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ニ「えと、お願いします」
『こちらこそ』
またしてもぺこぺこと頭を下げあう2人。
ニーナの方は若干緊張している面持ちだ。
周りには先ほど訓練を終えた2番隊の隊員がニーナの方を応援している。
エ「どっちの応援もできねぇな…」
サボ「そうか?
俺はあいつらと一緒でニーナ応援するけどな」
エ「なんでだ?」
サボ「お前…母さんがニーナに負けると思ってんの?」
エ「…ああ、なるほど」
100%恋歌が勝つ。
それがわかっているからこそ緊張しているニーナを応援しているのだ。
『全力で来てね』
ニ「もちろんです
恋歌相手に傷ひとつでもつけられたら自分を褒めたいぐらいですから!!」
勢い良く腕を振れば鋭い水の刃が恋歌を襲う。
ダイヤモンドすら切ることのできる水の刃は簡単には受け止められない。
それは恋歌も同様で鋼鉄化した腕だけでは些か不安もあったので避けることにした。
連続で繰り出されてくる水の刃を避けながら一瞬でニーナの背後に回り込んだ。
ニ「(速い!)
え、ちょっ、わっ!」
「「「あ、」」」
攻撃されると思い、素早く反応したニーナだったが反応し切るよりも先に恋歌に首根っこを掴まれてぽいっ、と放られた。
しかも海の方に。
ニ「ふぅ、びっくりした」
しかし海の上に立てるニーナは海に落ちることなく海面に着地した。
『海の上の方が力思いっきり使えるでしょ?』
ニ「…どうなっても知りませんよ」
「な、なんだ!?」
急に強く揺れ始めた船にクルーたちが慌てるも地震のない海の上で何が起こっているのかわからない。
サボ「…ふむ
これはやばいかもな」
エ「案外冷静だな」
サボ「そういうお前だってのんきに戦い見てんじゃん」
エ「まぁ…逃げ道ねぇし」
サボ「それもそうだな」
これから起こることが大体予想できた2人は海に飲まれる覚悟を密かに決めた。
『随分とたくさんの水を一気に操れるようになったのね』
ニ「あなたがいない間私も強くなるために修行したんです
今度は恋歌を護れるようにと」
『ふふっ、頼もしいね』
にこにこと笑っている恋歌だが、ニーナの後ろには
サボ「あー、今日のはいちだんと大きいな」
エ「恋歌に見てもらいたくて張り切ってるからじゃねぇー?」
サボ「なるほどなー」
モビーすら容易く飲み込めるような大津波があった。
もう遠い目をしている2人はその津波から逃げようとして隊員たちが暴れているのを横目で見るだけだった。
ニ「行きます!」
『【縛道の八十一 断空】』
襲ってくる大津波を止めるために障壁を築く。
「「「恋歌頼むー!!」」」
この壁が壊れればモビーが津波に飲み込まれてしまうため祈るように手を組む。
だがその祈りも虚しく…
『あらま』
びしびしと音を立ててヒビが入っていく。
『こちらこそ』
またしてもぺこぺこと頭を下げあう2人。
ニーナの方は若干緊張している面持ちだ。
周りには先ほど訓練を終えた2番隊の隊員がニーナの方を応援している。
エ「どっちの応援もできねぇな…」
サボ「そうか?
俺はあいつらと一緒でニーナ応援するけどな」
エ「なんでだ?」
サボ「お前…母さんがニーナに負けると思ってんの?」
エ「…ああ、なるほど」
100%恋歌が勝つ。
それがわかっているからこそ緊張しているニーナを応援しているのだ。
『全力で来てね』
ニ「もちろんです
恋歌相手に傷ひとつでもつけられたら自分を褒めたいぐらいですから!!」
勢い良く腕を振れば鋭い水の刃が恋歌を襲う。
ダイヤモンドすら切ることのできる水の刃は簡単には受け止められない。
それは恋歌も同様で鋼鉄化した腕だけでは些か不安もあったので避けることにした。
連続で繰り出されてくる水の刃を避けながら一瞬でニーナの背後に回り込んだ。
ニ「(速い!)
え、ちょっ、わっ!」
「「「あ、」」」
攻撃されると思い、素早く反応したニーナだったが反応し切るよりも先に恋歌に首根っこを掴まれてぽいっ、と放られた。
しかも海の方に。
ニ「ふぅ、びっくりした」
しかし海の上に立てるニーナは海に落ちることなく海面に着地した。
『海の上の方が力思いっきり使えるでしょ?』
ニ「…どうなっても知りませんよ」
「な、なんだ!?」
急に強く揺れ始めた船にクルーたちが慌てるも地震のない海の上で何が起こっているのかわからない。
サボ「…ふむ
これはやばいかもな」
エ「案外冷静だな」
サボ「そういうお前だってのんきに戦い見てんじゃん」
エ「まぁ…逃げ道ねぇし」
サボ「それもそうだな」
これから起こることが大体予想できた2人は海に飲まれる覚悟を密かに決めた。
『随分とたくさんの水を一気に操れるようになったのね』
ニ「あなたがいない間私も強くなるために修行したんです
今度は恋歌を護れるようにと」
『ふふっ、頼もしいね』
にこにこと笑っている恋歌だが、ニーナの後ろには
サボ「あー、今日のはいちだんと大きいな」
エ「恋歌に見てもらいたくて張り切ってるからじゃねぇー?」
サボ「なるほどなー」
モビーすら容易く飲み込めるような大津波があった。
もう遠い目をしている2人はその津波から逃げようとして隊員たちが暴れているのを横目で見るだけだった。
ニ「行きます!」
『【縛道の八十一 断空】』
襲ってくる大津波を止めるために障壁を築く。
「「「恋歌頼むー!!」」」
この壁が壊れればモビーが津波に飲み込まれてしまうため祈るように手を組む。
だがその祈りも虚しく…
『あらま』
びしびしと音を立ててヒビが入っていく。