家族の恋
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ロ「なんで助けたの?」
カ「え?」
ぎろっと下から睨みつけながら押さえつけている腕の力を緩めないローラにカミラは相手が女であったとしても自分が勝てないことを悟る。
ロ「あんた、あいつらが店荒らしてる時からずっと近くにいたわよね?」
カ「え、あの…」
ロ「別に今更なんであの店を荒らしてた時に白ひげのことを言わなかったのかはどうでもいいわ
あんた弱っちそうだしあいつらに逆らえないんでしょ?」
カ「う、は…はい…」
ロ「それなのにのこのここんなところまでついてきてあたしの邪魔をしたのはなんで?」
カ「え、じゃ、邪魔ですか?」
ロ「そう
人を見かけだけで判断するのはやめておいた方がいいっていうことを忠告しておいてあげるわ
あんなのにわたしは負けない」
ローラは掃除の鬱憤を晴らそうとしたのに邪魔されたのが気に食わないらしい。
だが、カミラとしては女の子を守ったつもりでいたので邪魔だったと言われてぽかんとしている。
カ「お、俺は…あなたがあの人たちに怪我させられると思って…」
ロ「それが余計なお世話
弱いなら弱いものらしく事が終わるまで待ってればいいのよ
下手に口出して自分が怪我したくないでしょ」
言いたいことを伝え切ったローラは押さえていた腕を離してやる。
ずるずると座り込んだカミラは目線の先にあるローラの足を見た。
そこには今しがた伝えた世界最強と名高い海賊のマークがあった。
カ「あなた…もしかして…」
ロ「わかったでしょ?
わたしは弱くないし助けてもらう義理もない
そこいらの女と一緒にしないことね」
踵を返して今度こそ商店街に戻ろうとするローラは腕を掴まれて立ち止まる。
ロ「……なに?」
カ「で、でも俺は!!
たとえあなたが強くて俺があなたより弱くても…
女の子は…守るべきだと思うから…」
ロ「……」
カ「だから…俺は…」
ロ「…守るものがある時に強くなれるってのはわたしもわかるわ」
カ「!!」
ロ「でもそれはそれなりの力をつけてから言うことね
どんなに立派なことを言おうと志があろうとこの世界で力を持たないものはなにも守れない」
カ「……わかって…います…」
ロ「そ、ならいいわ」
掴まれていた腕を無理矢理ほどくと項垂れているカミラを残して商店街に足を向けた。
カ「え?」
ぎろっと下から睨みつけながら押さえつけている腕の力を緩めないローラにカミラは相手が女であったとしても自分が勝てないことを悟る。
ロ「あんた、あいつらが店荒らしてる時からずっと近くにいたわよね?」
カ「え、あの…」
ロ「別に今更なんであの店を荒らしてた時に白ひげのことを言わなかったのかはどうでもいいわ
あんた弱っちそうだしあいつらに逆らえないんでしょ?」
カ「う、は…はい…」
ロ「それなのにのこのここんなところまでついてきてあたしの邪魔をしたのはなんで?」
カ「え、じゃ、邪魔ですか?」
ロ「そう
人を見かけだけで判断するのはやめておいた方がいいっていうことを忠告しておいてあげるわ
あんなのにわたしは負けない」
ローラは掃除の鬱憤を晴らそうとしたのに邪魔されたのが気に食わないらしい。
だが、カミラとしては女の子を守ったつもりでいたので邪魔だったと言われてぽかんとしている。
カ「お、俺は…あなたがあの人たちに怪我させられると思って…」
ロ「それが余計なお世話
弱いなら弱いものらしく事が終わるまで待ってればいいのよ
下手に口出して自分が怪我したくないでしょ」
言いたいことを伝え切ったローラは押さえていた腕を離してやる。
ずるずると座り込んだカミラは目線の先にあるローラの足を見た。
そこには今しがた伝えた世界最強と名高い海賊のマークがあった。
カ「あなた…もしかして…」
ロ「わかったでしょ?
わたしは弱くないし助けてもらう義理もない
そこいらの女と一緒にしないことね」
踵を返して今度こそ商店街に戻ろうとするローラは腕を掴まれて立ち止まる。
ロ「……なに?」
カ「で、でも俺は!!
たとえあなたが強くて俺があなたより弱くても…
女の子は…守るべきだと思うから…」
ロ「……」
カ「だから…俺は…」
ロ「…守るものがある時に強くなれるってのはわたしもわかるわ」
カ「!!」
ロ「でもそれはそれなりの力をつけてから言うことね
どんなに立派なことを言おうと志があろうとこの世界で力を持たないものはなにも守れない」
カ「……わかって…います…」
ロ「そ、ならいいわ」
掴まれていた腕を無理矢理ほどくと項垂れているカミラを残して商店街に足を向けた。