カミラの修行
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攻撃から防御の強化に訓練を移行してから数日後。
基本的にカミラとの訓練は1日の仕事が終わってからの為夕方以降になる。
今は食堂でエースと夕飯を食べている。
エ「どーよカミラの訓練は」
口いっぱいに食べ物を詰めながら横に座る恋歌に視線を向ける。
『カミラさんは防御の基礎ができてるし霊力も高いから、攻撃の訓練してた時よりかは順調だよ』
エ「よかったじゃねぇか」
嬉しそうに話す恋歌にエースも自然と笑顔になる。
ロ「ふん、頑丈さだけが取り柄のやつがちょっと前より頑丈になったからってどうだって言うのよ」
いつの間にかエースとは反対方向の恋歌の横に座っているローラがフォークに刺した肉を口に放り込みながらぶつぶつと文句(?)を言っている。
『頑丈さも大事なんですよ
ほら、私だってローラさんの弾丸効かないですし』
ロ「あんたは規格外よ、基準にしないで」
『でもそういうことですよ
カミラさんのあの霊力の高さなら普通の弾丸ぐらいなら貫通しなくなるはずです』
ロ「……あっそ」
興味ないとでも言うように食事の手を止めることはしないローラだが、わざわざ恋歌に聞いてくるということはそれなりに気にしているということ。
『大丈夫ですよ
無茶はさせません』
ロ「…そんなこと聞いてない」
笑顔でそう言えばローラに露骨に鬱陶しそうな顔をされたが、エースと恋歌は素直じゃないローラに笑顔になるしかなかった。
夕食後、カミラと恋歌は修行のために甲板に出てきていた。
本日の仕事が終了したエースも近くに樽を持ってきてその上に座りながら修行を見守っている。
『じゃあ昨日の続きをしましょう』
カ「はい」
1つ頷いたカミラは袖をまくって両腕につけていたものを外した。
『……うん、これなら大丈夫そう』
エースには見えていないがカミラは以前とは比べものにならないほどの霊力を身体に纏っていた。
カミラが両腕につけていたものは恋歌が作った霊力を吸収するもので、普段通りの動きをする為にはいつも以上に霊力を放出しなければならない。
最初こそふらふらとしていたカミラだったが、今では前のように動けている。
カ「身体が軽い…?」
『違和感はありませんか?』
カ「はい
むしろいつもより調子がいいぐらいです」
『それならよかったです』
不思議そうな顔をしながら腕を回したり、足踏みをしたりして感覚を確かめる。
『これで霊力は充分です
次の段階に進みましょうか』
また頷いたカミラはいま外したばかりの腕輪をもう一度つけるように言われる。
『腕輪は今後もつけてください
霊力は強くなって損はありませんから』
カ「わかりました」
『ではわたしも普段使ってる防御壁を出す練習をしましょうか』
数歩カミラから離れた恋歌は、掌をカミラに向けて口を開く。
基本的にカミラとの訓練は1日の仕事が終わってからの為夕方以降になる。
今は食堂でエースと夕飯を食べている。
エ「どーよカミラの訓練は」
口いっぱいに食べ物を詰めながら横に座る恋歌に視線を向ける。
『カミラさんは防御の基礎ができてるし霊力も高いから、攻撃の訓練してた時よりかは順調だよ』
エ「よかったじゃねぇか」
嬉しそうに話す恋歌にエースも自然と笑顔になる。
ロ「ふん、頑丈さだけが取り柄のやつがちょっと前より頑丈になったからってどうだって言うのよ」
いつの間にかエースとは反対方向の恋歌の横に座っているローラがフォークに刺した肉を口に放り込みながらぶつぶつと文句(?)を言っている。
『頑丈さも大事なんですよ
ほら、私だってローラさんの弾丸効かないですし』
ロ「あんたは規格外よ、基準にしないで」
『でもそういうことですよ
カミラさんのあの霊力の高さなら普通の弾丸ぐらいなら貫通しなくなるはずです』
ロ「……あっそ」
興味ないとでも言うように食事の手を止めることはしないローラだが、わざわざ恋歌に聞いてくるということはそれなりに気にしているということ。
『大丈夫ですよ
無茶はさせません』
ロ「…そんなこと聞いてない」
笑顔でそう言えばローラに露骨に鬱陶しそうな顔をされたが、エースと恋歌は素直じゃないローラに笑顔になるしかなかった。
夕食後、カミラと恋歌は修行のために甲板に出てきていた。
本日の仕事が終了したエースも近くに樽を持ってきてその上に座りながら修行を見守っている。
『じゃあ昨日の続きをしましょう』
カ「はい」
1つ頷いたカミラは袖をまくって両腕につけていたものを外した。
『……うん、これなら大丈夫そう』
エースには見えていないがカミラは以前とは比べものにならないほどの霊力を身体に纏っていた。
カミラが両腕につけていたものは恋歌が作った霊力を吸収するもので、普段通りの動きをする為にはいつも以上に霊力を放出しなければならない。
最初こそふらふらとしていたカミラだったが、今では前のように動けている。
カ「身体が軽い…?」
『違和感はありませんか?』
カ「はい
むしろいつもより調子がいいぐらいです」
『それならよかったです』
不思議そうな顔をしながら腕を回したり、足踏みをしたりして感覚を確かめる。
『これで霊力は充分です
次の段階に進みましょうか』
また頷いたカミラはいま外したばかりの腕輪をもう一度つけるように言われる。
『腕輪は今後もつけてください
霊力は強くなって損はありませんから』
カ「わかりました」
『ではわたしも普段使ってる防御壁を出す練習をしましょうか』
数歩カミラから離れた恋歌は、掌をカミラに向けて口を開く。