みんなでパーティ
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
『ただいま』
エ「おかえり
はやかっ…「恋歌借りて行きます!」え?」
恋歌が招待状を二つの海賊に渡し数時間ほどで帰ってきたのはいいが、帰ってきた瞬間にレイラに連れ去られた。
エ「…え?」
あまりに一瞬の出来事だったので、しばらくエースは呆然と立ち尽くしていた。
レイラに拉致され、恋歌の姿が見えなくなりエースの元に帰ってきたのはその日の夜。
しかも寝る直前ぐらいの時間だった。
『た、ただいま』
珍しく疲れきった顔をしている恋歌にエースは若干驚いた。
ふぅ、と息をはきながらベッドに腰掛けた恋歌の横にエースも並んで座る。
エ「なにしてきたんだ?」
『ほら、2週間後にお祭りあるでしょ?
そのお祭りでレイラさんたちと一緒に出し物することになっちゃって…
その練習を今までしてたの』
エ「え、恋歌も出し物すんのか?」
『うん、成り行きでね…』
あはは、と笑う恋歌はどこか恥ずかしそうだ。
エ「なにするんだ?」
『んー、それは当日までのお楽しみにしておいて』
エ「まぁ危険なことじゃなかったらいいけどな
でも船で見かけなかったぞ?
どこで練習してたんだ?」
『今日は練習って言っても話し合いだったから
ナースさんの部屋を借りてたの』
そりゃ見かけねぇわけだ、とエースは納得して後ろにぽすん、と倒れこむ。
エ「まぁ無理のないように頑張れよ」
『大丈夫
でも明日からいろいろどこか行くと思うから船にいないことが多いかも』
エ「何しに行くんだ?」
『買い出し、かな?
なんかいるものいっぱいあるらしくって私が一番長距離移動が早いし』
エ「ま、急に2週間後に決まったんだししょーがねぇな
気をつけて行くんだぞ?」
『うん』
エ「よし、じゃあ今日はもう寝るか
恋歌も疲れてるみたいだしな」
うとうとし始めている恋歌を見ていつもより少し早い時間だったが寝ることにした。
そしてその次の日から恋歌はあまりエースの傍にいることはなくなった。
あちこち文字通り飛び回り船に帰ってきたと思えばナースたちにとられるからである。
エ「……」
むすっ、としたエースが頻繁に見かけられるようになったがもう一人…エースの横で同じようにむすっとした人物がいた。
マ「……お前らな…」
「「んだよ」」
マ「2人揃って拗ねてんじゃねぇよい」
頭が痛いとばかりに右手を眉間のシワをほぐすようにもっていき、ため息をつく。
マルコが見下ろす先には…
エ「うるせー
マルコにはわかんねぇよー、っだ」
サボ「そうだそうだ
ほっといてくれ」
マ「はぁ…」
言うことまで幼稚になってきている弟2人にまたひとつため息がもれた。
サボもエースと同じでニーナと一緒にいられる時間が減ったことに拗ねているのだ。
サッチ「なぁにお前ら拗ねてんだよ
お前らが拗ねたところでなんにも可愛くねぇからやめろ」
エ「…だってよぉ…」
拗ねた顔のままちらりと横の大きな塊に目を向ける。
マ「しょうがねぇだろう?
嫌なら壊すんだない」
「「できるか!」」
恨めしそうにエースとサボが見つめる先には恋歌が作った結界があるのだ。
しかもご丁寧に中の見えないものを。
恋歌の作った結界を壊せるとも思っていないし、もし万が一壊せたとしても中にいるナースたちが危ないからできない。
それでも少しでも傍にいたいのか、2人して結界の近くに座っているのが現状。
エ「でもさぁ、こんなに毎日練習ばっかして大丈夫なのか?」
サボ「なにがだ?」
エ「そりゃ体力的な面とか、腹の減り具合とか…」
マ「腹の減り具合はサッチが管理してるから大丈夫だよい
それに体力的な面で恋歌のことを心配する必要はねぇだろ」
エ「なんでだ?」
練習のし過ぎで倒れられたらどうしようと思っていたエースだが、全く心配していない他の3人に首を傾げる。
マ「お前恋歌をなんだと思ってるんだよい?」
サッチ「そーそー、恋歌ちゃんは世界最強って言われてる桜姫
そんな人の体力にナースたちがついていけるかよ」
エ「あ」
あ、じゃねぇよ…、とため息をつく3人にエースも体力的な心配はなくなったようだ。
マ「まぁ祭りまでもう少しだ
それまでは我慢するんだない
それとも暇なら俺の仕事でも手伝うかよい?」
「「遠慮します!!」」
うじうじしている2人を叱咤するように言った言葉だったが効果は抜群だったようで脱兎の如く逃げて行った。
サッチ「ったく、あいつのために恋歌ちゃんは頑張ってるってのにな」
マ「まぁたまには恋人離れしやがれってんだ
恋歌とニーナ依存症なんじゃねぇか?」
そんなことを走り去った2人に言われているとも知らずに。
エ「おかえり
はやかっ…「恋歌借りて行きます!」え?」
恋歌が招待状を二つの海賊に渡し数時間ほどで帰ってきたのはいいが、帰ってきた瞬間にレイラに連れ去られた。
エ「…え?」
あまりに一瞬の出来事だったので、しばらくエースは呆然と立ち尽くしていた。
レイラに拉致され、恋歌の姿が見えなくなりエースの元に帰ってきたのはその日の夜。
しかも寝る直前ぐらいの時間だった。
『た、ただいま』
珍しく疲れきった顔をしている恋歌にエースは若干驚いた。
ふぅ、と息をはきながらベッドに腰掛けた恋歌の横にエースも並んで座る。
エ「なにしてきたんだ?」
『ほら、2週間後にお祭りあるでしょ?
そのお祭りでレイラさんたちと一緒に出し物することになっちゃって…
その練習を今までしてたの』
エ「え、恋歌も出し物すんのか?」
『うん、成り行きでね…』
あはは、と笑う恋歌はどこか恥ずかしそうだ。
エ「なにするんだ?」
『んー、それは当日までのお楽しみにしておいて』
エ「まぁ危険なことじゃなかったらいいけどな
でも船で見かけなかったぞ?
どこで練習してたんだ?」
『今日は練習って言っても話し合いだったから
ナースさんの部屋を借りてたの』
そりゃ見かけねぇわけだ、とエースは納得して後ろにぽすん、と倒れこむ。
エ「まぁ無理のないように頑張れよ」
『大丈夫
でも明日からいろいろどこか行くと思うから船にいないことが多いかも』
エ「何しに行くんだ?」
『買い出し、かな?
なんかいるものいっぱいあるらしくって私が一番長距離移動が早いし』
エ「ま、急に2週間後に決まったんだししょーがねぇな
気をつけて行くんだぞ?」
『うん』
エ「よし、じゃあ今日はもう寝るか
恋歌も疲れてるみたいだしな」
うとうとし始めている恋歌を見ていつもより少し早い時間だったが寝ることにした。
そしてその次の日から恋歌はあまりエースの傍にいることはなくなった。
あちこち文字通り飛び回り船に帰ってきたと思えばナースたちにとられるからである。
エ「……」
むすっ、としたエースが頻繁に見かけられるようになったがもう一人…エースの横で同じようにむすっとした人物がいた。
マ「……お前らな…」
「「んだよ」」
マ「2人揃って拗ねてんじゃねぇよい」
頭が痛いとばかりに右手を眉間のシワをほぐすようにもっていき、ため息をつく。
マルコが見下ろす先には…
エ「うるせー
マルコにはわかんねぇよー、っだ」
サボ「そうだそうだ
ほっといてくれ」
マ「はぁ…」
言うことまで幼稚になってきている弟2人にまたひとつため息がもれた。
サボもエースと同じでニーナと一緒にいられる時間が減ったことに拗ねているのだ。
サッチ「なぁにお前ら拗ねてんだよ
お前らが拗ねたところでなんにも可愛くねぇからやめろ」
エ「…だってよぉ…」
拗ねた顔のままちらりと横の大きな塊に目を向ける。
マ「しょうがねぇだろう?
嫌なら壊すんだない」
「「できるか!」」
恨めしそうにエースとサボが見つめる先には恋歌が作った結界があるのだ。
しかもご丁寧に中の見えないものを。
恋歌の作った結界を壊せるとも思っていないし、もし万が一壊せたとしても中にいるナースたちが危ないからできない。
それでも少しでも傍にいたいのか、2人して結界の近くに座っているのが現状。
エ「でもさぁ、こんなに毎日練習ばっかして大丈夫なのか?」
サボ「なにがだ?」
エ「そりゃ体力的な面とか、腹の減り具合とか…」
マ「腹の減り具合はサッチが管理してるから大丈夫だよい
それに体力的な面で恋歌のことを心配する必要はねぇだろ」
エ「なんでだ?」
練習のし過ぎで倒れられたらどうしようと思っていたエースだが、全く心配していない他の3人に首を傾げる。
マ「お前恋歌をなんだと思ってるんだよい?」
サッチ「そーそー、恋歌ちゃんは世界最強って言われてる桜姫
そんな人の体力にナースたちがついていけるかよ」
エ「あ」
あ、じゃねぇよ…、とため息をつく3人にエースも体力的な心配はなくなったようだ。
マ「まぁ祭りまでもう少しだ
それまでは我慢するんだない
それとも暇なら俺の仕事でも手伝うかよい?」
「「遠慮します!!」」
うじうじしている2人を叱咤するように言った言葉だったが効果は抜群だったようで脱兎の如く逃げて行った。
サッチ「ったく、あいつのために恋歌ちゃんは頑張ってるってのにな」
マ「まぁたまには恋人離れしやがれってんだ
恋歌とニーナ依存症なんじゃねぇか?」
そんなことを走り去った2人に言われているとも知らずに。