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脱衣所で乾いたバスタオルを身体に巻いて、髪を乾かすためにいくつも並んだ洗面台の前の椅子に腰を下ろす。
『なんか…肌がすべすべになった気がする…』
風呂上りの自分の肌を改めて見てみると、いつもより肌の調子が良い。
ニ「たしかに…」
ニーナも同じことを思っていたようで自分の肌に触れて違いを確かめている。
レ「そりゃそうよ
ここは新世界でも有名な島なの
今入ってた温泉は特別肌にいい効能があるけど、他の温泉も肌にいいのよ
男連中もここに来たら肌すべすべになって帰ってくるんだから」
『へぇー、それは人気になりますね』
レ「でしょ
あ、これ使っていいわよ」
とん、と目の前に置かれた化粧水はここの温泉の成分と合うように配合されているらしく、温泉に入ったあと使用するといつもより浸透力が上がるとのことだった。
『女の人はここから離れられなくなりそうですね』
レ「まぁねー
わたしも毎日入りたいぐらいだし」
有り難く化粧水を借り、身体にも塗るといいと言われ全身に使わせてもらった。
『ありがとうございました
…?』
レ「え?なに?」
レイラに化粧水を手渡した直後、小さな揺れが起こり脱衣所の吊るされた電気が少し揺れている。
ニ「地震…にしては長いですね」
『うん…
これは…地下を何かが動いてる…』
長時間の地震に小さな子どもたちは泣き出し、親たちは子どもたちを落下物から守るために抱きしめている。
場所は今は少し距離があるが気配的にはなにかが地面を破壊しながらこちらに向かっているのがわかった。
『レイラさん
みなさんを一ヶ所に集めてもらえますか?
ナースのみなさんもそこにいてください』
レ「わかったわ」
レイラは近くにいるナースに声をかけ、一般人も含め脱衣所の中にいる者、まだ湯船に浸かっている者に声をかける。
『【イノセンス発動】』
神の道化(クラウンクラウン)を発動し、ナースたちが人を集めている一角を守るように包み込む。
『そこから出ないでくださいね』
長時間の地震に不安を感じている者が多く、すぐに恋歌と同じ温泉にいた者たちは一ヶ所に集めることができた。
たまたま観光に来ていた白ひげ以外の海賊の女クルーは何かあったときのために一緒にイノセンスの外にいてくれることになった。
ニ「まだおさまりませんね…」
最初の揺れを感じてから約10分。
全く地震はおさまる気配はない。
『けど、近づいてきてる』
ニ「はい
今のうちに服を着ておきましょう
ここの人たちはとりあえずは大丈夫でしょうし」
今戦闘態勢に入ってはいるが、恋歌もニーナもまずは避難を優先したためバスタオルを身体に巻いているだけ。
このままでは何かあったときに戦えない。
避難してもらっている者たちは裸同然のままなので申し訳ないとは思うが、緊急事態の為仕方がない。
『そうだね
お父さんたちの方も心配だし』
本来の護衛対象である白ひげたちは無事なのだろうか。
マルコが側にいるのであまり心配はしていないが、先ほどから戦闘音も聞こえている。
服を置いてある場所まで移動しようと足を動かした直後。
何か大きなものが風呂場の屋根を突き破り、砂埃が舞う。
『え…?』
相手の姿を見た瞬間、恋歌は石のように固まった。
恋歌たちのいる風呂場に何かが落ちてくる数分前。
エ「……こりゃやべぇな」
サボ「ああ…」
地震の少しあと一番最初に襲われたのはエースたちがいた風呂場だった。
二番隊の隊員が数名と他の白ひげクルー、白ひげ以外の海賊のクルーもいるので戦力的には申し分ない。
それじゃあなにがやばいのか。
エ「ここで仕留めねぇとな」
サボ「わかってるって
こんなの母さんに見せられない」
2人の目の前にいるのは白ひげよりも大きな蛇。
悪魔の実の能力だというのはわかるが、これを蛇が苦手な恋歌に見せるわけにはいかない。
恋歌に見られる前に倒そうと意気込んだはいいが、それが裏目に出てしまい隊長格二人が全力で攻撃をしてしまった。
「「あ…」」
気づいたときにはもう遅く、それも運悪く恋歌たちのいる風呂場に殴り飛ばしてしまった。
『なんか…肌がすべすべになった気がする…』
風呂上りの自分の肌を改めて見てみると、いつもより肌の調子が良い。
ニ「たしかに…」
ニーナも同じことを思っていたようで自分の肌に触れて違いを確かめている。
レ「そりゃそうよ
ここは新世界でも有名な島なの
今入ってた温泉は特別肌にいい効能があるけど、他の温泉も肌にいいのよ
男連中もここに来たら肌すべすべになって帰ってくるんだから」
『へぇー、それは人気になりますね』
レ「でしょ
あ、これ使っていいわよ」
とん、と目の前に置かれた化粧水はここの温泉の成分と合うように配合されているらしく、温泉に入ったあと使用するといつもより浸透力が上がるとのことだった。
『女の人はここから離れられなくなりそうですね』
レ「まぁねー
わたしも毎日入りたいぐらいだし」
有り難く化粧水を借り、身体にも塗るといいと言われ全身に使わせてもらった。
『ありがとうございました
…?』
レ「え?なに?」
レイラに化粧水を手渡した直後、小さな揺れが起こり脱衣所の吊るされた電気が少し揺れている。
ニ「地震…にしては長いですね」
『うん…
これは…地下を何かが動いてる…』
長時間の地震に小さな子どもたちは泣き出し、親たちは子どもたちを落下物から守るために抱きしめている。
場所は今は少し距離があるが気配的にはなにかが地面を破壊しながらこちらに向かっているのがわかった。
『レイラさん
みなさんを一ヶ所に集めてもらえますか?
ナースのみなさんもそこにいてください』
レ「わかったわ」
レイラは近くにいるナースに声をかけ、一般人も含め脱衣所の中にいる者、まだ湯船に浸かっている者に声をかける。
『【イノセンス発動】』
神の道化(クラウンクラウン)を発動し、ナースたちが人を集めている一角を守るように包み込む。
『そこから出ないでくださいね』
長時間の地震に不安を感じている者が多く、すぐに恋歌と同じ温泉にいた者たちは一ヶ所に集めることができた。
たまたま観光に来ていた白ひげ以外の海賊の女クルーは何かあったときのために一緒にイノセンスの外にいてくれることになった。
ニ「まだおさまりませんね…」
最初の揺れを感じてから約10分。
全く地震はおさまる気配はない。
『けど、近づいてきてる』
ニ「はい
今のうちに服を着ておきましょう
ここの人たちはとりあえずは大丈夫でしょうし」
今戦闘態勢に入ってはいるが、恋歌もニーナもまずは避難を優先したためバスタオルを身体に巻いているだけ。
このままでは何かあったときに戦えない。
避難してもらっている者たちは裸同然のままなので申し訳ないとは思うが、緊急事態の為仕方がない。
『そうだね
お父さんたちの方も心配だし』
本来の護衛対象である白ひげたちは無事なのだろうか。
マルコが側にいるのであまり心配はしていないが、先ほどから戦闘音も聞こえている。
服を置いてある場所まで移動しようと足を動かした直後。
何か大きなものが風呂場の屋根を突き破り、砂埃が舞う。
『え…?』
相手の姿を見た瞬間、恋歌は石のように固まった。
恋歌たちのいる風呂場に何かが落ちてくる数分前。
エ「……こりゃやべぇな」
サボ「ああ…」
地震の少しあと一番最初に襲われたのはエースたちがいた風呂場だった。
二番隊の隊員が数名と他の白ひげクルー、白ひげ以外の海賊のクルーもいるので戦力的には申し分ない。
それじゃあなにがやばいのか。
エ「ここで仕留めねぇとな」
サボ「わかってるって
こんなの母さんに見せられない」
2人の目の前にいるのは白ひげよりも大きな蛇。
悪魔の実の能力だというのはわかるが、これを蛇が苦手な恋歌に見せるわけにはいかない。
恋歌に見られる前に倒そうと意気込んだはいいが、それが裏目に出てしまい隊長格二人が全力で攻撃をしてしまった。
「「あ…」」
気づいたときにはもう遅く、それも運悪く恋歌たちのいる風呂場に殴り飛ばしてしまった。