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エ「ほら 恋歌、今日は疲れたろ
俺が洗ってやるよ」
『う、うん』
椅子を出されてそこに腰掛けた恋歌はどきどきしながらバスタオルから手を離せないでいる。
エ「恋歌、手離して」
『ひゃ、っ…///』
耳元で囁くように言われびくりと身体を震わせた。
エ「な?」
胸元を抑えている恋歌の手を解いて、バスタオルを外す。
『あ、あんまり見ないで…///』
胸を隠すようにしている恋歌をじーっと見てから、手で石鹸を泡立たせた。
エ「よーし頭から洗うぞー
目閉じとけよ」
『うん』
わしゃわしゃとマッサージをしながら洗ってくれ、力加減も絶妙で気持ち良くなってくる。
エ「痛かったら言えよ」
『大丈夫』
恋歌の腰まである長い髪を洗い、洗い流してやる。
エ「恋歌の髪は昔からさらさらだよなー」
『そ、そうかな』
トリートメントまで終わった恋歌の髪を撫でながら毛先をくるくるして遊んでいる。
エ「髪くくれるか?」
『うん』
ヘアゴムで髪をまとめるのに胸から手を離さないといけないためエースの視線に気をつけながら素早く髪をまとめた。
エ「じゃあ次身体いくぞー」
スポンジで石鹸を泡立てて、背中から洗っていく。
エ「(背中ちいせぇな…)」
改めてみると華奢な背中に今日苦手な敵に立ち向かわせてしまった事を後悔した。
いつも守ってくれる恋歌がたった一つ苦手としている蛇からぐらいは守ってやりたいと思っていたのに今回守れず恋歌に敵を倒させてしまった。
エ「今日もありがとな
今度は…ちゃんと守るから」
『…?
どうしたの?』
小さな背中を抱き締めるように腕を回してきたエースの顔を見ようとするが振り返る事が出来ない。
エ「ごめんな
恋歌は苦手な敵にまで向かって行かなくてもいいんだ
俺たちにも恋歌を守らせてほしい
怖くてどうしようもない時は逃げてくれ」
『…今日さ、今まで見た事もない蛇が急に目の前に現れて何も考えられなくなった
ニーナがわたしを守ってくたのにわたしがいつも通りに動けなかったからニーナも近くにいた人も怪我をした
それで思ったの
わたしがすぐに動けば苦手な蛇も倒せるし誰も怪我をしないって気が付いたの』
エ「まぁ…そりゃそうだけどよ…」
『エースが助けに来てくれた時も…ちょっと怖かったのもあったから、エースに傍にいて欲しかった
なのにまだ敵が倒せてなかったからエースが傍にいてくれなかった
それが…嫌で…
それもわたしが怖いのを我慢してすぐに敵を倒せば終わった後に傍にいてもらえると思ったの』
エ「(え、なんだそれ…
かわいすぎか)」
恋歌はエースに傍にいて欲しかったのに、敵のせいで自分の傍を離れられたのが嫌だったらしい。
たしかに少し様子はおかしかったが、ぶつぶつとそんなような事も言っていた気がする。
『だからね、わたしは怖くてもちゃんと戦う
守ってくれるって言ってくれたのはすごくうれしい
でも、また今日みたいな敵が現れたら…傍にいて欲しい
それだけでわたしはちゃんと戦えるから』
本来蛇は視界にも入れたくない相手。
その相手と今後もし戦うような事があればまた思考が停止してしまう可能性がある。
だが今回思考を停止してしまった為、ニーナが怪我をした。
もう二度とそんな事はない様にしたい。
エ「わかった
傍にいるようにする
けど、どうしても逃げたくなったら逃げていいんだからな?
それだけは覚えておいてくれ」
『うん、ありがとう』
俺が洗ってやるよ」
『う、うん』
椅子を出されてそこに腰掛けた恋歌はどきどきしながらバスタオルから手を離せないでいる。
エ「恋歌、手離して」
『ひゃ、っ…///』
耳元で囁くように言われびくりと身体を震わせた。
エ「な?」
胸元を抑えている恋歌の手を解いて、バスタオルを外す。
『あ、あんまり見ないで…///』
胸を隠すようにしている恋歌をじーっと見てから、手で石鹸を泡立たせた。
エ「よーし頭から洗うぞー
目閉じとけよ」
『うん』
わしゃわしゃとマッサージをしながら洗ってくれ、力加減も絶妙で気持ち良くなってくる。
エ「痛かったら言えよ」
『大丈夫』
恋歌の腰まである長い髪を洗い、洗い流してやる。
エ「恋歌の髪は昔からさらさらだよなー」
『そ、そうかな』
トリートメントまで終わった恋歌の髪を撫でながら毛先をくるくるして遊んでいる。
エ「髪くくれるか?」
『うん』
ヘアゴムで髪をまとめるのに胸から手を離さないといけないためエースの視線に気をつけながら素早く髪をまとめた。
エ「じゃあ次身体いくぞー」
スポンジで石鹸を泡立てて、背中から洗っていく。
エ「(背中ちいせぇな…)」
改めてみると華奢な背中に今日苦手な敵に立ち向かわせてしまった事を後悔した。
いつも守ってくれる恋歌がたった一つ苦手としている蛇からぐらいは守ってやりたいと思っていたのに今回守れず恋歌に敵を倒させてしまった。
エ「今日もありがとな
今度は…ちゃんと守るから」
『…?
どうしたの?』
小さな背中を抱き締めるように腕を回してきたエースの顔を見ようとするが振り返る事が出来ない。
エ「ごめんな
恋歌は苦手な敵にまで向かって行かなくてもいいんだ
俺たちにも恋歌を守らせてほしい
怖くてどうしようもない時は逃げてくれ」
『…今日さ、今まで見た事もない蛇が急に目の前に現れて何も考えられなくなった
ニーナがわたしを守ってくたのにわたしがいつも通りに動けなかったからニーナも近くにいた人も怪我をした
それで思ったの
わたしがすぐに動けば苦手な蛇も倒せるし誰も怪我をしないって気が付いたの』
エ「まぁ…そりゃそうだけどよ…」
『エースが助けに来てくれた時も…ちょっと怖かったのもあったから、エースに傍にいて欲しかった
なのにまだ敵が倒せてなかったからエースが傍にいてくれなかった
それが…嫌で…
それもわたしが怖いのを我慢してすぐに敵を倒せば終わった後に傍にいてもらえると思ったの』
エ「(え、なんだそれ…
かわいすぎか)」
恋歌はエースに傍にいて欲しかったのに、敵のせいで自分の傍を離れられたのが嫌だったらしい。
たしかに少し様子はおかしかったが、ぶつぶつとそんなような事も言っていた気がする。
『だからね、わたしは怖くてもちゃんと戦う
守ってくれるって言ってくれたのはすごくうれしい
でも、また今日みたいな敵が現れたら…傍にいて欲しい
それだけでわたしはちゃんと戦えるから』
本来蛇は視界にも入れたくない相手。
その相手と今後もし戦うような事があればまた思考が停止してしまう可能性がある。
だが今回思考を停止してしまった為、ニーナが怪我をした。
もう二度とそんな事はない様にしたい。
エ「わかった
傍にいるようにする
けど、どうしても逃げたくなったら逃げていいんだからな?
それだけは覚えておいてくれ」
『うん、ありがとう』