所属と証
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『さてと、今日の最後は…』
サボ「……俺です…」
海を元に戻してニーナと2人で船に戻ると若干顔色の悪いサボがいた。
『大丈夫?』
サボ「…ああ、大丈夫だよ」
ニ「ったく、しっかりしなさいよ
ギャラリーも増えたことだし」
サボ「…それが嫌なんだって」
そう、サボの顔色が悪いのは恋歌の訓練を見ようと集まった他の隊の隊員たちがいるからだ。
しかも数百人。
サボが恋歌に勝てるとは思っていない。
ほとんど負けたことのないサボが負ける姿をからかってやろうという考えなのだ。
サボ「なんか緊張してきた…いてっ」
深呼吸を繰り返すサボの背中をニーナがばしんっ、と叩いて喝を入れてやる。
ニ「しっかりしなさいよ」
サボ「わかってるよ
ありがと」
ニ「…別に」
ちょっとだけ顔を赤くしてすたすたと歩いて行ってしまうニーナの背中を見て最後にひとつ深い深い深呼吸をした。
サボ「お願いします」
『…はい、こちらこそ』
長く息をはき終わってから振り返り恋歌と向き合ったサボは刀を抜いて構えた。
ぴりぴりとした空気の中、冷やかしに来たはずのギャラリーもごくりと唾を飲み込んだ。
ぐっ、と足に力を入れて風の力を利用して間合いを一瞬で詰め躊躇なく恋歌に刀を振り下ろした。
それを軽く避けられ背後からの回し蹴りを鞘で受け止め振り払う。
サボ「よっ、と」
少し距離が空いたところで恋歌の方へ自身で起こした竜巻で攻撃する。
『【天竜の咆哮】!』
同じく口から出した竜巻でサボの攻撃を相殺した。
サボ「想定済み!」
『!!』
しかし相殺した直後にサボはその場におらず恋歌の背後から峰打ちを狙っていた。
一瞬で刀を一本出しそれを受け止める。
だが受け止めたところから恋歌の刀がどんどんと凍っていく。
『……【万象一切灰燼と為せ】』
サボ「やべっ…」
雰囲気からしてやばいと感じたサボは後ろに飛びのいたが恋歌がそれを追ってくる。
『嘘だよ』
サボ「いっ…!!」
全力で飛びのいたはずなのに一瞬で間合いを詰められ刀が振り下ろされた。
ギリギリで受け止めたサボは恋歌の力に押し負けそうになるがなんとか踏ん張っている。
『【面をあげろ 侘助】』
その言葉の直後に恋歌の刀の形が変わり今度は恋歌がサボから離れた。
『さぁて何回耐えられるかな?』
サボ「……俺です…」
海を元に戻してニーナと2人で船に戻ると若干顔色の悪いサボがいた。
『大丈夫?』
サボ「…ああ、大丈夫だよ」
ニ「ったく、しっかりしなさいよ
ギャラリーも増えたことだし」
サボ「…それが嫌なんだって」
そう、サボの顔色が悪いのは恋歌の訓練を見ようと集まった他の隊の隊員たちがいるからだ。
しかも数百人。
サボが恋歌に勝てるとは思っていない。
ほとんど負けたことのないサボが負ける姿をからかってやろうという考えなのだ。
サボ「なんか緊張してきた…いてっ」
深呼吸を繰り返すサボの背中をニーナがばしんっ、と叩いて喝を入れてやる。
ニ「しっかりしなさいよ」
サボ「わかってるよ
ありがと」
ニ「…別に」
ちょっとだけ顔を赤くしてすたすたと歩いて行ってしまうニーナの背中を見て最後にひとつ深い深い深呼吸をした。
サボ「お願いします」
『…はい、こちらこそ』
長く息をはき終わってから振り返り恋歌と向き合ったサボは刀を抜いて構えた。
ぴりぴりとした空気の中、冷やかしに来たはずのギャラリーもごくりと唾を飲み込んだ。
ぐっ、と足に力を入れて風の力を利用して間合いを一瞬で詰め躊躇なく恋歌に刀を振り下ろした。
それを軽く避けられ背後からの回し蹴りを鞘で受け止め振り払う。
サボ「よっ、と」
少し距離が空いたところで恋歌の方へ自身で起こした竜巻で攻撃する。
『【天竜の咆哮】!』
同じく口から出した竜巻でサボの攻撃を相殺した。
サボ「想定済み!」
『!!』
しかし相殺した直後にサボはその場におらず恋歌の背後から峰打ちを狙っていた。
一瞬で刀を一本出しそれを受け止める。
だが受け止めたところから恋歌の刀がどんどんと凍っていく。
『……【万象一切灰燼と為せ】』
サボ「やべっ…」
雰囲気からしてやばいと感じたサボは後ろに飛びのいたが恋歌がそれを追ってくる。
『嘘だよ』
サボ「いっ…!!」
全力で飛びのいたはずなのに一瞬で間合いを詰められ刀が振り下ろされた。
ギリギリで受け止めたサボは恋歌の力に押し負けそうになるがなんとか踏ん張っている。
『【面をあげろ 侘助】』
その言葉の直後に恋歌の刀の形が変わり今度は恋歌がサボから離れた。
『さぁて何回耐えられるかな?』