お願いしてもいいですか?』
マ「わかったよい」
皇「ちょっと待て!!」
淡々と進む会話に相変わらずついていけないウィリアムはとうとう二人の間に入り込み会話を中断させた。
マ「こいつは人質か何かで連れてきたのかよい?」
皇「はぁ!?」
元々最初以外眼中になかったマルコはウィリアムを指さして恋歌に問う。
『人質の方が価値があると仰るなら悪役は引き受けますよ』
皇「え?」
マ「確かに女を虐げてきたこの国の皇帝が女に人質にとられたとなれば精神攻撃には効果的かもな」
『じゃあ一度ウィリアムさんにはお城に戻ってもらって、派手にお城壊しますので人質役お願いします』
皇「は?は?」
マ「お前が城を破壊したら俺たちも動く
後はこいつで作戦を知らせろ」
軽く小型電伝虫が投げられたのでそれを受け取り、ぽかんとしているウィリアムを引っ張って城へ戻って行った。
「恋歌が帰ってきた!!」
「シェリーもセレナも一緒だ!!」
3人が無事な事にほっとしたクルーたちが慌てたように無事を他のクルーへ伝えに行く。
『マルコさんはいますか?』
シェリーとセレナは既に船の上。
だが、恋歌は白ひげ海賊団ではない男と一緒に船の下にいてマルコはいるかと問う。
マ「…」
誰かが呼んでくれたマルコが顔を出し、恋歌とウィリアムを見てめんどくさそうな顔をした。
『相談がありまして』
マ「…どーせ碌なことじゃねぇんだろい?」
手すりにもたれかかるように頬杖をつきながら見下ろしてくるマルコは、恋歌の後ろにいるウィリアムに視線をずらす。
マ「んで、そいつは誰だよい」
『この国の皇帝でウィリアムさんです』
皇「あいつ…有名なやつだ…
不死鳥のマルコ…」
マ「…恋歌、一応話ぐらいは聞いてやる」
『ありがとうございます
実は私この国を一度滅ぼそうかと思ってるんです』
「「「は?」」」
にっこり笑いながらマルコに伝えた言葉は、マルコより他のクルーたちを固まらせた。
マ「…滅ぼしてどうする」
『ウィリアムさんの願いはこの国の伝統である女性を攫う事や、酷い事をするのを国民に止めさせること
同じ女性が…シェリーさんとセレナさんのように攫われて、酷い事をされるのをこれから先止められるのであれば止めたいんです』
マ「…それは滅ぼしたぐらいで変わるのかよい」
『そうなるように滅ぼすんです』
恋歌の言いたいことが伝わったマルコはしばらく考えて、ちょっと待ってろとその場から離れた。
皇「おい、一体どういうことなんだ?」
『マルコさんからお許しがもらえたらお教えしますよ』
当事者だというのに全く事態が理解できていないウィリアムは恋歌と一緒にマルコが帰ってくるのを待つ事にした。
数分して戻ってきたマルコは船から降りて、恋歌の前に立つ。
マ「んで?作戦は?」
『蔑んでいた女からぼこぼこにされたら心が折れるかなと思ってるんですが』
マ「…いいだろう
親父からは好きにしろと言われたよい
俺たちの助けはいるか?」
『お願いしてもいいですか?』
マ「わかったよい」
皇「ちょっと待て!!」
淡々と進む会話に相変わらずついていけないウィリアムはとうとう二人の間に入り込み会話を中断させた。
マ「こいつは人質か何かで連れてきたのかよい?」
皇「はぁ!?」
元々最初以外眼中になかったマルコはウィリアムを指さして恋歌に問う。
『人質の方が価値があると仰るなら悪役は引き受けますよ』
皇「え?」
マ「確かに女を虐げてきたこの国の皇帝が女に人質にとられたとなれば精神攻撃には効果的かもな」
『じゃあ一度ウィリアムさんにはお城に戻ってもらって、派手にお城壊しますので人質役お願いします』
皇「は?は?」
マ「お前が城を破壊したら俺たちも動く
後はこいつで作戦を知らせろ」
軽く小型電伝虫が投げられたのでそれを受け取り、ぽかんとしているウィリアムを引っ張って城へ戻って行った。