喧嘩と本音
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急に恋歌の頭に響いた聞き覚えのある声に驚いて顔をあげる。
イ「?姫さん?」
『どうするつもり?』
イ「?」
イゾウには聞こえていないので一人言を言い始めた恋歌に首を傾げる。
《なに簡単なことだ
俺からのささやかなプレゼントだよ》
『プレゼント?』
若干笑いを含んだ声が聞こえたと思ったら夜だというのに空から光の玉が恋歌に向かって飛んできた。
手を出してそれを受け取った恋歌は手に乗った物を見る。
『……面白がってるだけでしょ』
《あはは!そう言うな
助けてやったんだからよ
ちなみにそれお前のだから》
『持ってたの?』
《まぁな
俺は嫌いじゃなかったぜ、お前の歌》
『そう…
ありがとう』
エ「恋歌?誰と話してんだ?」
『ん?
神様だよ、この世界の』
エ「は?」
間抜けな声を出すエースに微笑み、手元にある前の世界で使っていたiPodを握りしめる。
イヤホンも、本体の色も、中に入っている曲も全てそのままで懐かしい。
恋歌は歌うことはあまりしなかったが、聞くことは好きだった。
片耳にイヤホンをさして音楽を再生させる。
『ちょっとだけ待ってもらってもいいですか?
思い出しますので』
イ「あ、ああ…」
しばらくして着替えに行った隊長たちも帰ってきて、エースもジョズが持ってきてくれたタオルで体をきれいにした。
イゾウもしばられている髪を解き、そのまま後ろに流した。
『よし、どんなに音痴でも笑わないでくださいね?』
とん、と鯨の上に乗った恋歌は念押しするようにそう言った。
イ「大丈夫だ
笑いやしねぇよ」
『じゃあ…歌いますね』
すでに暗くなった海の方を向いて大きく息を吸い込む。
iPodからなぜか(恐らく神様の仕業)入ってた伴奏だけを流す。
恋歌が好きだった音楽が流れだし、口を開く。
イ「?姫さん?」
『どうするつもり?』
イ「?」
イゾウには聞こえていないので一人言を言い始めた恋歌に首を傾げる。
《なに簡単なことだ
俺からのささやかなプレゼントだよ》
『プレゼント?』
若干笑いを含んだ声が聞こえたと思ったら夜だというのに空から光の玉が恋歌に向かって飛んできた。
手を出してそれを受け取った恋歌は手に乗った物を見る。
『……面白がってるだけでしょ』
《あはは!そう言うな
助けてやったんだからよ
ちなみにそれお前のだから》
『持ってたの?』
《まぁな
俺は嫌いじゃなかったぜ、お前の歌》
『そう…
ありがとう』
エ「恋歌?誰と話してんだ?」
『ん?
神様だよ、この世界の』
エ「は?」
間抜けな声を出すエースに微笑み、手元にある前の世界で使っていたiPodを握りしめる。
イヤホンも、本体の色も、中に入っている曲も全てそのままで懐かしい。
恋歌は歌うことはあまりしなかったが、聞くことは好きだった。
片耳にイヤホンをさして音楽を再生させる。
『ちょっとだけ待ってもらってもいいですか?
思い出しますので』
イ「あ、ああ…」
しばらくして着替えに行った隊長たちも帰ってきて、エースもジョズが持ってきてくれたタオルで体をきれいにした。
イゾウもしばられている髪を解き、そのまま後ろに流した。
『よし、どんなに音痴でも笑わないでくださいね?』
とん、と鯨の上に乗った恋歌は念押しするようにそう言った。
イ「大丈夫だ
笑いやしねぇよ」
『じゃあ…歌いますね』
すでに暗くなった海の方を向いて大きく息を吸い込む。
iPodからなぜか(恐らく神様の仕業)入ってた伴奏だけを流す。
恋歌が好きだった音楽が流れだし、口を開く。