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し「では 恋歌様はルフィ様の本当のお母様ではないのですか?」
『はい』
ガープの船に乗り地上へ向けて出港した船の中で幼いころのルフィの話をしらほしに話しており、出会ったころの話もしたため本当の母親ではないということも話した。
あまり驚いた様子はないがなぜか不思議そうな顔をしている。
し「本当のお母様ではなくてもルフィ様のお母様になれるのですか?」
『はい
わたしがルフィを息子だと思い、ルフィがわたしのことを母と認めてくれましたので』
し「ルフィ様と恋歌様は家族の絆で結ばれているのですね!」
きらきらとした目を向けてくれるしらほしのことが本当にいい子であるとわかり、必ず守ると心の中で決意を固めた。
ガ「おぉい、恋歌!!」
しらほしと和やかなムードで話をしていると、下から恋歌を呼ぶ声が聞こえた。
顔を向けてどうかしたのかと首を傾げると、船の外を指さされる。
ガ「乗船賃じゃ」
『…』
船の外を見れば暗闇に行きにもみかけた恐ろしい顔の深海魚がこちらを狙っているのがわかる。
し「まぁ…こんなにたくさん…」
「しらほし様!船の中心へ!」
あまり船の外側にいれば深海魚に突っ込まれた時に怪我をしてしまう。
『乗船賃…ですか』
ガ「お前さんにしたら軽いもんじゃろ」
たしかにこのままではこの船は深海魚に噛みつかれて沈没するだろう。
行きは何とかかいくぐれたものの、帰りも同じようにするのは海軍の体力がもたなさそうだ。
し「恋歌様…」
心配そうな顔を向けてくれるしらほしに大丈夫だと手を振り、しらほしの周りを王子たちが囲って守ってくれているのを確認すると左手だけをシャボンの外につきだし刀を握った。
『【霜天に坐せ 氷輪丸】』
ネ「な、なんじゃ…!?」
ぱきぱきと音をたてながら一瞬にして深海魚が氷漬けになった。
『(海水が地上より冷たいから思ったより凍っちゃったな…)』
深海魚の周りだけを狙ったつもりではあったが、恋歌が思ったより凍ってしまった。
ガ「(相変わらず無茶苦茶じゃの…
まぁこの力のおかげで何年もわしらから逃げ続けとるんじゃしな…)」
船の進行の妨げになる氷を他の攻撃で削っている恋歌を見て、ガープは深いため息をついた。
ネ「あの娘…地上では最強と呼ばれる娘だと言っておったな」
ガ「ん?ああ…」
ネ「しらほしを…頼んでもいいんじゃろうか…」
興奮した様子で海兵に止められながらも恋歌に話しかけているしらほしを見て、何かを決意したように視線をガープへ向ける。
ガ「それは恋歌が決める
恋歌は海兵ではないからわしの命令は聞かん」
ネ「…」
ガ「安心せい、恋歌は白ひげの頼みを必ず全うする
それだけは断言できる」
ばりばりとせんべいをかじりながら言うガープにネプチューンは視線を恋歌へと向けゆっくりと近づいていく。
し「お父様?」
音もなく現れ、恋歌を見下ろしているネプチューンに何事かと首を傾げる。
ネ「恋歌、と申したな」
『はい』
ネ「ガープから地上では最強と呼ばれる桜姫であると聞いた
先ほどの不思議な力も見せてもらった
そこで恋歌にお願いがあるんじゃもん」
『なんでしょうか』
ネ「…国王としてではなく…旧友である白ひげの好意を踏みにじる形になるかも知れんが…
地上ではしらほしをわしよりも…一番に守ってほしいんじゃもん」
し「え?」
ぐっ、と頭を下げたネプチューンにしらほしはどういうことかとおろおろしている。
『今回のお父さん…白ひげさんからの依頼は≪リュウグウ王国国王ネプチューン及びその子供たちの護衛≫です
わたしはその依頼は必ず完遂します
地上では安心して過ごしてください
それが依頼主である白ひげさんの望みです
魚人の皆さんの安全はわたしが保証します』
ネ「!!」
地上には天竜人もいて過去にはリュウグウ王国に来た事もあり、女の人魚が奴隷にされているのも知っている。
だからこそしらほしが地上に行くことは危険であるという事もわかっていた。
先ほどの恋歌の不思議な力を見てこれあら天竜人から大事な娘を守ってくれると確信した。
ネ「ありがとう
おぬしと白ひげに心からの感謝を…」
自分も王子たちも戦士。
いざとなれば海の中に逃げればよいが、心優しいしらほしにはおそらく無理だろう。
だが笑って安全を保証してくれた恋歌の言葉に嘘はないとわかり、頭をあげ手を差し出して恋歌の小さな手と握手を交わした。
『はい』
ガープの船に乗り地上へ向けて出港した船の中で幼いころのルフィの話をしらほしに話しており、出会ったころの話もしたため本当の母親ではないということも話した。
あまり驚いた様子はないがなぜか不思議そうな顔をしている。
し「本当のお母様ではなくてもルフィ様のお母様になれるのですか?」
『はい
わたしがルフィを息子だと思い、ルフィがわたしのことを母と認めてくれましたので』
し「ルフィ様と恋歌様は家族の絆で結ばれているのですね!」
きらきらとした目を向けてくれるしらほしのことが本当にいい子であるとわかり、必ず守ると心の中で決意を固めた。
ガ「おぉい、恋歌!!」
しらほしと和やかなムードで話をしていると、下から恋歌を呼ぶ声が聞こえた。
顔を向けてどうかしたのかと首を傾げると、船の外を指さされる。
ガ「乗船賃じゃ」
『…』
船の外を見れば暗闇に行きにもみかけた恐ろしい顔の深海魚がこちらを狙っているのがわかる。
し「まぁ…こんなにたくさん…」
「しらほし様!船の中心へ!」
あまり船の外側にいれば深海魚に突っ込まれた時に怪我をしてしまう。
『乗船賃…ですか』
ガ「お前さんにしたら軽いもんじゃろ」
たしかにこのままではこの船は深海魚に噛みつかれて沈没するだろう。
行きは何とかかいくぐれたものの、帰りも同じようにするのは海軍の体力がもたなさそうだ。
し「恋歌様…」
心配そうな顔を向けてくれるしらほしに大丈夫だと手を振り、しらほしの周りを王子たちが囲って守ってくれているのを確認すると左手だけをシャボンの外につきだし刀を握った。
『【霜天に坐せ 氷輪丸】』
ネ「な、なんじゃ…!?」
ぱきぱきと音をたてながら一瞬にして深海魚が氷漬けになった。
『(海水が地上より冷たいから思ったより凍っちゃったな…)』
深海魚の周りだけを狙ったつもりではあったが、恋歌が思ったより凍ってしまった。
ガ「(相変わらず無茶苦茶じゃの…
まぁこの力のおかげで何年もわしらから逃げ続けとるんじゃしな…)」
船の進行の妨げになる氷を他の攻撃で削っている恋歌を見て、ガープは深いため息をついた。
ネ「あの娘…地上では最強と呼ばれる娘だと言っておったな」
ガ「ん?ああ…」
ネ「しらほしを…頼んでもいいんじゃろうか…」
興奮した様子で海兵に止められながらも恋歌に話しかけているしらほしを見て、何かを決意したように視線をガープへ向ける。
ガ「それは恋歌が決める
恋歌は海兵ではないからわしの命令は聞かん」
ネ「…」
ガ「安心せい、恋歌は白ひげの頼みを必ず全うする
それだけは断言できる」
ばりばりとせんべいをかじりながら言うガープにネプチューンは視線を恋歌へと向けゆっくりと近づいていく。
し「お父様?」
音もなく現れ、恋歌を見下ろしているネプチューンに何事かと首を傾げる。
ネ「恋歌、と申したな」
『はい』
ネ「ガープから地上では最強と呼ばれる桜姫であると聞いた
先ほどの不思議な力も見せてもらった
そこで恋歌にお願いがあるんじゃもん」
『なんでしょうか』
ネ「…国王としてではなく…旧友である白ひげの好意を踏みにじる形になるかも知れんが…
地上ではしらほしをわしよりも…一番に守ってほしいんじゃもん」
し「え?」
ぐっ、と頭を下げたネプチューンにしらほしはどういうことかとおろおろしている。
『今回のお父さん…白ひげさんからの依頼は≪リュウグウ王国国王ネプチューン及びその子供たちの護衛≫です
わたしはその依頼は必ず完遂します
地上では安心して過ごしてください
それが依頼主である白ひげさんの望みです
魚人の皆さんの安全はわたしが保証します』
ネ「!!」
地上には天竜人もいて過去にはリュウグウ王国に来た事もあり、女の人魚が奴隷にされているのも知っている。
だからこそしらほしが地上に行くことは危険であるという事もわかっていた。
先ほどの恋歌の不思議な力を見てこれあら天竜人から大事な娘を守ってくれると確信した。
ネ「ありがとう
おぬしと白ひげに心からの感謝を…」
自分も王子たちも戦士。
いざとなれば海の中に逃げればよいが、心優しいしらほしにはおそらく無理だろう。
だが笑って安全を保証してくれた恋歌の言葉に嘘はないとわかり、頭をあげ手を差し出して恋歌の小さな手と握手を交わした。