家族の恋
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ローラもカミラもそのことは考えていなかった。
あいては幽霊。
誰にでも取り憑けるのだ。
ロ「…なにがなんでもここで倒さなきゃいけなくなったわね」
カ「で、でもどうやって…」
ロ「今は戦うしかないわ」
初代が構えた武器は刀。
ローラはカミラに支えられながら立ち上がり銃を構える。
ロ「ほら、あんたもこれ持ってなさい」
カ「あ、はい」
片方の腕をカミラの肩にまわしているのでひとつしか銃が握れない。
だからもうひとつの銃はカミラに渡したのだ。
ロ「撃ち方ぐらいわかるでしょ
弾の補充がしたかったらあたしのポケットから勝手にとって
ナイフも自由に使ってくれていいわ」
カ「わ、わかりました」
少し震えた構え方をするカミラに、一抹の不安を覚えたが今はそれすらも気にしてやれない。
ロ「弾数も残り少ないわ
あんまり無駄遣いしないようにね
(あたしは自分でリロードできないから最高で6発
あとはナイフか…
ナイフも片手でとれるのは10本ぐらい…)」
今自分が使える武器を頭の中で確認して向かってくる敵を倒して行く。
ロ「(5、4、3)」
減っていく弾数を数えながら敵の数を確認するがひとりも減らない。
隣のカミラは撃つよりも銃で殴っている方が多いぐらいだ。
いったん銃をしまい、ナイフにかえる。
数は減らないが体にガタがきているのか、動きはだんだんと鈍くなってきた。
ロ「ちょっとあんた
一発も当たってないじゃないのよ!」
隣から銃声は聞こえるが一発も相手に当たっていない。
カ「す、すいません!
銃なんか撃ったのはじめてで…」
カミラが握っている銃は弾がなくなったため最早鈍器でしかない。
ロ「(足さえ怪我してなければ刀でも奪えばなんとかできたんだろうけど…)」
「もう弾切れですか?」
どんっどんっ、と2発の銃声が聞こえて命中したのはローラの体。
両腕に一発ずつ。
これで腕もあがらなくなってしまった。
「これではもう攻撃できませんね?
おとなしく殺されますか?」
カミラは血だらけのローラを見ておろおろしているだけだ。
初代は余裕があるのか銃をくるくるとまわしながら近づいてくる。
ロ「落ち着きなさいよ…
まだ…大丈夫
致命傷はひとつもないんだから」
カ「でも血が…」
ロ「(確かに止血ぐらいはした方がいいかもね…)」
あいては幽霊。
誰にでも取り憑けるのだ。
ロ「…なにがなんでもここで倒さなきゃいけなくなったわね」
カ「で、でもどうやって…」
ロ「今は戦うしかないわ」
初代が構えた武器は刀。
ローラはカミラに支えられながら立ち上がり銃を構える。
ロ「ほら、あんたもこれ持ってなさい」
カ「あ、はい」
片方の腕をカミラの肩にまわしているのでひとつしか銃が握れない。
だからもうひとつの銃はカミラに渡したのだ。
ロ「撃ち方ぐらいわかるでしょ
弾の補充がしたかったらあたしのポケットから勝手にとって
ナイフも自由に使ってくれていいわ」
カ「わ、わかりました」
少し震えた構え方をするカミラに、一抹の不安を覚えたが今はそれすらも気にしてやれない。
ロ「弾数も残り少ないわ
あんまり無駄遣いしないようにね
(あたしは自分でリロードできないから最高で6発
あとはナイフか…
ナイフも片手でとれるのは10本ぐらい…)」
今自分が使える武器を頭の中で確認して向かってくる敵を倒して行く。
ロ「(5、4、3)」
減っていく弾数を数えながら敵の数を確認するがひとりも減らない。
隣のカミラは撃つよりも銃で殴っている方が多いぐらいだ。
いったん銃をしまい、ナイフにかえる。
数は減らないが体にガタがきているのか、動きはだんだんと鈍くなってきた。
ロ「ちょっとあんた
一発も当たってないじゃないのよ!」
隣から銃声は聞こえるが一発も相手に当たっていない。
カ「す、すいません!
銃なんか撃ったのはじめてで…」
カミラが握っている銃は弾がなくなったため最早鈍器でしかない。
ロ「(足さえ怪我してなければ刀でも奪えばなんとかできたんだろうけど…)」
「もう弾切れですか?」
どんっどんっ、と2発の銃声が聞こえて命中したのはローラの体。
両腕に一発ずつ。
これで腕もあがらなくなってしまった。
「これではもう攻撃できませんね?
おとなしく殺されますか?」
カミラは血だらけのローラを見ておろおろしているだけだ。
初代は余裕があるのか銃をくるくるとまわしながら近づいてくる。
ロ「落ち着きなさいよ…
まだ…大丈夫
致命傷はひとつもないんだから」
カ「でも血が…」
ロ「(確かに止血ぐらいはした方がいいかもね…)」