死の外科医
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
『まだ顔写真が手配書に載っていないならあの格好をするしかないですね』
恋歌の笑みに嫌な予感がしたスモーカーは未だに止まっている部下にローを逃がすなと指示した。
この女は危険だと、自分が行かなければと判断したから。
『【イノセンス発動】』
どんっ、と恋歌から突風が吹き周りが一瞬目を閉じた。
ロ「な、なん…だと…」
ベ「恋歌?」
ゆっくりと目を開ければ目の前にはこの世界で知らぬものはいない女がいた。
「「「ええー!?さっきの女が桜姫ー!?」」」
ス「桜姫…」
た「なんで…ここに…」
『さて、ローさんと私
どちらを捕まえますか?』
仮面を外してにこっ、と笑った恋歌にスモーカーは十手を構える。
ス「そんなことは決まっている
両方とも逃がしはしねぇ!!」
『そうですか
私も捕まるわけにはいきませんし、ローさんも逃がします』
一本だけ刀を出してスモーカーと対峙する。
た「…スモーカーさん」
ス「なんだ」
た「私に…私にやらせてください」
ス「……」
世界最強と言われている桜姫。
頂上戦争に参加していた二人は実力がどれほどのものかわかっている。
それでもたしぎは自ら進んで行きたいと言った。
意思の強い瞳で。
臆している様子もなく。
ただ真っ直ぐに恋歌を見つめるたしぎにスモーカーはため息をついて十手をおろした。
ス「好きにしろ
俺はローを捕まえる」
た「!!ありがとうございます!」
何を思ったかスモーカーはローに苦戦している部下のところに走って行ってしまった。
た「桜姫…私が相手です」
『…あなたアラバスタで会ったことありますよね?』
た「…覚えてるんですか?」
『そうですね
女性の海兵さんはあまり見かけないもので覚えてたんです
正義…見つかりましたか?』
はっ、としたように恋歌を見るたしぎは少しだけ嬉しそうに笑った。
た「まだ明確なものは見つかっていません
でもスモーカーさんの元で私の正義を…何が正しくて何がいけないのか
それを見極めたいです
何も海軍だけが正義だと思ってはいけないと思い知らされましたから」
『そうですか
私も別にあなたたち海軍に自分から攻撃しようとか、潰してやろうとかいう考えはないと覚えておいてください』
た「…はい
あなたは守りたいものを守るため
その為に戦う…
自分が正しいと思ったことをしているだけなのは知っています
ですが、」
少しだけ見せてくれた笑みを消して剣士の顔になる。
た「あなたを捕まえることも私の仕事
例えあなたが悪者でなくても、敵意がなくてもあなたが桜姫である以上全力で捕まえます」
刀を構え覇気を纏ったたしぎは恋歌に攻撃をしかけていく。
恋歌の笑みに嫌な予感がしたスモーカーは未だに止まっている部下にローを逃がすなと指示した。
この女は危険だと、自分が行かなければと判断したから。
『【イノセンス発動】』
どんっ、と恋歌から突風が吹き周りが一瞬目を閉じた。
ロ「な、なん…だと…」
ベ「恋歌?」
ゆっくりと目を開ければ目の前にはこの世界で知らぬものはいない女がいた。
「「「ええー!?さっきの女が桜姫ー!?」」」
ス「桜姫…」
た「なんで…ここに…」
『さて、ローさんと私
どちらを捕まえますか?』
仮面を外してにこっ、と笑った恋歌にスモーカーは十手を構える。
ス「そんなことは決まっている
両方とも逃がしはしねぇ!!」
『そうですか
私も捕まるわけにはいきませんし、ローさんも逃がします』
一本だけ刀を出してスモーカーと対峙する。
た「…スモーカーさん」
ス「なんだ」
た「私に…私にやらせてください」
ス「……」
世界最強と言われている桜姫。
頂上戦争に参加していた二人は実力がどれほどのものかわかっている。
それでもたしぎは自ら進んで行きたいと言った。
意思の強い瞳で。
臆している様子もなく。
ただ真っ直ぐに恋歌を見つめるたしぎにスモーカーはため息をついて十手をおろした。
ス「好きにしろ
俺はローを捕まえる」
た「!!ありがとうございます!」
何を思ったかスモーカーはローに苦戦している部下のところに走って行ってしまった。
た「桜姫…私が相手です」
『…あなたアラバスタで会ったことありますよね?』
た「…覚えてるんですか?」
『そうですね
女性の海兵さんはあまり見かけないもので覚えてたんです
正義…見つかりましたか?』
はっ、としたように恋歌を見るたしぎは少しだけ嬉しそうに笑った。
た「まだ明確なものは見つかっていません
でもスモーカーさんの元で私の正義を…何が正しくて何がいけないのか
それを見極めたいです
何も海軍だけが正義だと思ってはいけないと思い知らされましたから」
『そうですか
私も別にあなたたち海軍に自分から攻撃しようとか、潰してやろうとかいう考えはないと覚えておいてください』
た「…はい
あなたは守りたいものを守るため
その為に戦う…
自分が正しいと思ったことをしているだけなのは知っています
ですが、」
少しだけ見せてくれた笑みを消して剣士の顔になる。
た「あなたを捕まえることも私の仕事
例えあなたが悪者でなくても、敵意がなくてもあなたが桜姫である以上全力で捕まえます」
刀を構え覇気を纏ったたしぎは恋歌に攻撃をしかけていく。