世界会議
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エ「え、リュウグウ王国国王の護衛?」
リュウグウ王国に向かう前にエースとマルコに報告に来た。
マ「あー…あそこの国王は親父の旧友だからない
しかも国王の娘も一緒に来るってことは人魚姫だ
天竜人から狙われるだろうからな…」
『はい
たとえ海軍の護衛がついていたとしても天竜人が相手であれば役に立ちません
だからこそ私がいた方が安心なんでしょう』
マ「そうか…
親父に話が終わったらこいつを渡すように言われてたから渡しておく」
マルコがポケットから一枚の白い紙を出して恋歌に渡す。
『ビブルカード?』
マルコから渡されたのはビブルカードの切れ端。
マ「こいつはリュウグウ王国国王ネプチューンのビブルカード
これを頼りにすればリュウグウ王国に着けるだろい」
『ありがとうございます』
エ「コーティング船もなしにどうやって行くんだ?」
『こうやって』
恋歌の全身が光ったかと思うと、一瞬後に恋歌は人魚になっていた。
マ「ああ、そういや恋歌はそういうこともできたんだったない」
エ「今更何が出来ても不思議じゃねぇけどさ…
海底は寒いからな
もうちょっと厚着していけよ」
『わかった』
今上半身はいつもの戦闘服をTシャツ1枚のみに変えた。
だが、海底は陽の光も届かない暗闇。
防寒をしっかりしていかないとたどり着く前に寒さに凍えてしまうかもしれない。
『たぶん海軍の人も向かってるだろうし、途中で見つけたらこっそりついていくことにするよ』
マ「…まぁ恋歌なら大丈夫か」
世界会議に参加するほどの国の国王を護衛するのだから、かなり強い海軍が向かうはず。
その船についていくというのはいささか無謀の様な気もしたが恋歌であれば大丈夫だろうと思えた。
エ「天竜人には気ぃつけろよ」
『うん
じゃあ行ってきます』
エ「おう、気を付けてな
マ「頼んだぞ」
『はい』
エースに言われた通り上着を羽織って、手すりから海に飛び込みリュウグウ王国へ向かった。
マルコから貰ったビブルカードを頼りに海を潜っていく。
『(確かに寒くなってきた…)』
周りが真っ暗になり、見た事もないような凶悪な顔をした海王類が恋歌の周りをうようよ泳いでいる。
『(この世界でも海って地上と海底では全然雰囲気が違うのね)』
綺麗で明るく誰もが憧れる海の地上とは違い、海底は暗くて寒い。
『(あれ?なんか灯りが見える…)』
暗闇であるはずの海底で遠くに小さく灯りが見える。
どう見ても人口の光なので、気になってその光に向かって泳いでいく。
『(あ、あの船って…)』
近くまで寄ると見た事のあるコーティング船が海底に向かって進んでいるのを見つけた。
しばらく考えた後、この船なら大丈夫かとシャボンを突き抜けて、船の中に入った。
『(えっと…)』
目当ての人物を探すためにこっそりと船の中をうろつき始める。
「しっかし遠いのぉ~リュウグウ王国は」
甲板にどっかりと座りながらお茶を飲んでいるこの船の責任者。
部下たちが周りの海王類におびえているのを知らぬ顔で眺めている。
『ガープさん』
「んあ?」
背後から近づき肩を軽く叩くと間の抜けた顔で振り返った。
ガ「恋歌…?」
『こんにちは』
(((え、誰?)))
ぽかんとしながら恋歌の顔をまじまじと見つめるガープに挨拶をすると、本物か確認の為に頭に手を置かれた。
ぐりぐりと撫でまわされ、本当に恋歌が目の前にいるという事を認識できたようだ。
『わたしもリュウグウ王国に行く途中なんです
乗せてもらってもいいですか?』
ガ「そりゃ構わん
好きにくつろいどれ」
(((ええ…ほんと誰…)))
ずずず、とお茶をすすっているガープの横に体育座りで腰掛ける。
『リュウグウ王国の国王たちの護衛ってガープさんなんですか?』
ガ「まぁそういうことじゃな
恋歌は何しにこんなところに来たんじゃ?」
『わたしは…お父さんに依頼されて旧友という人の護衛に来ました
行先には天竜人がいる
何かあった時に海軍の人は動いてくれないかもしれないと思ったんでしょう』
ガープは別として海軍は天竜人には手出ししない。
なるほど、と呟いたガープは近くにいた部下に恋歌の分のお茶と椅子とテーブルを準備するように言いつけた。
ガ「確かにお前さんがおれば安心じゃろう
だが、恋歌もあいつらの恨みを買っとる
あまり無茶はせんことじゃ」
『はい
ガープさんにご迷惑はかけませんよ』
ガ「…リュウグウ王国までもうしばらくかかる
茶でも飲んで話しでも聞かせてくれ」
リュウグウ王国に向かう前にエースとマルコに報告に来た。
マ「あー…あそこの国王は親父の旧友だからない
しかも国王の娘も一緒に来るってことは人魚姫だ
天竜人から狙われるだろうからな…」
『はい
たとえ海軍の護衛がついていたとしても天竜人が相手であれば役に立ちません
だからこそ私がいた方が安心なんでしょう』
マ「そうか…
親父に話が終わったらこいつを渡すように言われてたから渡しておく」
マルコがポケットから一枚の白い紙を出して恋歌に渡す。
『ビブルカード?』
マルコから渡されたのはビブルカードの切れ端。
マ「こいつはリュウグウ王国国王ネプチューンのビブルカード
これを頼りにすればリュウグウ王国に着けるだろい」
『ありがとうございます』
エ「コーティング船もなしにどうやって行くんだ?」
『こうやって』
恋歌の全身が光ったかと思うと、一瞬後に恋歌は人魚になっていた。
マ「ああ、そういや恋歌はそういうこともできたんだったない」
エ「今更何が出来ても不思議じゃねぇけどさ…
海底は寒いからな
もうちょっと厚着していけよ」
『わかった』
今上半身はいつもの戦闘服をTシャツ1枚のみに変えた。
だが、海底は陽の光も届かない暗闇。
防寒をしっかりしていかないとたどり着く前に寒さに凍えてしまうかもしれない。
『たぶん海軍の人も向かってるだろうし、途中で見つけたらこっそりついていくことにするよ』
マ「…まぁ恋歌なら大丈夫か」
世界会議に参加するほどの国の国王を護衛するのだから、かなり強い海軍が向かうはず。
その船についていくというのはいささか無謀の様な気もしたが恋歌であれば大丈夫だろうと思えた。
エ「天竜人には気ぃつけろよ」
『うん
じゃあ行ってきます』
エ「おう、気を付けてな
マ「頼んだぞ」
『はい』
エースに言われた通り上着を羽織って、手すりから海に飛び込みリュウグウ王国へ向かった。
マルコから貰ったビブルカードを頼りに海を潜っていく。
『(確かに寒くなってきた…)』
周りが真っ暗になり、見た事もないような凶悪な顔をした海王類が恋歌の周りをうようよ泳いでいる。
『(この世界でも海って地上と海底では全然雰囲気が違うのね)』
綺麗で明るく誰もが憧れる海の地上とは違い、海底は暗くて寒い。
『(あれ?なんか灯りが見える…)』
暗闇であるはずの海底で遠くに小さく灯りが見える。
どう見ても人口の光なので、気になってその光に向かって泳いでいく。
『(あ、あの船って…)』
近くまで寄ると見た事のあるコーティング船が海底に向かって進んでいるのを見つけた。
しばらく考えた後、この船なら大丈夫かとシャボンを突き抜けて、船の中に入った。
『(えっと…)』
目当ての人物を探すためにこっそりと船の中をうろつき始める。
「しっかし遠いのぉ~リュウグウ王国は」
甲板にどっかりと座りながらお茶を飲んでいるこの船の責任者。
部下たちが周りの海王類におびえているのを知らぬ顔で眺めている。
『ガープさん』
「んあ?」
背後から近づき肩を軽く叩くと間の抜けた顔で振り返った。
ガ「恋歌…?」
『こんにちは』
(((え、誰?)))
ぽかんとしながら恋歌の顔をまじまじと見つめるガープに挨拶をすると、本物か確認の為に頭に手を置かれた。
ぐりぐりと撫でまわされ、本当に恋歌が目の前にいるという事を認識できたようだ。
『わたしもリュウグウ王国に行く途中なんです
乗せてもらってもいいですか?』
ガ「そりゃ構わん
好きにくつろいどれ」
(((ええ…ほんと誰…)))
ずずず、とお茶をすすっているガープの横に体育座りで腰掛ける。
『リュウグウ王国の国王たちの護衛ってガープさんなんですか?』
ガ「まぁそういうことじゃな
恋歌は何しにこんなところに来たんじゃ?」
『わたしは…お父さんに依頼されて旧友という人の護衛に来ました
行先には天竜人がいる
何かあった時に海軍の人は動いてくれないかもしれないと思ったんでしょう』
ガープは別として海軍は天竜人には手出ししない。
なるほど、と呟いたガープは近くにいた部下に恋歌の分のお茶と椅子とテーブルを準備するように言いつけた。
ガ「確かにお前さんがおれば安心じゃろう
だが、恋歌もあいつらの恨みを買っとる
あまり無茶はせんことじゃ」
『はい
ガープさんにご迷惑はかけませんよ』
ガ「…リュウグウ王国までもうしばらくかかる
茶でも飲んで話しでも聞かせてくれ」