家族の恋
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その後モビーに帰ったローラは聞いたことをマルコに報告した。
マ「なるほどない…
この島がでかいのに栄えてないのはそういうことか…」
ロ「はい
どの住民に聞いても領主が住んでいる場所は知らないと返ってきました
わたしも一通り見て回ってきたんですけどそれらしい建物は見つかりませんでした」
マ「どこかに隠しているというかよい?」
ロ「おそらくは」
顎に手を当てて考える仕草をするマルコだが、ふと不思議な顔をしてローラを見つめる。
ロ「なんですか?」
マ「お前…いつから他人のことを気遣うようになった?」
ロ「は?」
マ「いや、前までのお前は家族のこととなると煩かったが他人のこととなると無関心だったじゃねぇかよい
それがここまで調べてわざわざ俺に報告してくるとはどういう風の吹き回しだ?」
言われてから気づいたのか、はっとしたような顔をした後みるみる顔が赤く染まる。
ロ「い、いえ!
と、とくに大した理由はないのですが…」
マ「ほぉー
まぁそれならそれでいいけどよい
それで」
にやにやしていたマルコが急にきりっとした表情に戻った。
マ「お前は俺にこのことを報告してどうしたい」
ロ「え…どうって…」
マ「わかってるとは思うがここはオヤジの島じゃないよい
そんな普通の島でなにが起ころうと俺たちは知ったこっちゃねぇ
ここの住民には同情はするが俺たちは便利屋でも何でも屋でも救い屋でもなんでもねぇ
海賊なんだよい
俺の言ってる意味がわからないことはないよな?」
ロ「は、はい…」
この島の住民を助けてやる義理はない
マルコはそう言いたいのはよくわかる。
先ほど自分も他人だからとカミラの助けを拒否したところなのだから。
マ「まぁ…俺に言うからこうなるってわかるよな?」
ぽりぽりとめんどくさそうに頭をかきながらため息をつくマルコにローラは首を傾げる。
ロ「マルコ隊長それはどういう…」
マ「俺はここの1番隊隊長
オヤジの安全のために常に無駄な行動は控える
この船の奴らにもそれは守ってもらうよい
だがここのアホどもがそろっていつも俺の言うことなんか聞くかよい」
ロ「!!」
マ「とくにお前のとこの隊長には困ったもんだよい
ろくに言うことなんか聞きやしねぇ」
ロ「はい!
そうですね!!」
マルコの言いたいことを理解したローラは満面の笑みで返事をする。
マ「掃除覚悟しとくんだない」
ロ「今度はひとりじゃないんで大丈夫です」
道連れになるであろう自分の隊長を思い笑ったがそれはそれで場所が増えるだけだと言われ苦笑いしながらマルコの元から去った。
マ「なるほどない…
この島がでかいのに栄えてないのはそういうことか…」
ロ「はい
どの住民に聞いても領主が住んでいる場所は知らないと返ってきました
わたしも一通り見て回ってきたんですけどそれらしい建物は見つかりませんでした」
マ「どこかに隠しているというかよい?」
ロ「おそらくは」
顎に手を当てて考える仕草をするマルコだが、ふと不思議な顔をしてローラを見つめる。
ロ「なんですか?」
マ「お前…いつから他人のことを気遣うようになった?」
ロ「は?」
マ「いや、前までのお前は家族のこととなると煩かったが他人のこととなると無関心だったじゃねぇかよい
それがここまで調べてわざわざ俺に報告してくるとはどういう風の吹き回しだ?」
言われてから気づいたのか、はっとしたような顔をした後みるみる顔が赤く染まる。
ロ「い、いえ!
と、とくに大した理由はないのですが…」
マ「ほぉー
まぁそれならそれでいいけどよい
それで」
にやにやしていたマルコが急にきりっとした表情に戻った。
マ「お前は俺にこのことを報告してどうしたい」
ロ「え…どうって…」
マ「わかってるとは思うがここはオヤジの島じゃないよい
そんな普通の島でなにが起ころうと俺たちは知ったこっちゃねぇ
ここの住民には同情はするが俺たちは便利屋でも何でも屋でも救い屋でもなんでもねぇ
海賊なんだよい
俺の言ってる意味がわからないことはないよな?」
ロ「は、はい…」
この島の住民を助けてやる義理はない
マルコはそう言いたいのはよくわかる。
先ほど自分も他人だからとカミラの助けを拒否したところなのだから。
マ「まぁ…俺に言うからこうなるってわかるよな?」
ぽりぽりとめんどくさそうに頭をかきながらため息をつくマルコにローラは首を傾げる。
ロ「マルコ隊長それはどういう…」
マ「俺はここの1番隊隊長
オヤジの安全のために常に無駄な行動は控える
この船の奴らにもそれは守ってもらうよい
だがここのアホどもがそろっていつも俺の言うことなんか聞くかよい」
ロ「!!」
マ「とくにお前のとこの隊長には困ったもんだよい
ろくに言うことなんか聞きやしねぇ」
ロ「はい!
そうですね!!」
マルコの言いたいことを理解したローラは満面の笑みで返事をする。
マ「掃除覚悟しとくんだない」
ロ「今度はひとりじゃないんで大丈夫です」
道連れになるであろう自分の隊長を思い笑ったがそれはそれで場所が増えるだけだと言われ苦笑いしながらマルコの元から去った。