vs美女?
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ぞろぞろと大人数で森を歩いていると、いつの間にか他の海賊たちも合流し、ルフィを先頭に長蛇の列ができていた。
『こんなにたくさんの海賊がいたんだね』
ゾ「…ああ
てかお前大丈夫かよ」
『ちょっと…気持ち悪い…』
島の中心に行くにつれて甘ったるい匂いが強くなってきた為、恋歌は気分が悪くなって顔が真っ白だ。
チ「無理すんなよ
ルフィ!!ちょっと休もう!!」
ル「母ちゃん!?
ど、どうしたんだ!?」
チョッパーが気を遣ってルフィに声をかけてくれたため、ルフィが先頭から飛んできた。
ル「みんな!休憩しよう!!」
『ルフィ、大丈夫だよ
気持ち悪いだけだし』
ル「け、けどよぉ…」
『正直…ここで休憩しても匂いが変わらないから治らないと思う…
だから先に原因を突き止めに行こう』
心配そうな視線を向けてくれるルフィに先に行こうと言うと、渋々わかったと頷いた。
それからしばらく歩き、島の中心部に辿り着いた。
恋歌は吐きそうになるのを、チョッパーに借りた布で口を押さえて耐えている。
目の前には大きな岩壁があるだけ。
ロー「おい、お前にはなにが見えてる」
『……扉があります
高さは10メートルほど、横幅は5メートルぐらいです』
恋歌以外の者には目の前に扉など見えていない。
目の前は普通の岩壁。
一度ナミとロビンを探しにきた時もなにも気に止めることなく過ぎた場所だ。
ル「ここにあいつらがいんのか!?」
『わからない
けど匂いも靄もここから出てる
……開けていい?』
確認するように聞けば全員が緊張した面持ちで頷いた。
扉を開ける為にぐっ、と掌と足に力を入れた。
『(重い…)』
普段なら大したことのない重さだったが、この島に来てから力がうまく使えないため、扉が異様に重たく感じる。
チ「あれって扉開けてるんだよな?」
ゾ「ああ
俺たちには岩を押してる様にしか見えねぇが…」
目の前には岩しかないが、扉が開くような音と地鳴りがしている。
かなり重い扉だとわかるが、恋歌にしか扉が見えていないため手助けをすることもできない。
『!!
【三天結舜】!!』
「「「恋歌!?」」」
もう少しで扉が全開になるという時に、扉の中から何かが飛んできたため咄嗟に盾を出して防いだ。
攻撃を防いだ盾はガラスの砕けるような音とともに壊れた。
なにも見えていない男たちは恋歌が盾を出したことに驚いていたが、恋歌は別のことに驚いている。
『(嘘…
今の攻撃で三天結舜が壊れるなんて…)』
今飛んできた攻撃はいつもの恋歌であれば大した威力ではなかった。
だが、いつも通りの感覚で盾を出したつもりだったがあっさりと盾は壊れた。
ル「母ちゃん!!
扉の中にはなにがあるんだ!?」
『………』
「女であたしの催眠にかからないでここまで来れたやつは初めてだよ
今の攻撃を防いだやつもね」
ルフィが何があるのかを問いかけるが恋歌は目の前の光景に自分が今何をすべきなのかを必死に考える。
『……貴女は…誰ですか』
「あたしかい?」
扉から少し離れたところにいた女はゆらりと恋歌の方に向かってくる。
危険を感じた恋歌は扉から手を離し数歩後退した。
そして扉から出てきた女は恋歌を見下ろして嘲笑うかのような笑みを浮かべた。
「あたしは……あの世界一の美女と謳われるボア・ハンコックに勝るとも劣らない美女!!
ベラドンナとはこのあたしのことさ!」
『………えと…』
自分の名前を高らかに叫んだベラドンナだが、周りは反応に困っている。
それもそのはず。
ベラドンナは…
ル「ぶぁっはっはっはっ!!」
ロー「お、おい、っぷ
麦わら屋!笑うな…!っく」
爆笑しているルフィにつられるようにローも笑ってしまっている。
べ「………」
ベラドンナはどんな贔屓目をもってしても美女とは言えない容姿をしていた。
背は恋歌の2倍ほど、体格は男顔負けの筋肉、容姿も…決して美女とは言えなかった。
『こんなにたくさんの海賊がいたんだね』
ゾ「…ああ
てかお前大丈夫かよ」
『ちょっと…気持ち悪い…』
島の中心に行くにつれて甘ったるい匂いが強くなってきた為、恋歌は気分が悪くなって顔が真っ白だ。
チ「無理すんなよ
ルフィ!!ちょっと休もう!!」
ル「母ちゃん!?
ど、どうしたんだ!?」
チョッパーが気を遣ってルフィに声をかけてくれたため、ルフィが先頭から飛んできた。
ル「みんな!休憩しよう!!」
『ルフィ、大丈夫だよ
気持ち悪いだけだし』
ル「け、けどよぉ…」
『正直…ここで休憩しても匂いが変わらないから治らないと思う…
だから先に原因を突き止めに行こう』
心配そうな視線を向けてくれるルフィに先に行こうと言うと、渋々わかったと頷いた。
それからしばらく歩き、島の中心部に辿り着いた。
恋歌は吐きそうになるのを、チョッパーに借りた布で口を押さえて耐えている。
目の前には大きな岩壁があるだけ。
ロー「おい、お前にはなにが見えてる」
『……扉があります
高さは10メートルほど、横幅は5メートルぐらいです』
恋歌以外の者には目の前に扉など見えていない。
目の前は普通の岩壁。
一度ナミとロビンを探しにきた時もなにも気に止めることなく過ぎた場所だ。
ル「ここにあいつらがいんのか!?」
『わからない
けど匂いも靄もここから出てる
……開けていい?』
確認するように聞けば全員が緊張した面持ちで頷いた。
扉を開ける為にぐっ、と掌と足に力を入れた。
『(重い…)』
普段なら大したことのない重さだったが、この島に来てから力がうまく使えないため、扉が異様に重たく感じる。
チ「あれって扉開けてるんだよな?」
ゾ「ああ
俺たちには岩を押してる様にしか見えねぇが…」
目の前には岩しかないが、扉が開くような音と地鳴りがしている。
かなり重い扉だとわかるが、恋歌にしか扉が見えていないため手助けをすることもできない。
『!!
【三天結舜】!!』
「「「恋歌!?」」」
もう少しで扉が全開になるという時に、扉の中から何かが飛んできたため咄嗟に盾を出して防いだ。
攻撃を防いだ盾はガラスの砕けるような音とともに壊れた。
なにも見えていない男たちは恋歌が盾を出したことに驚いていたが、恋歌は別のことに驚いている。
『(嘘…
今の攻撃で三天結舜が壊れるなんて…)』
今飛んできた攻撃はいつもの恋歌であれば大した威力ではなかった。
だが、いつも通りの感覚で盾を出したつもりだったがあっさりと盾は壊れた。
ル「母ちゃん!!
扉の中にはなにがあるんだ!?」
『………』
「女であたしの催眠にかからないでここまで来れたやつは初めてだよ
今の攻撃を防いだやつもね」
ルフィが何があるのかを問いかけるが恋歌は目の前の光景に自分が今何をすべきなのかを必死に考える。
『……貴女は…誰ですか』
「あたしかい?」
扉から少し離れたところにいた女はゆらりと恋歌の方に向かってくる。
危険を感じた恋歌は扉から手を離し数歩後退した。
そして扉から出てきた女は恋歌を見下ろして嘲笑うかのような笑みを浮かべた。
「あたしは……あの世界一の美女と謳われるボア・ハンコックに勝るとも劣らない美女!!
ベラドンナとはこのあたしのことさ!」
『………えと…』
自分の名前を高らかに叫んだベラドンナだが、周りは反応に困っている。
それもそのはず。
ベラドンナは…
ル「ぶぁっはっはっはっ!!」
ロー「お、おい、っぷ
麦わら屋!笑うな…!っく」
爆笑しているルフィにつられるようにローも笑ってしまっている。
べ「………」
ベラドンナはどんな贔屓目をもってしても美女とは言えない容姿をしていた。
背は恋歌の2倍ほど、体格は男顔負けの筋肉、容姿も…決して美女とは言えなかった。