恋歌が迎えに出てから数時間後。

サボ「おい！来たぞ」

エ「お！」

準備に駆り出されていたサボが一隻の海賊船が近づいてきていることに気がついた。

そのことをエースに伝え、2人で停まるであろう港に走る。

見たことのあるその船に向かって2人は大きく手を振った。

それに気づいた船首に座っている人物も立ち上がって両手を振り返す。

ル「エース！サボ！」

「「ルフィ！」」

互いに名を呼び合い笑みを浮かべる。

そう、シャンクス率いる赤髪海賊ともうひとつ。

呼ばれた海賊はルフィ率いる麦わら海賊。

シャンクスが断った理由はもうひとつの呼ばれた海賊を知ったからだ。

まだ、会う時ではないと…

そんな約束など知らない白ひげは初めて参加する恋歌の馴染みの海賊だからと呼んだのだ。

実際今も詳しい事情は聞いてない。

それはさておき、少数精鋭の麦わら海賊だけになってしまったのであまりいつもの宴と変わらないメンバーになってしまった。

だが白ひげもエースとサボとニーナの兄弟で恋歌も嬉しそうだったからまぁいいかと思ったのだ。

恋歌の案内により迷うことなく到着した麦わら海賊を歓迎した白ひげ海賊。

現在日が落ちる少し前の時間。

日が落ち、夜になれば宴が始まる。