死の外科医
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ぽい、とスモーカーに投げたのは透明で小さな珠。
ス「なんだこれは」
『あなたに渡すとずーっと使ってくれなさそうなのでたしぎさんが起きたら渡してください
私が必要になった時それを割ってください
例えどの島にいようと
海軍本部にいようと
助けに行きます』
ス「は?」
ロ「お前…海賊の味方じゃなかったのか?」
「そ、そうだ!
桜姫は海賊の救世主とまで言われているんだ!
俺たちなんか助けに来てくれるわけねぇ!」
『いつも思うんですけど、私自分で海賊の救世主とか言ったことないんですよ』
「は、はぁ?」
『勝手に海軍や海賊たちにそう言われて勝手に海軍に桜姫なんて名前つけられて
私は私
やりたいことをやりたいようにやります
助けたいと思った人なら例え海軍でも世間から悪党と言われていても助けます』
「…」
恋歌の言葉に戸惑うG5。
悪だと言われ、懸賞金の額も過去に類を見ないほどの高額。
でもそう言われてきた桜姫が敵である自分たちを助けに来ると、言ってくれた。
『信じる信じないはあなたたちの自由
だけどちゃんとたしぎさんには伝えておいてくださいね
守りたくても力が足りない時、力がつくまであなたに力を貸しますって
では私は行きますね』
ロ「お、おい!」
ベ「恋歌待ってよ!」
今度は止めるものがおらず、ローとベポの腕を引っ張って立ち去った。
ロ「おい」
ローの潜水艦まで辿り着けたので帰ろうとした恋歌をローの低い声が呼び止めた。
『はい?』
ロ「お前麦わら屋のなんなんだ」
『なに、とは?』
ロ「親しい間柄のようなことを言っていたが1度も麦わら屋から桜姫の話しなど聞いたことがない」
『そりゃ言わないでしょうね
これでも一応正体不明ですから』
くすくすと楽しそうに笑う恋歌にローは苛立ちを覚える。
ロ「俺が聞きたいのはそんなことじゃねぇ!
なぜ同盟を組んでいる俺に桜姫と知り合いだと言わなかった!
こんな強力な手札を持っていながら使わなかった!」
ベ「キャ、キャプテン落ち着いて」
怒鳴るローをベポが必死に宥めるがローは聞いていない。
『ローさんがルフィと同盟を組んだのはいつですか?』
ロ「…半年ほど前だ」
『あの頂上戦争を知っているのなら私が怪我をしたことは知っているはずです
あそこで傷を受けて私は2年半動くことができなかった
その間ルフィと連絡も取ることができなくて私が無事であることも伝えられなかったんです』
ロ「……」
ス「なんだこれは」
『あなたに渡すとずーっと使ってくれなさそうなのでたしぎさんが起きたら渡してください
私が必要になった時それを割ってください
例えどの島にいようと
海軍本部にいようと
助けに行きます』
ス「は?」
ロ「お前…海賊の味方じゃなかったのか?」
「そ、そうだ!
桜姫は海賊の救世主とまで言われているんだ!
俺たちなんか助けに来てくれるわけねぇ!」
『いつも思うんですけど、私自分で海賊の救世主とか言ったことないんですよ』
「は、はぁ?」
『勝手に海軍や海賊たちにそう言われて勝手に海軍に桜姫なんて名前つけられて
私は私
やりたいことをやりたいようにやります
助けたいと思った人なら例え海軍でも世間から悪党と言われていても助けます』
「…」
恋歌の言葉に戸惑うG5。
悪だと言われ、懸賞金の額も過去に類を見ないほどの高額。
でもそう言われてきた桜姫が敵である自分たちを助けに来ると、言ってくれた。
『信じる信じないはあなたたちの自由
だけどちゃんとたしぎさんには伝えておいてくださいね
守りたくても力が足りない時、力がつくまであなたに力を貸しますって
では私は行きますね』
ロ「お、おい!」
ベ「恋歌待ってよ!」
今度は止めるものがおらず、ローとベポの腕を引っ張って立ち去った。
ロ「おい」
ローの潜水艦まで辿り着けたので帰ろうとした恋歌をローの低い声が呼び止めた。
『はい?』
ロ「お前麦わら屋のなんなんだ」
『なに、とは?』
ロ「親しい間柄のようなことを言っていたが1度も麦わら屋から桜姫の話しなど聞いたことがない」
『そりゃ言わないでしょうね
これでも一応正体不明ですから』
くすくすと楽しそうに笑う恋歌にローは苛立ちを覚える。
ロ「俺が聞きたいのはそんなことじゃねぇ!
なぜ同盟を組んでいる俺に桜姫と知り合いだと言わなかった!
こんな強力な手札を持っていながら使わなかった!」
ベ「キャ、キャプテン落ち着いて」
怒鳴るローをベポが必死に宥めるがローは聞いていない。
『ローさんがルフィと同盟を組んだのはいつですか?』
ロ「…半年ほど前だ」
『あの頂上戦争を知っているのなら私が怪我をしたことは知っているはずです
あそこで傷を受けて私は2年半動くことができなかった
その間ルフィと連絡も取ることができなくて私が無事であることも伝えられなかったんです』
ロ「……」