ロ「そんなの嘘！

だって歳が合わない！」

サボ「血は繋がってない

それにその人は育ての親だ

でも確かに俺たちの母さんなんだ」

イ「わかったろ？

お前さんじゃ姫さんには勝てない

エースも姫さんを選んだ、というより最初からだけどな」

ローラは頭が混乱しているようで銃口を恋歌に向けた。

ロ「でもそいつが死ねばエース隊長だって私を選んでくれる！」

今までは殺していけないといるルールで急所を外していたが恋歌の頭に向けて銃弾を撃った。

『【三天結舜】』

しかし恋歌の前にオレンジの盾ができ、銃弾は届かない。

『あなたの命など要りませんけどそっちがその気なら遠慮はしませんよ？』

ロ「私に手を出したら白ひげ海賊団が黙ってないわ！

ひとりでこの海賊団を相手にするつもり!?」

白「グラララララ！

ローラよ、ばか言っちゃいけねぇ

俺たちは恋歌と戦争はしねぇ」

ロ「どう…して？」

白「惨敗するからに決まってるからだろうが」

威張って言う白ひげに船員は唖然とする。

世界最強と言われている白ひげが惨敗するとまで言うほどの恋歌。

『私も白ひげ海賊団とは戦争はしません

傷つけられない人がいますからね

私が負けそうです』

白「まぁこいつは敵に回すと一番厄介な相手だ

負けを認めとけ」

ロ「嫌よ！

だってその話が本当で母親ならエース隊長とは親子！

そんなこと…！」

エ「ローラ

俺は恋歌が好きなんだ

母親としてじゃなく、一人の女としてな」

ロ「でもそんなやつ側においても守らなきゃいけないなんて足手まといよ！」

エ「戦ってみてわかっただろ

恋歌は弱くない

それに俺は恋歌が弱かったとしても守るさ

だからさ、もう止めとけ…『それはだめよ』？」

勝敗の見えた戦いをエースは止めようとしたが恋歌はそれを拒否した。

『勝負はどちらかが気絶するまで

そうですよね？』

白「ああ、そうだ」

エ「でもよ！」

『勝敗の結果ははっきりしとかないといけないの


エースは渡さないし、ニーナへの侮辱もきっちり謝ってもらうわ』

ニ「恋歌…知ってたんですか…」

『まぁね

だから私は勝たなきゃいけないの』

エ「恋歌…」

白「止めてやるな

あいつはお前を渡さないためとニーナの侮辱に怒ってる

男なら愛してる女の戦いを黙って見届けろ」

エ「……わかった…」