vs美女?
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目の前で海軍が戦っている様子をじっと見つめて、なにかベラドンナを倒す方法はないかを探る。
『あれ?』
1つ違和感に気づいた恋歌は何かを確かめるように空を見上げる。
ル「どうしたんだ?」
『この島の靄、最初来た時は上の方が濃かったの
少しの差だったけどね
けど今は上が薄くて下が濃い…』
よく見ないとわからない程だが、靄の濃さに若干の差がある。
海軍と戦っているベラドンナをしばらくじっと見つめた後、自分の足元を確認した。
『そういうことか』
一人で納得した雰囲気を出す恋歌に、どういうことなのか教えてもらおうと全員の視線が向けられる。
『ベラドンナは普段あの部屋にいた女の人たちから力を吸収して、部屋の中にあった珠を媒介にして周りの靄と一緒に力を出していた
けど、あの部屋から女の人がいなくなった以上どこからか力をもらわないとあの力は出せない
だから今まで溜めてた靄を自分の周りに集めて力を出してる』
ゾ「じゃあ下の方の靄が濃くなってるってのはあいつが自分の周りに力を集めてるってことか」
『うん
でもそれだとこの人数と戦力差ならすぐに靄はなくなる
それがなくならないのはなんでだと思う?』
サ「………あの部屋以外にも同じような場所があるってことか?」
『その通り
それが“ここ”』
サンジの答えに笑った恋歌は足で地面をぽんぽん、と踏む。
ル「地面?」
『うん、つまり私が…ううん、女の人がこの島で力を10分の1しか使えない理由
それはこの島が地面から力を奪い取っていくから』
「「「!!」」」
『変だと思ってたんだよ
いくら新世界に変な島が多いとはいえ、ここまでベラドンナの能力に都合のいい島があるのかって』
ロー「力が供給され続けてるカラクリはわかった
だが、どんどん力が強くなっていってる理由や、全く靄が減らねぇ原因はなんだ」
『……ものすごく…言いにくいんだけど…
わたしの所為だと思う』
申し訳なさそうに笑う恋歌に、原因がわからない男たちは顔を見合わせる。
ル「母ちゃんの所為って…なんでだ?」
『わたしさ…あー、自分で言うのもなんだけど強い…んだよね』
ル「それは昔から知ってる」
何を今更と首を傾げる。
『でさ…この島で力が使いにくいってことはわたしの力もベラドンナの能力の糧になってるわけで…』
その恋歌の言葉を聞いて恋歌が申し訳なさそうにした理由がわかった。
世界最強と言われる恋歌の力を、本気ではないとはいえ10分の9も奪っている。
それはベラドンナからすれば予想外ではあったが、その力のおかげで大将や中将、そしてルフィたちとも戦えている。
『下の靄が濃くなってきたのもわたしから奪う力が増えたから
さっき攻撃力増加の魔法使っちゃったしね』
バ「(結局恋歌さんは何者なんだべ…)」
『手っ取り早いのはわたしがこの島から出て、この靄がなくなるまでルフィたちに戦ってもらうことだけど…』
恋歌からの力の供給がなくなればそのうち靄はなくなる。
それをベラドンナが気づいているのかは別としてそれが一番手っ取り早いのは確か。
ル「俺たちはそれでもいいぞ
仲間攫われた借りもある」
『うん、けど今回はわたしが行ってもいい?
退屈はさせないから』
ルフィが戦いたいのはわかる。
しかし恋歌も今回は少しだけだが譲れないものがある。
まだルフィに見せたことのない力で倒すという条件を出せば、目をきらきらさせて譲ってくれた。
『あれ?』
1つ違和感に気づいた恋歌は何かを確かめるように空を見上げる。
ル「どうしたんだ?」
『この島の靄、最初来た時は上の方が濃かったの
少しの差だったけどね
けど今は上が薄くて下が濃い…』
よく見ないとわからない程だが、靄の濃さに若干の差がある。
海軍と戦っているベラドンナをしばらくじっと見つめた後、自分の足元を確認した。
『そういうことか』
一人で納得した雰囲気を出す恋歌に、どういうことなのか教えてもらおうと全員の視線が向けられる。
『ベラドンナは普段あの部屋にいた女の人たちから力を吸収して、部屋の中にあった珠を媒介にして周りの靄と一緒に力を出していた
けど、あの部屋から女の人がいなくなった以上どこからか力をもらわないとあの力は出せない
だから今まで溜めてた靄を自分の周りに集めて力を出してる』
ゾ「じゃあ下の方の靄が濃くなってるってのはあいつが自分の周りに力を集めてるってことか」
『うん
でもそれだとこの人数と戦力差ならすぐに靄はなくなる
それがなくならないのはなんでだと思う?』
サ「………あの部屋以外にも同じような場所があるってことか?」
『その通り
それが“ここ”』
サンジの答えに笑った恋歌は足で地面をぽんぽん、と踏む。
ル「地面?」
『うん、つまり私が…ううん、女の人がこの島で力を10分の1しか使えない理由
それはこの島が地面から力を奪い取っていくから』
「「「!!」」」
『変だと思ってたんだよ
いくら新世界に変な島が多いとはいえ、ここまでベラドンナの能力に都合のいい島があるのかって』
ロー「力が供給され続けてるカラクリはわかった
だが、どんどん力が強くなっていってる理由や、全く靄が減らねぇ原因はなんだ」
『……ものすごく…言いにくいんだけど…
わたしの所為だと思う』
申し訳なさそうに笑う恋歌に、原因がわからない男たちは顔を見合わせる。
ル「母ちゃんの所為って…なんでだ?」
『わたしさ…あー、自分で言うのもなんだけど強い…んだよね』
ル「それは昔から知ってる」
何を今更と首を傾げる。
『でさ…この島で力が使いにくいってことはわたしの力もベラドンナの能力の糧になってるわけで…』
その恋歌の言葉を聞いて恋歌が申し訳なさそうにした理由がわかった。
世界最強と言われる恋歌の力を、本気ではないとはいえ10分の9も奪っている。
それはベラドンナからすれば予想外ではあったが、その力のおかげで大将や中将、そしてルフィたちとも戦えている。
『下の靄が濃くなってきたのもわたしから奪う力が増えたから
さっき攻撃力増加の魔法使っちゃったしね』
バ「(結局恋歌さんは何者なんだべ…)」
『手っ取り早いのはわたしがこの島から出て、この靄がなくなるまでルフィたちに戦ってもらうことだけど…』
恋歌からの力の供給がなくなればそのうち靄はなくなる。
それをベラドンナが気づいているのかは別としてそれが一番手っ取り早いのは確か。
ル「俺たちはそれでもいいぞ
仲間攫われた借りもある」
『うん、けど今回はわたしが行ってもいい?
退屈はさせないから』
ルフィが戦いたいのはわかる。
しかし恋歌も今回は少しだけだが譲れないものがある。
まだルフィに見せたことのない力で倒すという条件を出せば、目をきらきらさせて譲ってくれた。