vs美女?
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だらだらと流れる冷や汗を拭うことすらできないベラドンナは、なにか逆転できる方法はないかと考える。
だが、考える暇すらないほど島の崩壊は始まっている。
いつの間にか海軍も安全のために撤退を始めている上に、ルフィたちはバリアで守られている。
ベ「(……あまりやりたくないけど仕方ない…)」
現状では敵わないと悟ったベラドンナは余裕そうにしている恋歌を睨みつけた。
ベ「あんたがこの島に来なければこんなことしなくて済んだ
償いはしっかりしてもらうからね」
『??
あれ?』
言われている意味がわからない恋歌は首を傾げたが、周りの靄が晴れていき慣れてきていた匂いも消えていくことに気づいた。
『力…戻ってきてる』
靄が晴れたということは力を吸われなくなったということ。
急に楽になった恋歌は力の出し過ぎを抑えるために慌てて発動していたものを全て解いた。
どういうつもりなのかとベラドンナの様子を見ると、ものすごく嫌そうな顔をしていた。
ベ「あたしはさ…こんなに美人なのに……
……男なんだよね」
『えっ、あ…、そ、そうなんですね』
何か重大なことを打ち明けるかのように言われた言葉は返答に困るものだった。
一応当たり障りのない回答をすると、大きなため息をつかれた。
ベ「信じられる?このあたしが実は男だなんて」
『えっ、と…』
ベ「あんたみたいなちんちくりんにはわかんないでしょうね
美しく生まれながら女として生きることができないなんて」
『……はぁ
…!!?』
なんの話を聞かされているのか疑問に思っていると先程とは違う違和感に気づいた。
ベラドンナの力が肌でびりびりと感じ取れるほどに膨らんでいる。
その違和感に気づいた直後、この場所から離れようとしていた海軍が次々に倒れていくのが遠目でもわかった。
『(まさか…!)』
倒れていく海軍を見て慌てて後ろを…ルフィたちがいる場所を見るとバリアが解け、全員が膝をついていた。
ル「ち、力が入らねぇ…」
ベ「本来この靄は同じ性別の人間から力を奪う方が力が発揮される
認めたくなかった
このあたしが男だなんて
でも…」
『(力を集める相手を男女逆転したわけね…)』
ベ「あんたを倒すためなら男にだって戻ってやるわ!」
力を奪う対象を男に切り替えた為、先程まで見えていた靄が恋歌には見えない。
肌で感じ取れる範囲では先程とは比べ物にならないほどの力を全身に纏っているのがわかる。
だが、
『それでも…あなたはわたしに勝てませんよ』
恋歌はそれがどうしたといわんばかりの笑み。
ベ「この島には麦わら!海賊狩り!黒足!死の外科医!海軍大将!その他にもこの島には強い奴はごまんといる!
そいつらの力を集めたあたしにあんた1人が勝てるわけないだろ!」
『確かに今ここにいる人たちは強い人ばかりです
けどそれはその人がその力を発揮するからこそ強い
あなたのように力だけを集めたところでわたしには勝てません』
悪魔の実の力も、三刀流の力も、足技も、全部その人が極めたからこそ強い。
寄せ集めの力で勝てるほど恋歌は弱くない。
『今日はルフィの見たことのない力で倒すって約束なんで…
【縛道の九十九 第二番 卍禁
初曲 止繃(しりゅう)】』
ベ「!?」
だが、考える暇すらないほど島の崩壊は始まっている。
いつの間にか海軍も安全のために撤退を始めている上に、ルフィたちはバリアで守られている。
ベ「(……あまりやりたくないけど仕方ない…)」
現状では敵わないと悟ったベラドンナは余裕そうにしている恋歌を睨みつけた。
ベ「あんたがこの島に来なければこんなことしなくて済んだ
償いはしっかりしてもらうからね」
『??
あれ?』
言われている意味がわからない恋歌は首を傾げたが、周りの靄が晴れていき慣れてきていた匂いも消えていくことに気づいた。
『力…戻ってきてる』
靄が晴れたということは力を吸われなくなったということ。
急に楽になった恋歌は力の出し過ぎを抑えるために慌てて発動していたものを全て解いた。
どういうつもりなのかとベラドンナの様子を見ると、ものすごく嫌そうな顔をしていた。
ベ「あたしはさ…こんなに美人なのに……
……男なんだよね」
『えっ、あ…、そ、そうなんですね』
何か重大なことを打ち明けるかのように言われた言葉は返答に困るものだった。
一応当たり障りのない回答をすると、大きなため息をつかれた。
ベ「信じられる?このあたしが実は男だなんて」
『えっ、と…』
ベ「あんたみたいなちんちくりんにはわかんないでしょうね
美しく生まれながら女として生きることができないなんて」
『……はぁ
…!!?』
なんの話を聞かされているのか疑問に思っていると先程とは違う違和感に気づいた。
ベラドンナの力が肌でびりびりと感じ取れるほどに膨らんでいる。
その違和感に気づいた直後、この場所から離れようとしていた海軍が次々に倒れていくのが遠目でもわかった。
『(まさか…!)』
倒れていく海軍を見て慌てて後ろを…ルフィたちがいる場所を見るとバリアが解け、全員が膝をついていた。
ル「ち、力が入らねぇ…」
ベ「本来この靄は同じ性別の人間から力を奪う方が力が発揮される
認めたくなかった
このあたしが男だなんて
でも…」
『(力を集める相手を男女逆転したわけね…)』
ベ「あんたを倒すためなら男にだって戻ってやるわ!」
力を奪う対象を男に切り替えた為、先程まで見えていた靄が恋歌には見えない。
肌で感じ取れる範囲では先程とは比べ物にならないほどの力を全身に纏っているのがわかる。
だが、
『それでも…あなたはわたしに勝てませんよ』
恋歌はそれがどうしたといわんばかりの笑み。
ベ「この島には麦わら!海賊狩り!黒足!死の外科医!海軍大将!その他にもこの島には強い奴はごまんといる!
そいつらの力を集めたあたしにあんた1人が勝てるわけないだろ!」
『確かに今ここにいる人たちは強い人ばかりです
けどそれはその人がその力を発揮するからこそ強い
あなたのように力だけを集めたところでわたしには勝てません』
悪魔の実の力も、三刀流の力も、足技も、全部その人が極めたからこそ強い。
寄せ集めの力で勝てるほど恋歌は弱くない。
『今日はルフィの見たことのない力で倒すって約束なんで…
【縛道の九十九 第二番 卍禁
初曲 止繃(しりゅう)】』
ベ「!?」