戦闘服
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呼ばれた理由がわからず不思議そうな顔をしたニーナを連れて恋歌はレイラに言われた通りにナースの部屋へやってきた。
近くにいた他のナースたちに座るように言われ、2人で近くにあったベッドに腰掛ける。
レ「揃ったわね
じゃあ始めるわよ!」
部屋の中は以前見たことがあるような光景で、白ひげの女たちがほぼ全員集っていた。
意気揚々と開始宣言をしたレイラは大量の本を机の上に置く。
『なんだろあれ…』
ニ「さぁ…」
まだ呼ばれた意味がわからない2人は大人しくレイラが内容を説明してくれるのを待つ。
レ「今回集まってもらったのは恋歌とニーナの戦闘服をみんなに考えてもらうためよ!」
ロ「え…」
わー!っとナースたちが盛り上がる中、恋歌とニーナは話の流れについていけずぽかんとしている。
ローラも呼ばれた理由を知らなかったのか、集まった意味を知りめんどくさそうな顔をしてため息をついた。
『えー…と、いつものことながらどうしてそんな急に?
わたし別にこのままでいいんだけど…』
ニ「わたしも…」
戦闘時に服装で特に不便を感じたことのない2人は嫌な予感がして断ろうとレイラに変えるつもりは無いと伝えるが、レイラに呆れたようにため息をつかれた。
レ「わかってないわねー
世界最強と名高い桜姫がそんな!!一般的な!!ふつー!!の格好してていいわけないじゃない!!」
『は、はい…』
びしっと指を鼻先に突きつけられた恋歌は瞬きを繰り返しながらなんと返答すべきかを考える。
レ「いい?
貴女はこの世界で一番有名な女の子なのよ?
今は顔が知られてないとはいえそのうち顔が世間に知られれば手配書も変わる
その世界発信される手配書の写真に可愛く写りたいとは思わないの!?」
『い、いや…特には
わっ…』
ずいずいと迫ってくるレイラに後退りしていると逃げ場のなくなった恋歌は、ぽすんとベッドに仰向けに転がった。
レ「ま、貴女はそういうの気にしないとは思ってたけどね
でもさ、」
倒れ込んだ恋歌を起こすために笑いながら手を差し出した。
手を握ってぐいっと引き寄せて起こすと大量に積んであった本を一冊渡す。
レ「女なら誰しも可愛いと思われて損はないと思うのよね」
『ファション誌?』
レ「そうよ
戦闘服専門のね」
渡されたものをパラパラとめくってみれば、女性用の戦闘服がデザイナーによってデザインされたものが掲載されていた。
ニ「こんなのあったんですね」
レ「ええ
これを参考にしながら貴女たちの戦闘服考えましょ!」
ニ「……
わたしは別にいらないんじゃ…
手配書ももう顔写ってるし」
レ「あのねぇ…恋歌もそうだけどニーナもそういうことに無頓着すぎなのよ
女の子なら戦ってる時も可愛くなくちゃ」
レイラの言っていることがわかるようでいまいちわからない2人は複雑そうな顔をしている。
レ「まぁいいわ
とりあえず戦闘服考えるわよ!!」
ナースたちはなにをするかわかっていたようで、本を見ながらあーでもないこーでもないと勝手に議論を始める。
ロ「くだらないからあたしは抜けるわね」
わいわいと本人たちを放って盛り上がってきたところで、ローラが抜けるために扉に向かった。
だが、それを簡単に許されるわけはなかった。
レ「あら、なに言ってるの?
あんたの戦闘服も考えないといけないのに」
ロ「はぁ!?」
まさか自分にまで飛び火してくるとは思っていなかったようで、本気で驚いた顔をしている。
レ「恋歌やニーナよりはマシだけど、あんたも想ってくれる人がいるなら可愛くするべきよ」
ロ「……喧嘩売ってんの?」
レ「いいえ?
ただ1つあんたに忠告するとしたら…」
ぎろっとレイラを睨んでいるローラは今にも発砲しそうな勢いだが、レイラはそれを気にせずに話を続ける。
レ「今ここで話に参加しないとあんたの服は全部ゴスロリに変わるってことぐらいかしらね」
ロ「あんたねぇ!!
ふざけんじゃないわよ!!」
レ「きゃー!恋歌助けてー!」
掴みかかってこようとするローラから逃げるように恋歌の後ろに隠れたレイラは、さらに煽るようにべーっと舌を出している。
ロ「邪魔よ!」
『と、言われましても…』
間に挟まれて苦笑いしかできない恋歌。
この攻防はローラが諦めて椅子に座るまで続いた。
近くにいた他のナースたちに座るように言われ、2人で近くにあったベッドに腰掛ける。
レ「揃ったわね
じゃあ始めるわよ!」
部屋の中は以前見たことがあるような光景で、白ひげの女たちがほぼ全員集っていた。
意気揚々と開始宣言をしたレイラは大量の本を机の上に置く。
『なんだろあれ…』
ニ「さぁ…」
まだ呼ばれた意味がわからない2人は大人しくレイラが内容を説明してくれるのを待つ。
レ「今回集まってもらったのは恋歌とニーナの戦闘服をみんなに考えてもらうためよ!」
ロ「え…」
わー!っとナースたちが盛り上がる中、恋歌とニーナは話の流れについていけずぽかんとしている。
ローラも呼ばれた理由を知らなかったのか、集まった意味を知りめんどくさそうな顔をしてため息をついた。
『えー…と、いつものことながらどうしてそんな急に?
わたし別にこのままでいいんだけど…』
ニ「わたしも…」
戦闘時に服装で特に不便を感じたことのない2人は嫌な予感がして断ろうとレイラに変えるつもりは無いと伝えるが、レイラに呆れたようにため息をつかれた。
レ「わかってないわねー
世界最強と名高い桜姫がそんな!!一般的な!!ふつー!!の格好してていいわけないじゃない!!」
『は、はい…』
びしっと指を鼻先に突きつけられた恋歌は瞬きを繰り返しながらなんと返答すべきかを考える。
レ「いい?
貴女はこの世界で一番有名な女の子なのよ?
今は顔が知られてないとはいえそのうち顔が世間に知られれば手配書も変わる
その世界発信される手配書の写真に可愛く写りたいとは思わないの!?」
『い、いや…特には
わっ…』
ずいずいと迫ってくるレイラに後退りしていると逃げ場のなくなった恋歌は、ぽすんとベッドに仰向けに転がった。
レ「ま、貴女はそういうの気にしないとは思ってたけどね
でもさ、」
倒れ込んだ恋歌を起こすために笑いながら手を差し出した。
手を握ってぐいっと引き寄せて起こすと大量に積んであった本を一冊渡す。
レ「女なら誰しも可愛いと思われて損はないと思うのよね」
『ファション誌?』
レ「そうよ
戦闘服専門のね」
渡されたものをパラパラとめくってみれば、女性用の戦闘服がデザイナーによってデザインされたものが掲載されていた。
ニ「こんなのあったんですね」
レ「ええ
これを参考にしながら貴女たちの戦闘服考えましょ!」
ニ「……
わたしは別にいらないんじゃ…
手配書ももう顔写ってるし」
レ「あのねぇ…恋歌もそうだけどニーナもそういうことに無頓着すぎなのよ
女の子なら戦ってる時も可愛くなくちゃ」
レイラの言っていることがわかるようでいまいちわからない2人は複雑そうな顔をしている。
レ「まぁいいわ
とりあえず戦闘服考えるわよ!!」
ナースたちはなにをするかわかっていたようで、本を見ながらあーでもないこーでもないと勝手に議論を始める。
ロ「くだらないからあたしは抜けるわね」
わいわいと本人たちを放って盛り上がってきたところで、ローラが抜けるために扉に向かった。
だが、それを簡単に許されるわけはなかった。
レ「あら、なに言ってるの?
あんたの戦闘服も考えないといけないのに」
ロ「はぁ!?」
まさか自分にまで飛び火してくるとは思っていなかったようで、本気で驚いた顔をしている。
レ「恋歌やニーナよりはマシだけど、あんたも想ってくれる人がいるなら可愛くするべきよ」
ロ「……喧嘩売ってんの?」
レ「いいえ?
ただ1つあんたに忠告するとしたら…」
ぎろっとレイラを睨んでいるローラは今にも発砲しそうな勢いだが、レイラはそれを気にせずに話を続ける。
レ「今ここで話に参加しないとあんたの服は全部ゴスロリに変わるってことぐらいかしらね」
ロ「あんたねぇ!!
ふざけんじゃないわよ!!」
レ「きゃー!恋歌助けてー!」
掴みかかってこようとするローラから逃げるように恋歌の後ろに隠れたレイラは、さらに煽るようにべーっと舌を出している。
ロ「邪魔よ!」
『と、言われましても…』
間に挟まれて苦笑いしかできない恋歌。
この攻防はローラが諦めて椅子に座るまで続いた。