カミラの修行
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
そして恋歌が十分だと思うぐらいの強度の防御壁を作れるようになったカミラは、今度は恋歌に攻撃の方法を教えてもらっている。
霊力を使って攻撃できる鬼道をカミラに教え、霊力の総量が以前とは比べものにならないぐらい増えたカミラは攻撃の威力も上がってきている。
『じゃああとは実戦と練習あるのみです
お互い頑張りましょうね』
カ「はい、ありがとうございました」
一通りのことは教え終わったということで、恋歌の特別訓練は終了した。
エ「お疲れさん」
『ありがと』
恋歌は今日も近くで見ていたエースと一緒に、2人の部屋に帰っていく。
それを見送ったあと、振り返れば少し先にローラが不機嫌そうな顔で立っているのを見つけた。
ローラと目線のあったカミラはローラの方に歩を進める。
カ「こんなところでなにをされてるんですか?」
ロ「あんたあいつに鍛えられて随分強くなったじゃない」
カミラの質問には答えずローラは目線を合わせることなく言葉を発する。
カ「いえ…恋歌さんには力の使い方を教わっただけで…
まだまだ実戦には使えません…」
ロ「へぇ…あいつにわざわざ個別で鍛えてもらったくせに随分弱気なのね」
カ「そ、そういうわけでは…」
自分が弱気な発言をすることは鍛えてくれた恋歌に失礼だと思い、慌てて弁解しようとするが言い終わる前に言葉を区切らざるをえなかった。
カ「ローラ…さん?」
ロ「どれだけ強くなったのか知らないけど、私は…」
言葉を区切ったのはローラが俯きながら銃口を向けてきたから。
カ「ろ、ローラさん、落ち着いてください」
ロ「あんたに言われなくても落ち着いてるわ
私ね、ずっと考えてた
私を守りたいって言ってくれるのがどうして気に食わないのか」
カ「……はい」
ロ「守られたくなかったのよ、誰にも
私は…弱い奴に守られる気はない」
カ「わかってます
けど、守ると決めたのは俺の意志です
たとえローラさんでもそれを曲げることはできません」
ロ「あんた…そればっか」
1つため息をついたローラはカミラに向けていた銃を下ろして背中を向ける。
ロ「もういいわ…
あんたの相手してると疲れる…」
ローラは一度もカミラの方を向くことなくすたすたと歩いていく。
それを不思議そうに見送るカミラはローラが見えなくなるまで見送ったあと、他のクルー達もいる部屋へ帰っていった。
エ「あの2人めんどくせぇな」
『んー、まぁローラさんに自覚がないからね』
そんな2人の様子を立ち去ったと思わせて見ていたのは、恋歌とエース。
エ「変なとこで頑固だからな、あいつも」
『そうだね
でもあの2人ならきっと分かり合える時がくるよ』
ローラがカミラに守られたくないのはまだカミラを守るべき対象で自分より弱いと思っているから。
これからカミラが成長し、ローラと肩を並べられるほど戦えるようになればきっと分かり合える。
『ま、カミラさんはあとは実戦あるのみだね』
エ「ああ
カミラならローラの為に強くなるさ」
霊力を使って攻撃できる鬼道をカミラに教え、霊力の総量が以前とは比べものにならないぐらい増えたカミラは攻撃の威力も上がってきている。
『じゃああとは実戦と練習あるのみです
お互い頑張りましょうね』
カ「はい、ありがとうございました」
一通りのことは教え終わったということで、恋歌の特別訓練は終了した。
エ「お疲れさん」
『ありがと』
恋歌は今日も近くで見ていたエースと一緒に、2人の部屋に帰っていく。
それを見送ったあと、振り返れば少し先にローラが不機嫌そうな顔で立っているのを見つけた。
ローラと目線のあったカミラはローラの方に歩を進める。
カ「こんなところでなにをされてるんですか?」
ロ「あんたあいつに鍛えられて随分強くなったじゃない」
カミラの質問には答えずローラは目線を合わせることなく言葉を発する。
カ「いえ…恋歌さんには力の使い方を教わっただけで…
まだまだ実戦には使えません…」
ロ「へぇ…あいつにわざわざ個別で鍛えてもらったくせに随分弱気なのね」
カ「そ、そういうわけでは…」
自分が弱気な発言をすることは鍛えてくれた恋歌に失礼だと思い、慌てて弁解しようとするが言い終わる前に言葉を区切らざるをえなかった。
カ「ローラ…さん?」
ロ「どれだけ強くなったのか知らないけど、私は…」
言葉を区切ったのはローラが俯きながら銃口を向けてきたから。
カ「ろ、ローラさん、落ち着いてください」
ロ「あんたに言われなくても落ち着いてるわ
私ね、ずっと考えてた
私を守りたいって言ってくれるのがどうして気に食わないのか」
カ「……はい」
ロ「守られたくなかったのよ、誰にも
私は…弱い奴に守られる気はない」
カ「わかってます
けど、守ると決めたのは俺の意志です
たとえローラさんでもそれを曲げることはできません」
ロ「あんた…そればっか」
1つため息をついたローラはカミラに向けていた銃を下ろして背中を向ける。
ロ「もういいわ…
あんたの相手してると疲れる…」
ローラは一度もカミラの方を向くことなくすたすたと歩いていく。
それを不思議そうに見送るカミラはローラが見えなくなるまで見送ったあと、他のクルー達もいる部屋へ帰っていった。
エ「あの2人めんどくせぇな」
『んー、まぁローラさんに自覚がないからね』
そんな2人の様子を立ち去ったと思わせて見ていたのは、恋歌とエース。
エ「変なとこで頑固だからな、あいつも」
『そうだね
でもあの2人ならきっと分かり合える時がくるよ』
ローラがカミラに守られたくないのはまだカミラを守るべき対象で自分より弱いと思っているから。
これからカミラが成長し、ローラと肩を並べられるほど戦えるようになればきっと分かり合える。
『ま、カミラさんはあとは実戦あるのみだね』
エ「ああ
カミラならローラの為に強くなるさ」