家族の恋
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恋歌は刀を一本出してのろのろと向かってきていた男に投げる。
心臓に刺さったというのに呻き声一つあげず倒れた男は2度と起き上がることはなかった。
『既に亡くなられている方に攻撃するのはあまりいい気はしませんね』
ロ「取り憑いてるんだから仕方ないじゃない
てかあんた珍しく躊躇いもなく普通に攻撃するのね
しかも急所に…って、なにしてんの?」
『え、な、なにがですか?』
ロ「……なにがって…」
ローラはいつもとは違う恋歌に違和感を感じて尋ねたのだが恋歌の顔を見て説明されずとも理解した。
ロ「あんたもしかして……幽霊、怖かったりするの?」
『い、いえ、そんなことは…』
目をぎゅっと瞑り、少しだけ冷や汗をかいている恋歌の様子を見てローラはにやっ、と意地の悪い笑みを浮かべた。
ロ「へぇー、あんたにこんな弱点があったなんてねー
ふーん」
『ゆ、幽霊は昔からダメなんです…
ホラー映画とか見た後は何日か夢で見ちゃうし…』
ロ「えいが?なにそれ」
『と、とにかく!
相手が見えないので適当に攻撃しますから逃げてください』
ロ「は?
あんたもしかして幽霊見えないの?」
『……見えるから目を閉じてるんです
意識すれば見えるし、私に敵意や殺意を持ったものはたとえ死者の魂だろうと見えるって今回知りました』
ロ「便利なのか不便なのかわからない力ね」
『でもとりあえず今は…』
恋歌は自分の周りに全ての刀を舞わせた。
『本当に適当に攻撃するんで危ないですよ?』
ロ「最初のはまぐれあたりだったってことね
ちょっとあんた」
カ「え、お、俺ですか?」
ロ「あんたしかいないでしょ
この女の無差別な攻撃にあてられたら間違いなく死ぬわ
とりあえず被害のこないところまで離れるわよ」
カ「わ、わかりました!」
カミラは言われた意味があまりわからないままだったが、ローラの気迫に押されてまたローラを抱え上げた。
『船まで逃げてください
あそこにはエース達がいるのでそこに攻撃が届かないようにします』
ロ「わかったわ」
『10分間ここでこの人たちを足止めします
せめて巻き込まれないところまで逃げてもらえたら』
カ「わ、わかりました!」
『では行ってください』
ひとつ頷いたカミラはローラに道を指示されながら、足場の悪い森を降りていった。
心臓に刺さったというのに呻き声一つあげず倒れた男は2度と起き上がることはなかった。
『既に亡くなられている方に攻撃するのはあまりいい気はしませんね』
ロ「取り憑いてるんだから仕方ないじゃない
てかあんた珍しく躊躇いもなく普通に攻撃するのね
しかも急所に…って、なにしてんの?」
『え、な、なにがですか?』
ロ「……なにがって…」
ローラはいつもとは違う恋歌に違和感を感じて尋ねたのだが恋歌の顔を見て説明されずとも理解した。
ロ「あんたもしかして……幽霊、怖かったりするの?」
『い、いえ、そんなことは…』
目をぎゅっと瞑り、少しだけ冷や汗をかいている恋歌の様子を見てローラはにやっ、と意地の悪い笑みを浮かべた。
ロ「へぇー、あんたにこんな弱点があったなんてねー
ふーん」
『ゆ、幽霊は昔からダメなんです…
ホラー映画とか見た後は何日か夢で見ちゃうし…』
ロ「えいが?なにそれ」
『と、とにかく!
相手が見えないので適当に攻撃しますから逃げてください』
ロ「は?
あんたもしかして幽霊見えないの?」
『……見えるから目を閉じてるんです
意識すれば見えるし、私に敵意や殺意を持ったものはたとえ死者の魂だろうと見えるって今回知りました』
ロ「便利なのか不便なのかわからない力ね」
『でもとりあえず今は…』
恋歌は自分の周りに全ての刀を舞わせた。
『本当に適当に攻撃するんで危ないですよ?』
ロ「最初のはまぐれあたりだったってことね
ちょっとあんた」
カ「え、お、俺ですか?」
ロ「あんたしかいないでしょ
この女の無差別な攻撃にあてられたら間違いなく死ぬわ
とりあえず被害のこないところまで離れるわよ」
カ「わ、わかりました!」
カミラは言われた意味があまりわからないままだったが、ローラの気迫に押されてまたローラを抱え上げた。
『船まで逃げてください
あそこにはエース達がいるのでそこに攻撃が届かないようにします』
ロ「わかったわ」
『10分間ここでこの人たちを足止めします
せめて巻き込まれないところまで逃げてもらえたら』
カ「わ、わかりました!」
『では行ってください』
ひとつ頷いたカミラはローラに道を指示されながら、足場の悪い森を降りていった。