温泉
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ぐっ、と右手に力を入れてもともと温泉だった水を刃に変えてセルパラに放つ。
セ「は!その程度効くかよ!」
尻尾で刃の側面を叩かれ、水しぶきが舞う。
ニ「能力者ならこれはどう?」
全ての水をセルパラの身体を覆うように集めた。
ニ「(能力者ならこれで力が抜けるはず)
全員で攻撃を
後ろの人たちに被害がいかないように気をつけて」
戦える者たちに声をかけ、ニーナは恋歌のもとへ。
ニ「大丈夫ですか?」
『うん…
ちょっと…びっくりしただけ…』
ニ「苦手なのは仕方ありません
逃げられないのなら恋歌もあそこに…!!」
恋歌も安全な場所にいた方が安心できると、恋歌が出した神の道化のもとへ行かせようとした。
その直後、恋歌とニーナの横に一人の女が飛ばされてきた。
セ「くそっ、いつもより力がでねぇ…」
ニ「やっぱり全身を包まないとだめか」
飛ばされたのは攻撃に出てくれた白ひげとは別の女海賊。
身体の半分以上は水に包まれているが、暴れて女を弾き飛ばしたようだ。
「ったく、ふざけてるわね
こんな女湯に堂々と入ってきて暴れるなんて」
飛ばされてきた女は傷だらけではあるが、かなり丈夫だったようですぐに立ち上がった。
「あんたさっきからずっとその子守ってるけど戦えないの?」
ニ「いや、そんなことはないけど…」
ア「よそ見とはなめられたもんだなぁ!!」
ニ「ちっ…」
「ちょっ…!!」
アンフィが隙をみて覇気をまとわせた弾丸を飛ばされた女に向かって打った。
それをニーナが女を押し倒して庇った。
「な、なんで庇って…」
ニ「身体が勝手に動いたんだからしょうがないでしょ」
覇気をまとった弾丸はニーナの腕を少し掠めたため、血が出ている。
ア「おいおい、邪魔すんなよな
ALIVE指定のお前にはできるだけ傷を作りたくねぇんだからよ」
ニ「……恋歌、わたしがやつを引きつけます
その間に…
……?」
『ニーナ…
血が…でてる…』
ニ「え?
あ、大丈夫ですよ
かすり傷です」
おそるおそる触れるか触れないかぐらいで手を出してきた恋歌にニーナはどうかしたのかと首を傾げる。
『わたしが…わたしが…戦わないから…』
ニ「違います!
本当になんともないですから、ね?」
様子がおかしいことに気づいたニーナは恋歌をなだめるように身振りで大丈夫ということを伝える。
ニ「(あ、これやばいかも)」
『ずっと…考えてた
わたし無条件に蛇が苦手だった
大きさも種類も関係なく
それはなんでだろうって…
蛇なんか簡単に逃げられるし倒せる
それでも苦手なのは…』
『気持ち悪いから…なんだよ』
ニ「え…」
気持ちはわからなくもないが相手はたかが蛇。
世界最強と名高い恋歌が恐れる敵ではないことは誰でもわかる。
それでも苦手なのはなにか事情があるからだと思っていた。
だが、実際は気持ち悪いだけ。
『そうだよ…
自分で倒したらすぐにいなくなるんじゃない…』
ニ「あのー…恋歌?」
ア「なにを揉めてるか知らないが、海の麗人以外は多少怪我をさせてもいいってことを忘れるなよ!!」
今度は狙いを恋歌に定め、弾丸を打ち込んでくる。
ニ「恋歌…!」
『【三天結盾】』
守るために前に出ようとしたが、それより一瞬早く盾が恋歌の前に現れた。
ア「…は?」
『ニーナに…怪我をさせましたね…』
「「「!?」」」
俯いた恋歌から発せられる威圧感にその場にいた者たちは足が震えた。
ア「もっ、もともと奴隷だったのが元に戻るだけだろうが!!」
『奴隷奴隷と一体誰の娘を奴隷にしようとしてるんですか?』
ア「なん、なんなんだお前!!」
高額賞金首のリストでも見たことのない顔。
それでも経験上やばいということはわかる。
『あなた方に名乗る名などありません
もうそんなに…時間はかかりませんから』
セ「は!その程度効くかよ!」
尻尾で刃の側面を叩かれ、水しぶきが舞う。
ニ「能力者ならこれはどう?」
全ての水をセルパラの身体を覆うように集めた。
ニ「(能力者ならこれで力が抜けるはず)
全員で攻撃を
後ろの人たちに被害がいかないように気をつけて」
戦える者たちに声をかけ、ニーナは恋歌のもとへ。
ニ「大丈夫ですか?」
『うん…
ちょっと…びっくりしただけ…』
ニ「苦手なのは仕方ありません
逃げられないのなら恋歌もあそこに…!!」
恋歌も安全な場所にいた方が安心できると、恋歌が出した神の道化のもとへ行かせようとした。
その直後、恋歌とニーナの横に一人の女が飛ばされてきた。
セ「くそっ、いつもより力がでねぇ…」
ニ「やっぱり全身を包まないとだめか」
飛ばされたのは攻撃に出てくれた白ひげとは別の女海賊。
身体の半分以上は水に包まれているが、暴れて女を弾き飛ばしたようだ。
「ったく、ふざけてるわね
こんな女湯に堂々と入ってきて暴れるなんて」
飛ばされてきた女は傷だらけではあるが、かなり丈夫だったようですぐに立ち上がった。
「あんたさっきからずっとその子守ってるけど戦えないの?」
ニ「いや、そんなことはないけど…」
ア「よそ見とはなめられたもんだなぁ!!」
ニ「ちっ…」
「ちょっ…!!」
アンフィが隙をみて覇気をまとわせた弾丸を飛ばされた女に向かって打った。
それをニーナが女を押し倒して庇った。
「な、なんで庇って…」
ニ「身体が勝手に動いたんだからしょうがないでしょ」
覇気をまとった弾丸はニーナの腕を少し掠めたため、血が出ている。
ア「おいおい、邪魔すんなよな
ALIVE指定のお前にはできるだけ傷を作りたくねぇんだからよ」
ニ「……恋歌、わたしがやつを引きつけます
その間に…
……?」
『ニーナ…
血が…でてる…』
ニ「え?
あ、大丈夫ですよ
かすり傷です」
おそるおそる触れるか触れないかぐらいで手を出してきた恋歌にニーナはどうかしたのかと首を傾げる。
『わたしが…わたしが…戦わないから…』
ニ「違います!
本当になんともないですから、ね?」
様子がおかしいことに気づいたニーナは恋歌をなだめるように身振りで大丈夫ということを伝える。
ニ「(あ、これやばいかも)」
『ずっと…考えてた
わたし無条件に蛇が苦手だった
大きさも種類も関係なく
それはなんでだろうって…
蛇なんか簡単に逃げられるし倒せる
それでも苦手なのは…』
『気持ち悪いから…なんだよ』
ニ「え…」
気持ちはわからなくもないが相手はたかが蛇。
世界最強と名高い恋歌が恐れる敵ではないことは誰でもわかる。
それでも苦手なのはなにか事情があるからだと思っていた。
だが、実際は気持ち悪いだけ。
『そうだよ…
自分で倒したらすぐにいなくなるんじゃない…』
ニ「あのー…恋歌?」
ア「なにを揉めてるか知らないが、海の麗人以外は多少怪我をさせてもいいってことを忘れるなよ!!」
今度は狙いを恋歌に定め、弾丸を打ち込んでくる。
ニ「恋歌…!」
『【三天結盾】』
守るために前に出ようとしたが、それより一瞬早く盾が恋歌の前に現れた。
ア「…は?」
『ニーナに…怪我をさせましたね…』
「「「!?」」」
俯いた恋歌から発せられる威圧感にその場にいた者たちは足が震えた。
ア「もっ、もともと奴隷だったのが元に戻るだけだろうが!!」
『奴隷奴隷と一体誰の娘を奴隷にしようとしてるんですか?』
ア「なん、なんなんだお前!!」
高額賞金首のリストでも見たことのない顔。
それでも経験上やばいということはわかる。
『あなた方に名乗る名などありません
もうそんなに…時間はかかりませんから』