喧嘩と本音
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
恐る恐る目を開けると…
エ「や…やったぁー!
あがったー!」
二枚の揃ったカードを宙に投げて喜ぶエース。
『負けちゃった』
ババを持ってあははと笑う恋歌にエースははっ、と我に返った。
エ「お、俺が勝っちまったから罰ゲームは恋歌!?」
『そうね』
エ「しかも今回命令はイゾウ…」
イ「なんだよ」
エ「俺が負けとくべきだったー!」
頭を抱えて叫びだしたエースにイゾウはため息をついた。
イ「姫さんにお前らみたいな罰ゲーム言えるわけねぇだろ」
エ「ほ、ほんとか!?」
イ「当たり前だ
でもまぁ…」
『?』
きょとんとする恋歌を見てイゾウがにやりと笑う。
イ「それ相応の罰ゲームは受けてもらうよ」
『え、歌ですか?』
イ「そう、船首に立って大声でな」
イゾウから恋歌に課せられた罰ゲームは船首の鯨の上に乗って歌うこと。
『で、でも私音痴だし!それにこの世界の歌ひとつも知らないし!』
イ「別に姫さんがいた世界の歌でいいさ
それにこれは罰ゲーム
音痴でもなんでも歌ってもらう」
『うー…』
今度は恋歌が唸る。
サッチ「やっぱイゾウはSだな」
ハ「うん…
恋歌可哀想に…」
心底困った顔をする恋歌に同情はするが変わってやろうとは滅多なことでは言えない。
自分達が変わったら罰ゲームは確実に変わるからだ。
『でもこっちに来たのもだいぶん前ですし…』
イ「ふーん…
覚えてないと?」
『ま、まぁ…』
イ「ワンフレーズも?」
『そ、そんなことはないですけど…』
イ「じゃあ歌えるさ」
イゾウが全く引き下がらず恋歌はたじたじだ。
サッチ「助けてやんねぇの?」
エ「ん?まぁな
俺もちょっと聞いてみたいし」
恋歌が困っているのに珍しく助け船を出さないエースにサッチが聞くとわくわくした顔でそう言われてしまった。
サッチ「今のうちに着替えてくるか」
ハ「あ、俺も
もう少しかかりそうだし」
ジ「俺も行ってくる
お前はタオルでも濡らして持ってきてやろうか?」
エ「悪いな、頼むよ」
あたふたしている恋歌と押しきろうとするイゾウを見て三人は着替えに一旦自室に戻った。
『(ど、どうしよう…
ほんとにあんまり覚えてないし音痴だし!
私何の曲聞いてたっけな…)』
必死に思い出そうとするが朧気にしか思い出せない。
とても歌える状態ではないのだ。
《助けてやろうか?》
エ「や…やったぁー!
あがったー!」
二枚の揃ったカードを宙に投げて喜ぶエース。
『負けちゃった』
ババを持ってあははと笑う恋歌にエースははっ、と我に返った。
エ「お、俺が勝っちまったから罰ゲームは恋歌!?」
『そうね』
エ「しかも今回命令はイゾウ…」
イ「なんだよ」
エ「俺が負けとくべきだったー!」
頭を抱えて叫びだしたエースにイゾウはため息をついた。
イ「姫さんにお前らみたいな罰ゲーム言えるわけねぇだろ」
エ「ほ、ほんとか!?」
イ「当たり前だ
でもまぁ…」
『?』
きょとんとする恋歌を見てイゾウがにやりと笑う。
イ「それ相応の罰ゲームは受けてもらうよ」
『え、歌ですか?』
イ「そう、船首に立って大声でな」
イゾウから恋歌に課せられた罰ゲームは船首の鯨の上に乗って歌うこと。
『で、でも私音痴だし!それにこの世界の歌ひとつも知らないし!』
イ「別に姫さんがいた世界の歌でいいさ
それにこれは罰ゲーム
音痴でもなんでも歌ってもらう」
『うー…』
今度は恋歌が唸る。
サッチ「やっぱイゾウはSだな」
ハ「うん…
恋歌可哀想に…」
心底困った顔をする恋歌に同情はするが変わってやろうとは滅多なことでは言えない。
自分達が変わったら罰ゲームは確実に変わるからだ。
『でもこっちに来たのもだいぶん前ですし…』
イ「ふーん…
覚えてないと?」
『ま、まぁ…』
イ「ワンフレーズも?」
『そ、そんなことはないですけど…』
イ「じゃあ歌えるさ」
イゾウが全く引き下がらず恋歌はたじたじだ。
サッチ「助けてやんねぇの?」
エ「ん?まぁな
俺もちょっと聞いてみたいし」
恋歌が困っているのに珍しく助け船を出さないエースにサッチが聞くとわくわくした顔でそう言われてしまった。
サッチ「今のうちに着替えてくるか」
ハ「あ、俺も
もう少しかかりそうだし」
ジ「俺も行ってくる
お前はタオルでも濡らして持ってきてやろうか?」
エ「悪いな、頼むよ」
あたふたしている恋歌と押しきろうとするイゾウを見て三人は着替えに一旦自室に戻った。
『(ど、どうしよう…
ほんとにあんまり覚えてないし音痴だし!
私何の曲聞いてたっけな…)』
必死に思い出そうとするが朧気にしか思い出せない。
とても歌える状態ではないのだ。
《助けてやろうか?》