喧嘩と本音
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エ「うーん
暇だなぁ…」
『暇だね』
一方、エースと恋歌は仕事もなく海の上なので暇をもて余していた。
今は誰もいない船尾で手すりにもたれながら海を二人で眺めている。
サッチ「よっ!お二人さん」
ぼー、っとしていたところに現れたのはサッチ、イゾウ、ジョズ、ハルタの四人の隊長たち。
エ「よぉ、揃いも揃ってどうしたよ」
サッチ「暇そうだからよ
俺らと時間潰しにゲームでもしようぜ」
そう言ってポケットからトランプを取り出した。
エ「やるか?」
『うん!
私トランプなんて久し振り』
サッチ「じゃあやろう」
六人で輪になるように座り、サッチがトランプをきりだす。
エ「何すんだ?」
サッチ「そうだな
最初は無難にババ抜きでいいだろ」
サッチがトランプをみんなに配り出し、恋歌も前に置かれたトランプを手にとって見る。
手札で二枚組になっているものを輪の中心に捨てる。
ハ「どうせなら罰ゲームとか決めない?」
エ「それいいな!
じゃあ1位のやつが最下位のやつにひとつ何でも命令できるってのは?」
イ「いいだろう」
ジ「俺も構わん」
というこで罰ゲームつきのババ抜きが始まった。
恋歌は左隣にエース、右隣にハルタが座っているのでハルタからトランプをひき、エースにトランプをひかれることになる。
ハ「はい、恋歌どうぞ」
にこにこしているハルタの手札からトランプを一枚ひき、揃わなかったのでそのままエースの方を向く。
エ「んー…」
少し悩んだ末、素早く引き抜いた。
エ「よっしゃ!」
エースの方は揃ったようで嬉しそうに手札を捨てる。
そして何度かひいたり、ひかれたりを繰り返し…
『あ、私あがりです』
一番に恋歌があがった。
イ「俺もだ」
二番にイゾウ。
ハ「俺もあがりー」
三番にハルタ。
ジ「終わりだ」
四番にジョズ。
残るは…
エ「早く抜けって」
サッチ「うーん…」
残りの手札はエースが二枚、サッチが一枚。
つまりエースがババを持っているのだ。
それをひくサッチはどちらにしようか迷っている。
サッチ「こっち!」
サッチが決意してとったカードはババ。
がっくりと肩を落とすサッチだが、手札をエースに見えないように組み、前に出す。
エ「………」
意外に迷いなくひいたエースはにやりと笑って手札を捨てた。
つまりはエースの勝ちだ。
サッチ「ま、まさか俺がエースに負けるなんて!」
エ「どんだけショックなんだよ」
あー!と叫びだしたサッチにエースは心外だとばかりに口を尖らせる。
エ「だいたい命令するのは恋歌なんだから最下位になったところでそんな無理難題がくるわけねぇんだから楽に引きゃいいのによ」
サッチ「はっ!そうか!」
今気づいたと言わんばかりの顔をするサッチ。
エ「バカだな」
ハ「うん」
イ「ああ」
ジ「そうだな」
暇だなぁ…」
『暇だね』
一方、エースと恋歌は仕事もなく海の上なので暇をもて余していた。
今は誰もいない船尾で手すりにもたれながら海を二人で眺めている。
サッチ「よっ!お二人さん」
ぼー、っとしていたところに現れたのはサッチ、イゾウ、ジョズ、ハルタの四人の隊長たち。
エ「よぉ、揃いも揃ってどうしたよ」
サッチ「暇そうだからよ
俺らと時間潰しにゲームでもしようぜ」
そう言ってポケットからトランプを取り出した。
エ「やるか?」
『うん!
私トランプなんて久し振り』
サッチ「じゃあやろう」
六人で輪になるように座り、サッチがトランプをきりだす。
エ「何すんだ?」
サッチ「そうだな
最初は無難にババ抜きでいいだろ」
サッチがトランプをみんなに配り出し、恋歌も前に置かれたトランプを手にとって見る。
手札で二枚組になっているものを輪の中心に捨てる。
ハ「どうせなら罰ゲームとか決めない?」
エ「それいいな!
じゃあ1位のやつが最下位のやつにひとつ何でも命令できるってのは?」
イ「いいだろう」
ジ「俺も構わん」
というこで罰ゲームつきのババ抜きが始まった。
恋歌は左隣にエース、右隣にハルタが座っているのでハルタからトランプをひき、エースにトランプをひかれることになる。
ハ「はい、恋歌どうぞ」
にこにこしているハルタの手札からトランプを一枚ひき、揃わなかったのでそのままエースの方を向く。
エ「んー…」
少し悩んだ末、素早く引き抜いた。
エ「よっしゃ!」
エースの方は揃ったようで嬉しそうに手札を捨てる。
そして何度かひいたり、ひかれたりを繰り返し…
『あ、私あがりです』
一番に恋歌があがった。
イ「俺もだ」
二番にイゾウ。
ハ「俺もあがりー」
三番にハルタ。
ジ「終わりだ」
四番にジョズ。
残るは…
エ「早く抜けって」
サッチ「うーん…」
残りの手札はエースが二枚、サッチが一枚。
つまりエースがババを持っているのだ。
それをひくサッチはどちらにしようか迷っている。
サッチ「こっち!」
サッチが決意してとったカードはババ。
がっくりと肩を落とすサッチだが、手札をエースに見えないように組み、前に出す。
エ「………」
意外に迷いなくひいたエースはにやりと笑って手札を捨てた。
つまりはエースの勝ちだ。
サッチ「ま、まさか俺がエースに負けるなんて!」
エ「どんだけショックなんだよ」
あー!と叫びだしたサッチにエースは心外だとばかりに口を尖らせる。
エ「だいたい命令するのは恋歌なんだから最下位になったところでそんな無理難題がくるわけねぇんだから楽に引きゃいいのによ」
サッチ「はっ!そうか!」
今気づいたと言わんばかりの顔をするサッチ。
エ「バカだな」
ハ「うん」
イ「ああ」
ジ「そうだな」