家族の恋
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カ「え、ええと…///
あいたっ…」
わたわたするカミラの頭を落ち着けと言わんばかりに叩いたローラは腰に手を当ててまた辺りを見渡す。
ロ「それで?
これで片がついたってこと?」
『そう言いたいところなんですけど…』
苦笑いしながら恋歌の指差す方を見ると黒い靄(もや)がカミラの近くに浮いている。
ロ「あれは?」
カ「…初代の魂です」
ロ「え?」
一番厄介なのが残っているではないかと恋歌を見るが恋歌に慌てる様子はない。
『あなたにお話があるそうですよ』
カ「俺に?」
カミラが手を差し出せばその掌に乗るように靄が降りてくる。
その後、1分程度沈黙が続いた。
カ「……わかりました
恋歌さん、お願いします」
『はい』
霊の声など聞こえないエースとローラはどのような会話があったのか聞こえなかった。
それでもカミラの顔がなにか決意を秘めたような顔をしていたから何も聞けない。
靄を恋歌に渡すと、恋歌はそれを持って再び山の中へ行ってしまった。
エ「恋歌は何しに行ったんだ?」
カ「魂を浄化しに行ってもらいました」
エ「浄化?」
カ「はい
エースさん、」
エ「ん?」
カ「お願いがあります」
白「グララララ!
お前か!俺に会いてぇ小僧ってのは」
カミラに願いがあると言われ聞いてみれば白ひげに会いたいと言う。
それを白ひげに伝えれば連れて来いと許可が貰えたため、カミラは白ひげと一対一で対面中だ。
ちなみにエースは凍ってしまったモビーを溶かすために駆り出されている。
カ「あ、あのえっと…」
白「怯えることはねぇ
何か俺に話があるんだろ、言ってみろ」
世界最強の海賊の船長を目の前におどおどしていたカミラだったが、白ひげの纏うオーラのようなものが安心できるものであると直感的に判断し、正座をして背筋を伸ばした。
カ「俺を…この船に置いていただきたいのです」
白ひげはカミラの言葉に驚くことなく持っていた酒を飲む。
白「理由を言え」
カ「初めて守りたいと思った人を生涯守るために」
はっきりと告げた言葉の後はしばしの沈黙。
白「知ってるとは思うがこの船は海賊船
お前みたいなひょろひょろの野郎にゃちときついかもしれねぇ」
カ「承知の上です
置いていただけるのであれば雑用でもなんでもします
どうか…お願いします」
すっ、と頭を下げたカミラに白ひげはまた沈黙を返す。
白「…いいだろう」
白ひげのその言葉にばっ、とカミラは顔を上げる。
白「この世界で俺の名を背負って守りたい女を守り抜け!」
カ「あ、ありがとうございます!!」
また頭を下げるカミラの耳とモビー中に白ひげの機嫌の良い笑い声が響いた。
あいたっ…」
わたわたするカミラの頭を落ち着けと言わんばかりに叩いたローラは腰に手を当ててまた辺りを見渡す。
ロ「それで?
これで片がついたってこと?」
『そう言いたいところなんですけど…』
苦笑いしながら恋歌の指差す方を見ると黒い靄(もや)がカミラの近くに浮いている。
ロ「あれは?」
カ「…初代の魂です」
ロ「え?」
一番厄介なのが残っているではないかと恋歌を見るが恋歌に慌てる様子はない。
『あなたにお話があるそうですよ』
カ「俺に?」
カミラが手を差し出せばその掌に乗るように靄が降りてくる。
その後、1分程度沈黙が続いた。
カ「……わかりました
恋歌さん、お願いします」
『はい』
霊の声など聞こえないエースとローラはどのような会話があったのか聞こえなかった。
それでもカミラの顔がなにか決意を秘めたような顔をしていたから何も聞けない。
靄を恋歌に渡すと、恋歌はそれを持って再び山の中へ行ってしまった。
エ「恋歌は何しに行ったんだ?」
カ「魂を浄化しに行ってもらいました」
エ「浄化?」
カ「はい
エースさん、」
エ「ん?」
カ「お願いがあります」
白「グララララ!
お前か!俺に会いてぇ小僧ってのは」
カミラに願いがあると言われ聞いてみれば白ひげに会いたいと言う。
それを白ひげに伝えれば連れて来いと許可が貰えたため、カミラは白ひげと一対一で対面中だ。
ちなみにエースは凍ってしまったモビーを溶かすために駆り出されている。
カ「あ、あのえっと…」
白「怯えることはねぇ
何か俺に話があるんだろ、言ってみろ」
世界最強の海賊の船長を目の前におどおどしていたカミラだったが、白ひげの纏うオーラのようなものが安心できるものであると直感的に判断し、正座をして背筋を伸ばした。
カ「俺を…この船に置いていただきたいのです」
白ひげはカミラの言葉に驚くことなく持っていた酒を飲む。
白「理由を言え」
カ「初めて守りたいと思った人を生涯守るために」
はっきりと告げた言葉の後はしばしの沈黙。
白「知ってるとは思うがこの船は海賊船
お前みたいなひょろひょろの野郎にゃちときついかもしれねぇ」
カ「承知の上です
置いていただけるのであれば雑用でもなんでもします
どうか…お願いします」
すっ、と頭を下げたカミラに白ひげはまた沈黙を返す。
白「…いいだろう」
白ひげのその言葉にばっ、とカミラは顔を上げる。
白「この世界で俺の名を背負って守りたい女を守り抜け!」
カ「あ、ありがとうございます!!」
また頭を下げるカミラの耳とモビー中に白ひげの機嫌の良い笑い声が響いた。