家族の恋
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そしてしばらくしてから恋歌がモビーに帰ってきた。
『モビーこんなに凍っちゃったんだね…
力加減間違えたかな?』
エ「まぁ溶かせばいいだけだし問題はねぇよ
凍ってるとまずいもんは一先ず俺が溶かしといたけど…」
『ありがとう』
すぐに溶かさなければならないものは恋歌が帰ってくるまでにエースのお陰でなんとかなった。
あとは恋歌が刀を元に戻せば全てが元どおりになる。
エ「なんだ
こんな簡単に元に戻せるなら元から恋歌に頼めばよかったな」
『ごめんね?
それでどうなったの?』
エ「ああ…
カミラの入団が決まった」
『そう』
ぺこぺこと頭を周りに下げているカミラを見て、恋歌とエースは新しい家族を嬉しく思った。
ロ「ねぇ…」
カ「はい」
挨拶回りをしているとローラが怒ったような顔をしてカミラをひと気のない場所に連れて行った。
ロ「どうして?」
カ「え?」
ロ「どうして白髭海賊団に入ったの?
あんたみたいなよわっちい奴が海賊でやっていけるわけないじゃない」
カ「はい
それは百も承知ですよ」
ロ「だったら!」
カ「あなたが言ったんですよ?
乗り憑った初代に俺に死に場所を自分で選ばせてやれと」
ロ「た、確かに言ったけど…」
カ「俺は…」
きゅっ、とローラの手を握りしめて微笑むカミラ。
カ「死に場所をあなたの側と決めたんです」
ロ「は?」
カ「押し付けがましいとは思います
でも俺はたぶん…いいえ、きっと
あなたが好きなんです」
ロ「え…」
カ「振り向いてもらえなくてもいい
あなたに他に好きな人がいても、恋人がいてもいい
それでも俺はあなたの側にいたいんです」
真っ直ぐすぎる告白にローラはみるみる顔を赤くしていく。
ロ「ばっ、ばかなんじゃないの!?///
あ、あたしはあんたみたいなひょろひょろで弱そうな男好みじゃ…///」
カ「別に両想いになりたいなんて贅沢はいいません
あなたの側にいられればそれで…」
ロ「かっ、勝手にしなさい!///」
カミラに握られていた手を振り払ってローラはどこかに走り去ってしまった。
エ「やー、なかなかお前もやるなぁ」
『ほ、ほんとに…///』
カ「なにがですか?」
一部始終を見ていた恋歌とエースはローラが立ち去った後、ひょっこりと顔を出す。
驚かないところを見るとカミラは気づいていたのだろう。
エ「え、なんで恋歌が照れてんの?」
『あ、あんなほかの人の告白なんて初めて見たから…///』
カ「告白?」
「『え?』」
エ「だって今お前…ローラに好きって…」
カ「?
好きな人に好きと言っただけなんですが…」
きょとんとするカミラに恋歌とエースは顔を見合わせる。
『え?どういうこと?』
エ「わ、わかんねぇ…
カミラお前…一人の女としてローラが好きって言ったんじゃないのか?」
カ「?
そうですよ?」
エ「え、なにお前
タラシ?」
カ「タラシ?」
カミラは今まで恋愛などしたことがなく、告白にどれだけの勇気がいるのかなどわからない。
みんな様々な葛藤をしながら愛の告白をするというのに。
『モビーこんなに凍っちゃったんだね…
力加減間違えたかな?』
エ「まぁ溶かせばいいだけだし問題はねぇよ
凍ってるとまずいもんは一先ず俺が溶かしといたけど…」
『ありがとう』
すぐに溶かさなければならないものは恋歌が帰ってくるまでにエースのお陰でなんとかなった。
あとは恋歌が刀を元に戻せば全てが元どおりになる。
エ「なんだ
こんな簡単に元に戻せるなら元から恋歌に頼めばよかったな」
『ごめんね?
それでどうなったの?』
エ「ああ…
カミラの入団が決まった」
『そう』
ぺこぺこと頭を周りに下げているカミラを見て、恋歌とエースは新しい家族を嬉しく思った。
ロ「ねぇ…」
カ「はい」
挨拶回りをしているとローラが怒ったような顔をしてカミラをひと気のない場所に連れて行った。
ロ「どうして?」
カ「え?」
ロ「どうして白髭海賊団に入ったの?
あんたみたいなよわっちい奴が海賊でやっていけるわけないじゃない」
カ「はい
それは百も承知ですよ」
ロ「だったら!」
カ「あなたが言ったんですよ?
乗り憑った初代に俺に死に場所を自分で選ばせてやれと」
ロ「た、確かに言ったけど…」
カ「俺は…」
きゅっ、とローラの手を握りしめて微笑むカミラ。
カ「死に場所をあなたの側と決めたんです」
ロ「は?」
カ「押し付けがましいとは思います
でも俺はたぶん…いいえ、きっと
あなたが好きなんです」
ロ「え…」
カ「振り向いてもらえなくてもいい
あなたに他に好きな人がいても、恋人がいてもいい
それでも俺はあなたの側にいたいんです」
真っ直ぐすぎる告白にローラはみるみる顔を赤くしていく。
ロ「ばっ、ばかなんじゃないの!?///
あ、あたしはあんたみたいなひょろひょろで弱そうな男好みじゃ…///」
カ「別に両想いになりたいなんて贅沢はいいません
あなたの側にいられればそれで…」
ロ「かっ、勝手にしなさい!///」
カミラに握られていた手を振り払ってローラはどこかに走り去ってしまった。
エ「やー、なかなかお前もやるなぁ」
『ほ、ほんとに…///』
カ「なにがですか?」
一部始終を見ていた恋歌とエースはローラが立ち去った後、ひょっこりと顔を出す。
驚かないところを見るとカミラは気づいていたのだろう。
エ「え、なんで恋歌が照れてんの?」
『あ、あんなほかの人の告白なんて初めて見たから…///』
カ「告白?」
「『え?』」
エ「だって今お前…ローラに好きって…」
カ「?
好きな人に好きと言っただけなんですが…」
きょとんとするカミラに恋歌とエースは顔を見合わせる。
『え?どういうこと?』
エ「わ、わかんねぇ…
カミラお前…一人の女としてローラが好きって言ったんじゃないのか?」
カ「?
そうですよ?」
エ「え、なにお前
タラシ?」
カ「タラシ?」
カミラは今まで恋愛などしたことがなく、告白にどれだけの勇気がいるのかなどわからない。
みんな様々な葛藤をしながら愛の告白をするというのに。