喧嘩と本音
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急に抱き締められた恋歌は驚きで目をぱちくりさせている。
エ「すげー!すげー!
恋歌めっちゃ歌上手いな!」
まるで自分のことのようにはしゃぐエースに今度は恋歌がぽかんとした。
『お、音痴じゃなかった?』
エ「まさか!
何か感動した!」
『そ、そう?』
エ「なぁ?お前らもそう思うよな?」
疑う恋歌を見て同意を求めるようにエースが首だけ振り向いて問うと、わっと歓声があがった。
「恋歌すげぇな!」
「もう一回歌ってくれ!」
「最初から聞きたい!」
エ「な?」
にっ、と笑うエースに恋歌も照れ臭そうに笑い返した。
白「グララララ!
流石俺の娘だ!
バカ息子ども!娘の歌に乾杯と行こうじゃねぇか!!」
「「「おお!!」」」
白ひげの愉快そうな声にクルーが応えて始まるどんちゃん騒ぎ。
『え?え?』
恋歌は急に始まった宴にきょろきょろしながら戸惑っている。
「恋歌ちゃん別のないの?」
「俺さっきの最初から聞きそびれたからもう一回!」
「それとも俺らと一緒に歌うか?」
『あ、あの…』
ぐいぐい迫ってくるクルーたちに恋歌は逃げようとするが、期待に満ちた目になかなか逃げられない。
エ「お前ら恋歌が困ってんだろうが!
迫るな!」
見かねたエースが助けてくれたが、クルーたちは不満そうに膨れる。
エ「お前らがそんな顔しても可愛くねぇから止めろ」
「エース隊長ばっかずるいっすよ」
「恋歌は俺らの妹でもあるんですからね」
「いつも独り占めはダメっす!」
エ「恋歌は俺んだ!」
「妹の恋歌は俺たちといる権利があります!」
ぎゃーぎゃーと言い合いを始めたエースと隊員数名に恋歌が苦笑いしていると、一人に一発ずつ拳骨が落ちてきた。
マ「お前らうるせぇよい!
喧嘩すんな!」
エ「だってよー…」
マ「はぁ…
エースはいつでも恋歌と一緒にいられるんだから、ちょっとぐらい他のやつとも喋らせてやれよい
じゃねぇと恋歌が他のやつらと仲良くなれねぇよい?」
エ「そりゃそうだけどさ…」
マ「この船には恋歌に何かしようってやつは誰もいねぇよい
そんなことしたら恋歌本人にぼこぼこにされちまうからない
家族なんだ
みんなで仲良くやれ」
最後にエースの頭をぽんぽんとしてマルコは宴の始まってしまった中心に入っていく。
エ「うし、じゃあお前ら一緒に飲むか!」
「「はい!」」
マルコの言いたいことを理解したエースは隊員たちと一緒に飲み始めた。
「恋歌これ…」
エ「恋歌はこっちな」
『うん』
酒の入ったジョッキを渡そうとしてくるが、エースに遮られ恋歌の手にはジュースの入ったジョッキが。
「えぇー!たまには恋歌も飲めよ!」
『すいません
私お酒飲んだことなくて…』
エ「すっげぇ酒乱だったらどうするよ
恋歌に暴れられたら俺ら沈むな!」
『そ、そんなことないよ!
……………たぶん』
冗談だと笑うエースに恋歌は頬を膨らませる。
エ「嘘だって
俺が恋歌の酔っぱらった姿を他のやつらに見られたくないだけだから」
膨れる恋歌の頭をよしよしと撫でるエース。
『でも一回ぐらいは飲んでみたい』
エ「今度な
今日はダメだ」
『はーい…』
「過保護!」
「別にいいじゃないっすか!」
エ「今度の戦闘訓練で俺に勝てたらな」
「んなことできるわけないでしょうが!」
エ「じゃあお前らが恋歌に酒を飲ませんのは一生無理だな」
がはは、と大口を開けて笑うエースに隊員たちは悔しそうな顔をするしかなかった。
エ「すげー!すげー!
恋歌めっちゃ歌上手いな!」
まるで自分のことのようにはしゃぐエースに今度は恋歌がぽかんとした。
『お、音痴じゃなかった?』
エ「まさか!
何か感動した!」
『そ、そう?』
エ「なぁ?お前らもそう思うよな?」
疑う恋歌を見て同意を求めるようにエースが首だけ振り向いて問うと、わっと歓声があがった。
「恋歌すげぇな!」
「もう一回歌ってくれ!」
「最初から聞きたい!」
エ「な?」
にっ、と笑うエースに恋歌も照れ臭そうに笑い返した。
白「グララララ!
流石俺の娘だ!
バカ息子ども!娘の歌に乾杯と行こうじゃねぇか!!」
「「「おお!!」」」
白ひげの愉快そうな声にクルーが応えて始まるどんちゃん騒ぎ。
『え?え?』
恋歌は急に始まった宴にきょろきょろしながら戸惑っている。
「恋歌ちゃん別のないの?」
「俺さっきの最初から聞きそびれたからもう一回!」
「それとも俺らと一緒に歌うか?」
『あ、あの…』
ぐいぐい迫ってくるクルーたちに恋歌は逃げようとするが、期待に満ちた目になかなか逃げられない。
エ「お前ら恋歌が困ってんだろうが!
迫るな!」
見かねたエースが助けてくれたが、クルーたちは不満そうに膨れる。
エ「お前らがそんな顔しても可愛くねぇから止めろ」
「エース隊長ばっかずるいっすよ」
「恋歌は俺らの妹でもあるんですからね」
「いつも独り占めはダメっす!」
エ「恋歌は俺んだ!」
「妹の恋歌は俺たちといる権利があります!」
ぎゃーぎゃーと言い合いを始めたエースと隊員数名に恋歌が苦笑いしていると、一人に一発ずつ拳骨が落ちてきた。
マ「お前らうるせぇよい!
喧嘩すんな!」
エ「だってよー…」
マ「はぁ…
エースはいつでも恋歌と一緒にいられるんだから、ちょっとぐらい他のやつとも喋らせてやれよい
じゃねぇと恋歌が他のやつらと仲良くなれねぇよい?」
エ「そりゃそうだけどさ…」
マ「この船には恋歌に何かしようってやつは誰もいねぇよい
そんなことしたら恋歌本人にぼこぼこにされちまうからない
家族なんだ
みんなで仲良くやれ」
最後にエースの頭をぽんぽんとしてマルコは宴の始まってしまった中心に入っていく。
エ「うし、じゃあお前ら一緒に飲むか!」
「「はい!」」
マルコの言いたいことを理解したエースは隊員たちと一緒に飲み始めた。
「恋歌これ…」
エ「恋歌はこっちな」
『うん』
酒の入ったジョッキを渡そうとしてくるが、エースに遮られ恋歌の手にはジュースの入ったジョッキが。
「えぇー!たまには恋歌も飲めよ!」
『すいません
私お酒飲んだことなくて…』
エ「すっげぇ酒乱だったらどうするよ
恋歌に暴れられたら俺ら沈むな!」
『そ、そんなことないよ!
……………たぶん』
冗談だと笑うエースに恋歌は頬を膨らませる。
エ「嘘だって
俺が恋歌の酔っぱらった姿を他のやつらに見られたくないだけだから」
膨れる恋歌の頭をよしよしと撫でるエース。
『でも一回ぐらいは飲んでみたい』
エ「今度な
今日はダメだ」
『はーい…』
「過保護!」
「別にいいじゃないっすか!」
エ「今度の戦闘訓練で俺に勝てたらな」
「んなことできるわけないでしょうが!」
エ「じゃあお前らが恋歌に酒を飲ませんのは一生無理だな」
がはは、と大口を開けて笑うエースに隊員たちは悔しそうな顔をするしかなかった。