世界会議
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名前を呼ばれて視線を向けると、一度見た事のある顔ぶれが立っていた。
『…お久しぶりですね』
ル「…できれば二度と会いたくはなかったがな」
恋歌に声をかけたのはCP0のロブ・ルッチだった。
過去にロビンが世界政府に攫われた時に戦ってはいないが、敵わないとわかっている相手でもある。
ル「ここで何をしている」
『…別に私がどこにいてもいいじゃないですか』
チ「お前ら早くこの無礼な女を捕らえるえ!!」
チャルロス聖がCP0に怒鳴るが、実力者揃いのCP0は簡単に恋歌に手を出すことはできない。
ル「ここは引いてくれないか
貴様がここでその方を殺したとて世界はなにもかわらん」
『わかってますよ
だから天竜人という存在を全て消せばいいのかなという結論に至ったところです』
ル「…たしかに貴様ならそれも可能だろう
しかしそれでどんなメリットがある?」
『…今奴隷として苦しんでいる人は助かるでしょう?
たとえ天竜人という存在がいなくなって世界が混乱に陥っても、時間が経てば修復される
そう…思います』
チ「綺麗事だな
この世界が作られてから数百年、天竜人がこの世界の頂点であり神だ
その神が奴隷を所望すれば与えられ、その他にも神が欲する物はすべて差し出すのは必然」
チ「そうだえバカ者共!!」
CP0が出てきたことで強気になっているチャルロス聖を見て、恋歌はチャルロス聖の頬に切っ先をぐっと押しつけた。
チ「ぎゃああああああああ!!」
「「「!!??」」」
針が刺さったような小さい傷だが、痛みに大げさに反応したチャルロス聖は逃げる為に恋歌に背を向けて立ち上がろうとした。
チ「ぶへぇっ…!!」
「「「!!!!」」」
『…』
立ち上がろうとしたチャルロス聖の服の裾を踏んだ為、チャルロス聖は顔から地面に激突した。
『…自身が変わる気が無いのであれば他の天竜人にもお伝えください
天敵は桜姫で、一番に排除すべきはわたしであると』
自分自身に矛先を向けることで救われる人が一人でもいてくれるのではと思うから。
魚人たちよりも、友人たちよりも、家族よりも自分に矛先が向いてくれる方が対処しやすい。
ル「自らを犠牲にしてまで守るようなものか、この世界は」
『…この世界の神様は天竜人ではない
本当の神様はこの世界を大事にして…この世界に住むみんなの事をちゃんと考えてくれています』
この世界に連れてきたのは自称神様。
だが、地上にいる神が天竜人であるならば、自身を連れてきた神様を信じたいと思った。
『…お久しぶりですね』
ル「…できれば二度と会いたくはなかったがな」
恋歌に声をかけたのはCP0のロブ・ルッチだった。
過去にロビンが世界政府に攫われた時に戦ってはいないが、敵わないとわかっている相手でもある。
ル「ここで何をしている」
『…別に私がどこにいてもいいじゃないですか』
チ「お前ら早くこの無礼な女を捕らえるえ!!」
チャルロス聖がCP0に怒鳴るが、実力者揃いのCP0は簡単に恋歌に手を出すことはできない。
ル「ここは引いてくれないか
貴様がここでその方を殺したとて世界はなにもかわらん」
『わかってますよ
だから天竜人という存在を全て消せばいいのかなという結論に至ったところです』
ル「…たしかに貴様ならそれも可能だろう
しかしそれでどんなメリットがある?」
『…今奴隷として苦しんでいる人は助かるでしょう?
たとえ天竜人という存在がいなくなって世界が混乱に陥っても、時間が経てば修復される
そう…思います』
チ「綺麗事だな
この世界が作られてから数百年、天竜人がこの世界の頂点であり神だ
その神が奴隷を所望すれば与えられ、その他にも神が欲する物はすべて差し出すのは必然」
チ「そうだえバカ者共!!」
CP0が出てきたことで強気になっているチャルロス聖を見て、恋歌はチャルロス聖の頬に切っ先をぐっと押しつけた。
チ「ぎゃああああああああ!!」
「「「!!??」」」
針が刺さったような小さい傷だが、痛みに大げさに反応したチャルロス聖は逃げる為に恋歌に背を向けて立ち上がろうとした。
チ「ぶへぇっ…!!」
「「「!!!!」」」
『…』
立ち上がろうとしたチャルロス聖の服の裾を踏んだ為、チャルロス聖は顔から地面に激突した。
『…自身が変わる気が無いのであれば他の天竜人にもお伝えください
天敵は桜姫で、一番に排除すべきはわたしであると』
自分自身に矛先を向けることで救われる人が一人でもいてくれるのではと思うから。
魚人たちよりも、友人たちよりも、家族よりも自分に矛先が向いてくれる方が対処しやすい。
ル「自らを犠牲にしてまで守るようなものか、この世界は」
『…この世界の神様は天竜人ではない
本当の神様はこの世界を大事にして…この世界に住むみんなの事をちゃんと考えてくれています』
この世界に連れてきたのは自称神様。
だが、地上にいる神が天竜人であるならば、自身を連れてきた神様を信じたいと思った。