喧嘩と本音
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サッチ「(おい!なんで恋歌ちゃん負けねぇんだよ!)」
エ「(知るか!)」
こそこそと負けない恋歌に何か仕掛けでもあるんじゃないかと、疑い始めた。
だが、ババ抜きでイカサマなどできるわけもなく…。
『?』
不思議そうな顔をする恋歌に愛想笑いしか返せなかった。
しかし、恋歌が1位になれば簡単な罰ゲームになるので助かってはいる。
サッチには最初以外罰ゲームは言っていないが、ジョズはダイヤモンドになってくれと言い触っただけ、イゾウには銃を握らせてもらい、ハルタには服についてたボンボンのようなものを触らせてもらっただけ。
エースに対してはテンガロンハットを被せてもらっただけ。
恋歌の罰ゲームは大したことではない上に、日常でも言えば普通にやらせてくれることばかりだった。
それでも嬉しそうに笑ってくれる恋歌に隊長たちは普段でも何かやってやろうと思った。
サッチ「てかもう夕食の準備しに行かねぇと…」
時間が経ちすぎてもう夕食の時間になってしまった。
エ「んじゃ次ラストにすっか」
それに頷いて最後のゲームが始まる。
最後は絶対に最下位になりたくないという闘志が隊長たちからはひしひしと伝わってくる。
気持ちの悪い格好をした隊長たちが真剣な顔でトランプをしている。
そんな光景をクルーたちは遠巻きに見ている。
みんなとばっちりを受けたくないのだろう。
沈んだマルコはあれから数時間後にふらふらとどこかへ行ってしまった。
それを何人かは目撃したはずだ。
イ「あがりだ」
最後のゲーム、一番はイゾウ。
つまり命令するのはイゾウということだ。
それにぞっ、とした他の隊長たちは更に目を血走らせる。
ハ「俺もあがり!」
ジ「俺もだ」
次々とあがる隊長たちに焦りだした残ったサッチとエース。
恋歌は特に焦ってはいないようだが。
冷や汗すらだらだら流れて、緊張しながら一枚一枚慎重にひいていく。
何をババ抜きごときで真剣になっているのかと言われそうだ。
サッチ「うっしゃあ!俺あがり!」
エ「え!マジで!?」
三人の中から一番に抜けたのはサッチで、泣き真似をしながら喜んでいる。
なぜ泣き真似だとわかるのかと言うと…
サッチ「ま、負けはお前だな」
口元だけは笑っていてエースに同情するような視線を向けているからだ。
エ「くそっ!」
残るはエースと恋歌だが、一度も負けていない恋歌と一騎討ちだとエースの負けは決定したようなものだ。
エ「恋歌取ってくれ」
今度は恋歌がエースの手札を取る番。
手札はエースが二枚、恋歌が一枚。
ここで恋歌がババのカードをひけばまだ望みはあるが…
『あ、』
エ「ふぅ…」
恋歌がひいたカードはババだったらしく、エースは息をはいた。
『次どうぞ』
カードを何回かきってエースの前に出す。
エ「うーーー…」
唸りだしたエースに苦笑いの恋歌。
まぁ先にあがった隊長たちの悲惨な姿を見れば、次に何をされるのか考えただけでも恐ろしい。
しかも命令を出すのはイゾウだ。
情け容赦ない命令が来るに違いない(ハルタを幼稚園児の格好にさせたのはイゾウである)。
エ「こっち…いや、こっちか?
いやいやいや…」
二枚のカードを行ったり来たりして真剣に悩んでいる。
エ「ああもう!どーにでもなれ!」
目をつぶりながら勢いでカードをひいた。
エ「(知るか!)」
こそこそと負けない恋歌に何か仕掛けでもあるんじゃないかと、疑い始めた。
だが、ババ抜きでイカサマなどできるわけもなく…。
『?』
不思議そうな顔をする恋歌に愛想笑いしか返せなかった。
しかし、恋歌が1位になれば簡単な罰ゲームになるので助かってはいる。
サッチには最初以外罰ゲームは言っていないが、ジョズはダイヤモンドになってくれと言い触っただけ、イゾウには銃を握らせてもらい、ハルタには服についてたボンボンのようなものを触らせてもらっただけ。
エースに対してはテンガロンハットを被せてもらっただけ。
恋歌の罰ゲームは大したことではない上に、日常でも言えば普通にやらせてくれることばかりだった。
それでも嬉しそうに笑ってくれる恋歌に隊長たちは普段でも何かやってやろうと思った。
サッチ「てかもう夕食の準備しに行かねぇと…」
時間が経ちすぎてもう夕食の時間になってしまった。
エ「んじゃ次ラストにすっか」
それに頷いて最後のゲームが始まる。
最後は絶対に最下位になりたくないという闘志が隊長たちからはひしひしと伝わってくる。
気持ちの悪い格好をした隊長たちが真剣な顔でトランプをしている。
そんな光景をクルーたちは遠巻きに見ている。
みんなとばっちりを受けたくないのだろう。
沈んだマルコはあれから数時間後にふらふらとどこかへ行ってしまった。
それを何人かは目撃したはずだ。
イ「あがりだ」
最後のゲーム、一番はイゾウ。
つまり命令するのはイゾウということだ。
それにぞっ、とした他の隊長たちは更に目を血走らせる。
ハ「俺もあがり!」
ジ「俺もだ」
次々とあがる隊長たちに焦りだした残ったサッチとエース。
恋歌は特に焦ってはいないようだが。
冷や汗すらだらだら流れて、緊張しながら一枚一枚慎重にひいていく。
何をババ抜きごときで真剣になっているのかと言われそうだ。
サッチ「うっしゃあ!俺あがり!」
エ「え!マジで!?」
三人の中から一番に抜けたのはサッチで、泣き真似をしながら喜んでいる。
なぜ泣き真似だとわかるのかと言うと…
サッチ「ま、負けはお前だな」
口元だけは笑っていてエースに同情するような視線を向けているからだ。
エ「くそっ!」
残るはエースと恋歌だが、一度も負けていない恋歌と一騎討ちだとエースの負けは決定したようなものだ。
エ「恋歌取ってくれ」
今度は恋歌がエースの手札を取る番。
手札はエースが二枚、恋歌が一枚。
ここで恋歌がババのカードをひけばまだ望みはあるが…
『あ、』
エ「ふぅ…」
恋歌がひいたカードはババだったらしく、エースは息をはいた。
『次どうぞ』
カードを何回かきってエースの前に出す。
エ「うーーー…」
唸りだしたエースに苦笑いの恋歌。
まぁ先にあがった隊長たちの悲惨な姿を見れば、次に何をされるのか考えただけでも恐ろしい。
しかも命令を出すのはイゾウだ。
情け容赦ない命令が来るに違いない(ハルタを幼稚園児の格好にさせたのはイゾウである)。
エ「こっち…いや、こっちか?
いやいやいや…」
二枚のカードを行ったり来たりして真剣に悩んでいる。
エ「ああもう!どーにでもなれ!」
目をつぶりながら勢いでカードをひいた。