家族の恋
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カ「さっきの女性は1人でも大丈夫なんですか?」
ローラを抱えて森を駆け下りながら、呼吸の荒くなってきたローラに問う。
ロ「あいつの心配はいらないわ…
(そんなことより本当に止血しないと…)」
どくどくと溢れ出てくる血がローラとカミラの服を赤く染める。
カ「??
これなんですか?」
全速力で山を降りているというのに小さな光が2つ自分の後ろをついてきていることに気づいた。
その2つの光がローラの頭の上とつま先に別れるとオレンジ色の光がローラを包み込んだ。
カ「え?え?
これ大丈夫なんですか?」
ロ「……大丈夫
たぶんこれはあの女の力だから」
ローラが見たことのない力だったが自分の傷が治ってきていることに気づき恋歌の力だとわかった。
ロ「(幽霊が怖いくせに人の心配なんかしてんじゃないわよ…)」
カ「あ!白髭海賊の船が見えました!」
白い鯨が船首についている大きな船を見つけカミラはそこに向かって走る。
エ「ん?」
モビーの前に立っていたエースは見かけない男がこちらに走ってきていることに気づき首をかしげる。
エ「なにしてんだ、お前」
ロ「…いろいろあったんです」
その見たことのない男に抱えられている部下にもさらに首をかしげる。
ロ「おろして」
カ「え?あ、あの怪我は…」
ロ「治ったわ」
カミラの胸を押して地に足をつけたローラは自分の手のひらを見つめ、閉じたり開いたりを繰り返す。
エ「珍しく血まみれじゃねぇか
どっか怪我でもしてんのか?」
ロ「さっきまでしてたんですけど…
あいつの変な力で治りました」
エ「恋歌か
そういやよ、恋歌どこに行ったか知らねぇか?
尾行の報告を受けてる途中で急に、ごめん!って消えちまって」
ロ「……あたしがあいつからもらった珠を割ったからですよ
………不本意でしたけど」
エ「ふーん、お前が恋歌の助けをねぇ…」
にやにやとするエースに顔が赤くなるのを感じたローラはそんなことより!!、と無理やり話を変えた。
ロ「こいつがここの領主みたいです」
エ「え、こいつが?」
へぇー、ふーん、と言いながらじろじろとカミラを見るエースは目線を合わせて睨むようにカミラを見つめる。
エ「で?」
カ「え、えと…」
なぜ初対面で睨まれているのかわからずカミラは後退る。
エ「うちの隊のやつに怪我負わせたのはお前か?」
カ「え?」
ローラを抱えて森を駆け下りながら、呼吸の荒くなってきたローラに問う。
ロ「あいつの心配はいらないわ…
(そんなことより本当に止血しないと…)」
どくどくと溢れ出てくる血がローラとカミラの服を赤く染める。
カ「??
これなんですか?」
全速力で山を降りているというのに小さな光が2つ自分の後ろをついてきていることに気づいた。
その2つの光がローラの頭の上とつま先に別れるとオレンジ色の光がローラを包み込んだ。
カ「え?え?
これ大丈夫なんですか?」
ロ「……大丈夫
たぶんこれはあの女の力だから」
ローラが見たことのない力だったが自分の傷が治ってきていることに気づき恋歌の力だとわかった。
ロ「(幽霊が怖いくせに人の心配なんかしてんじゃないわよ…)」
カ「あ!白髭海賊の船が見えました!」
白い鯨が船首についている大きな船を見つけカミラはそこに向かって走る。
エ「ん?」
モビーの前に立っていたエースは見かけない男がこちらに走ってきていることに気づき首をかしげる。
エ「なにしてんだ、お前」
ロ「…いろいろあったんです」
その見たことのない男に抱えられている部下にもさらに首をかしげる。
ロ「おろして」
カ「え?あ、あの怪我は…」
ロ「治ったわ」
カミラの胸を押して地に足をつけたローラは自分の手のひらを見つめ、閉じたり開いたりを繰り返す。
エ「珍しく血まみれじゃねぇか
どっか怪我でもしてんのか?」
ロ「さっきまでしてたんですけど…
あいつの変な力で治りました」
エ「恋歌か
そういやよ、恋歌どこに行ったか知らねぇか?
尾行の報告を受けてる途中で急に、ごめん!って消えちまって」
ロ「……あたしがあいつからもらった珠を割ったからですよ
………不本意でしたけど」
エ「ふーん、お前が恋歌の助けをねぇ…」
にやにやとするエースに顔が赤くなるのを感じたローラはそんなことより!!、と無理やり話を変えた。
ロ「こいつがここの領主みたいです」
エ「え、こいつが?」
へぇー、ふーん、と言いながらじろじろとカミラを見るエースは目線を合わせて睨むようにカミラを見つめる。
エ「で?」
カ「え、えと…」
なぜ初対面で睨まれているのかわからずカミラは後退る。
エ「うちの隊のやつに怪我負わせたのはお前か?」
カ「え?」