家族の恋
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ロ「もうっ!」
カ「いっ!!」
ロ「ほら!あっちに隠れるわよ」
情けない顔をしているカミラに一発頭突きをしてから木の後ろに隠れるようにと指示する。
ローラは自分で歩こうとしたのだがカミラがローラを横抱きにして持ち上げた。
その拍子にローラのポケットからなにかが落ちる。
ロ「(これ…そういえばもらったわね)
あんた案外力あるのね
そこに落ちたの拾ってくれる?」
カ「さ、さすがに女の人ひとりぐらいは運べますよ!
え、ど、どれですか?」
ローラは身体中にいろいろと武器を仕込んでいるため普通よりは重いはずなのだ。
カミラはローラに言われた通りに下にあるものを拾おうとしたがそれに触れる直前に手元を銃弾がかすめる。
ロ「あ、」
次が来る前にカミラは急いで走った。
落としたものを拾うことなく。
「どこへ逃げようと同じことですよ
この島にいる限りは俺たちからは逃げられない」
ロ「ちょっ、ちょっと待って!!」
カ「な、なんですか?」
追いつかれるわけにはいかないので全力で走っているカミラは息をきらしながらローラに視線をむける。
ロ「今の拾わないと!
あれで…あれであいつを呼べる!」
カ「??あいつ?」
急ブレーキをかけてカミラは立ち止まり、手ごろな大きさの木の後ろに隠れる。
ロ「あれを…割りさえすれば…
(ほんとは死んでも頼りたくなかったけど…
船のみんなが…危ないんだから…!)」
カ「さっきのガラス玉みたいなの大事なものなんですか?」
ロ「大事なわけないでしょ
でもあれを割ることができたら助かるかもしれない」
カ「?」
なにを根拠にそんなことを言っているのかカミラにはわからなかったがローラを信じるしかない。
ロ「あそこまで戻るのは不可能に近いわ
ここから撃ってあれを割るしか…」
墓石の前に落としてきてしまったのだが、先ほどの戦いで動きの遅くなった男たちはまだそのあたりをうろうろしているのだ。
全員が退くのを待ってからでは初代に追いつかれる。
だからこそ今すぐ割る必要があるのだが、ローラは腕をあげることはできない。
頼りになるのは…
ロ「…あんたしかいないなんてね」
カ「な、なにがですか?」
カ「いっ!!」
ロ「ほら!あっちに隠れるわよ」
情けない顔をしているカミラに一発頭突きをしてから木の後ろに隠れるようにと指示する。
ローラは自分で歩こうとしたのだがカミラがローラを横抱きにして持ち上げた。
その拍子にローラのポケットからなにかが落ちる。
ロ「(これ…そういえばもらったわね)
あんた案外力あるのね
そこに落ちたの拾ってくれる?」
カ「さ、さすがに女の人ひとりぐらいは運べますよ!
え、ど、どれですか?」
ローラは身体中にいろいろと武器を仕込んでいるため普通よりは重いはずなのだ。
カミラはローラに言われた通りに下にあるものを拾おうとしたがそれに触れる直前に手元を銃弾がかすめる。
ロ「あ、」
次が来る前にカミラは急いで走った。
落としたものを拾うことなく。
「どこへ逃げようと同じことですよ
この島にいる限りは俺たちからは逃げられない」
ロ「ちょっ、ちょっと待って!!」
カ「な、なんですか?」
追いつかれるわけにはいかないので全力で走っているカミラは息をきらしながらローラに視線をむける。
ロ「今の拾わないと!
あれで…あれであいつを呼べる!」
カ「??あいつ?」
急ブレーキをかけてカミラは立ち止まり、手ごろな大きさの木の後ろに隠れる。
ロ「あれを…割りさえすれば…
(ほんとは死んでも頼りたくなかったけど…
船のみんなが…危ないんだから…!)」
カ「さっきのガラス玉みたいなの大事なものなんですか?」
ロ「大事なわけないでしょ
でもあれを割ることができたら助かるかもしれない」
カ「?」
なにを根拠にそんなことを言っているのかカミラにはわからなかったがローラを信じるしかない。
ロ「あそこまで戻るのは不可能に近いわ
ここから撃ってあれを割るしか…」
墓石の前に落としてきてしまったのだが、先ほどの戦いで動きの遅くなった男たちはまだそのあたりをうろうろしているのだ。
全員が退くのを待ってからでは初代に追いつかれる。
だからこそ今すぐ割る必要があるのだが、ローラは腕をあげることはできない。
頼りになるのは…
ロ「…あんたしかいないなんてね」
カ「な、なにがですか?」