vs美女?
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ルフィのペンダントの気配を頼りに着いた島は、薄桃色の靄で囲まれていた。
おかしいのは靄に囲まれているにも関わらず、視界が悪くないことだ。
『(なんだろうこれ…
甘ったるい…変な匂いがする…
それになんか…力が使いにくい…?)』
その靄は普通とは違い匂いがあり、匂いの所為かはわからないがいつもより力が使いにくい。
あまり気分の良くない匂いに眉間に皺を寄せるが、ルフィの元へ急いだ。
サニー号を見つけ甲板に降りると、いつもの麦わらの一味が急に現れた恋歌に驚いたような視線を向ける。
ル「な…んでここに…」
少し泣きそうな顔をしているルフィを見て、恋歌は安心させるように微笑んだ。
『友達を助けに来たの』
ウ「今ナミとロビンがどこにいるのか知ってんのか!?」
『ううん、そこまではわからない
けど、友達を助ける手助けはできるかなって思って』
ウ「そ、そうか…
いや、待てよ
恋歌!?お前来てくれたのか!?」
首を振った恋歌にウソップは少し肩を落とすが、恋歌がいれば百人力どころの話じゃないことに気づき、今度は喜んでいる。
そして…麦わら海賊団ではない者が警戒するように恋歌を見つめていることに気づく。
「えー、っとルフィ先輩?
あの人は誰だっぺ?」
未だにぽかんとしているルフィに緑の髪をした男が話しかけるが、ルフィは返答をしない。
ル「かあ…ちゃ…」
『おいで』
目をうるうるさせながら、必死に耐えているルフィに気づき恋歌は両手を広げた。
その一瞬後にルフィが飛びつくように恋歌に抱きついた。
「えっ、ええ!?ルフィ先輩!?」
ゾ「うっせえ
黙ってろ」
ル「な、ナミと…ロビンが!!
いなくなって…!!
ずっと…!ずっとみんなで…探してんのに…!!
いねぇんだ…!!」
『うん…』
ル「お、俺…!どうしたら…いいか…わかんなくて…!」
『うん…』
ル「けど…!ナミも!ロビンも!
諦めたくねぇ…!!」
『うん…そうだね』
涙声になりながらも言いたいことを伝えるルフィの背中を優しく叩きながら相槌を打つ。
それを麦わらの一味は黙って見ているが、この光景を初めて見た者が2人。
「結局あの人は誰なんだべ?
おめぇ知ってっか?」
ロー「ああ…
麦わら屋の母親だ」
「ええー!!!!???
ルルルルルルルル、ルフィ先輩のお母様ー!?」
驚きすぎて目が飛び出した男は誰もが無視し、ローは目の前の光景に内心驚いていた。
ロー「(麦わら屋がこんな弱気になってるのは初めて見た…
ほんとに母親だったとはな…)」
以前出会った時に母親とは聞いていたが、見た目のこともあり正直半信半疑だった。
だが、ルフィは小さい声ではあったが恋歌を母と呼び、子どものように抱きついている。
ロー「(戦闘時とはまるで正反対だな)」
『ルフィ
私も助けたい人がいるからここに来た
一緒にいなくなった人を探そう』
ル「う、うんっ…!!」
ルフィが落ち着いたところで状況整理の為に話し合いから始まる。
『私がここに来たのは新聞でこの島の記事を読んだから
行方不明者リストの中にナミとロビンの名前があったから何か力になりたいと思って』
ル「来てくれたのは嬉しいけどよ…
これで母ちゃんまでいなくなったら…」
『大丈夫
私は二度とみんなの前からいなくなったりしない
それに早く解決して帰らないと怒られるしね』
おどけたように笑って言えば、ルフィも笑い返した。
ル「……わかった
無理はしねぇでくれ」
『うん、ありがとう
それで2人がいなくなった時のことを聞きたいんだけど』
ゾ「俺たちは次の目的地の中継地点としてここで3日前に上陸した」
ウ「ただここは無人島だったから食料や水を調達してログが溜まり次第出航の予定だった」
サ「俺たち男が調達に出るからナミさんとロビンちゃんは船でフランキーと一緒に留守番だったんだ」
フ「俺は船の中でサニー号の調整をしてた
だがいつの間にか2人がいなくなってたんだよ」
ブ「それから2日
待てども待てどもお2人は帰って来ず、探しにも行ったのですが見つかってないんです…」
みんなの説明で現状を理解した恋歌は少し考えるように顎に手を当てる。
おかしいのは靄に囲まれているにも関わらず、視界が悪くないことだ。
『(なんだろうこれ…
甘ったるい…変な匂いがする…
それになんか…力が使いにくい…?)』
その靄は普通とは違い匂いがあり、匂いの所為かはわからないがいつもより力が使いにくい。
あまり気分の良くない匂いに眉間に皺を寄せるが、ルフィの元へ急いだ。
サニー号を見つけ甲板に降りると、いつもの麦わらの一味が急に現れた恋歌に驚いたような視線を向ける。
ル「な…んでここに…」
少し泣きそうな顔をしているルフィを見て、恋歌は安心させるように微笑んだ。
『友達を助けに来たの』
ウ「今ナミとロビンがどこにいるのか知ってんのか!?」
『ううん、そこまではわからない
けど、友達を助ける手助けはできるかなって思って』
ウ「そ、そうか…
いや、待てよ
恋歌!?お前来てくれたのか!?」
首を振った恋歌にウソップは少し肩を落とすが、恋歌がいれば百人力どころの話じゃないことに気づき、今度は喜んでいる。
そして…麦わら海賊団ではない者が警戒するように恋歌を見つめていることに気づく。
「えー、っとルフィ先輩?
あの人は誰だっぺ?」
未だにぽかんとしているルフィに緑の髪をした男が話しかけるが、ルフィは返答をしない。
ル「かあ…ちゃ…」
『おいで』
目をうるうるさせながら、必死に耐えているルフィに気づき恋歌は両手を広げた。
その一瞬後にルフィが飛びつくように恋歌に抱きついた。
「えっ、ええ!?ルフィ先輩!?」
ゾ「うっせえ
黙ってろ」
ル「な、ナミと…ロビンが!!
いなくなって…!!
ずっと…!ずっとみんなで…探してんのに…!!
いねぇんだ…!!」
『うん…』
ル「お、俺…!どうしたら…いいか…わかんなくて…!」
『うん…』
ル「けど…!ナミも!ロビンも!
諦めたくねぇ…!!」
『うん…そうだね』
涙声になりながらも言いたいことを伝えるルフィの背中を優しく叩きながら相槌を打つ。
それを麦わらの一味は黙って見ているが、この光景を初めて見た者が2人。
「結局あの人は誰なんだべ?
おめぇ知ってっか?」
ロー「ああ…
麦わら屋の母親だ」
「ええー!!!!???
ルルルルルルルル、ルフィ先輩のお母様ー!?」
驚きすぎて目が飛び出した男は誰もが無視し、ローは目の前の光景に内心驚いていた。
ロー「(麦わら屋がこんな弱気になってるのは初めて見た…
ほんとに母親だったとはな…)」
以前出会った時に母親とは聞いていたが、見た目のこともあり正直半信半疑だった。
だが、ルフィは小さい声ではあったが恋歌を母と呼び、子どものように抱きついている。
ロー「(戦闘時とはまるで正反対だな)」
『ルフィ
私も助けたい人がいるからここに来た
一緒にいなくなった人を探そう』
ル「う、うんっ…!!」
ルフィが落ち着いたところで状況整理の為に話し合いから始まる。
『私がここに来たのは新聞でこの島の記事を読んだから
行方不明者リストの中にナミとロビンの名前があったから何か力になりたいと思って』
ル「来てくれたのは嬉しいけどよ…
これで母ちゃんまでいなくなったら…」
『大丈夫
私は二度とみんなの前からいなくなったりしない
それに早く解決して帰らないと怒られるしね』
おどけたように笑って言えば、ルフィも笑い返した。
ル「……わかった
無理はしねぇでくれ」
『うん、ありがとう
それで2人がいなくなった時のことを聞きたいんだけど』
ゾ「俺たちは次の目的地の中継地点としてここで3日前に上陸した」
ウ「ただここは無人島だったから食料や水を調達してログが溜まり次第出航の予定だった」
サ「俺たち男が調達に出るからナミさんとロビンちゃんは船でフランキーと一緒に留守番だったんだ」
フ「俺は船の中でサニー号の調整をしてた
だがいつの間にか2人がいなくなってたんだよ」
ブ「それから2日
待てども待てどもお2人は帰って来ず、探しにも行ったのですが見つかってないんです…」
みんなの説明で現状を理解した恋歌は少し考えるように顎に手を当てる。