喧嘩と本音
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恋歌がエースにばいばいと手を振って部屋に入ったあと、エースは大きくため息をついた。
エ「お前ら心配かけたな
でも、覗き見は趣味が悪いぜ?」
びくっ、と体を揺らして自分達に気づいているエースにどうするかと小声で相談し始める隠れていた白ひげ海賊団。
エ「今すぐ出てこねぇと消し炭…「わー!すいません!」なんか恋歌の部屋の前でするわけねぇだろ」
してやったりと笑ったエースはわらわらと出てくるクルーたちに苦笑いした。
こんなにも自分は心配をかけてしまったのかと。
こんなにも自分を心配してくれる人がいるのだと。
嬉しくて緩む口元を帽子で顔を隠すことで、クルーたちから見えないようにした。
「よかったっす!
今までの二人に戻れて」
「でも恋歌のやつ可愛すぎやしませんか?」
「そうそう
全部自分がいいなんてそんなこと一回でいいから俺も言われてみたいです!」
「俺も恋歌ちゃんみたいな彼女できねぇかなぁ」
羨ましそうに騒ぐクルーたちにエースは意地の悪い笑みを浮かべる。
エ「恋歌は俺んだ
絶対にやらねぇからな」
その笑みにいつものエースだと、自分達の大事な弟の余裕な笑みだと心から安堵した。
「別に恋歌をくれって言ってないですよ」
だってエースの側で幸せそうにしている恋歌が一番好きだから。
「そうっすよ
恋歌"みたいな"彼女がほしいって言ったんです」
でも、ほんとはそんなの半分は嘘だ。
エ「羨ましいか?」
「べっつにー?」
だって…
エ「強がるなよ」
「強がってないですー」
だって…
エ「いつかお前らもいい女見つけろよ」
「余計なお世話です!」
だって幸せそうに笑うエースと恋歌を見ているだけで充分だから。
自分たちの幸せなど二の次でいいと思えるぐらい、二人の幸せを願っているから。
だから…
「そんないい女泣かせんじゃねぇよ!」
エ「うるせぇ!」
だからどうか二人に自分たちの分の幸せも与えてくれ。
「わー!エース隊長が怒った!」
「逃げろー!」
エ「待ちやがれ!」
一人からほんの少しでも。
白ひげ海賊団全員が少しずつ幸せをわけたらきっと二人は今よりもっと幸せになれる。
きっと幸せをわけることができるとみんなが知ったら躊躇わずに渡すだろう。
それが…
「エース隊長!」
エ「んだよ!」
「仲直りできてよかったですね!」
白ひげ海賊団全員の幸せだから。
エ「おう!」
エ「お前ら心配かけたな
でも、覗き見は趣味が悪いぜ?」
びくっ、と体を揺らして自分達に気づいているエースにどうするかと小声で相談し始める隠れていた白ひげ海賊団。
エ「今すぐ出てこねぇと消し炭…「わー!すいません!」なんか恋歌の部屋の前でするわけねぇだろ」
してやったりと笑ったエースはわらわらと出てくるクルーたちに苦笑いした。
こんなにも自分は心配をかけてしまったのかと。
こんなにも自分を心配してくれる人がいるのだと。
嬉しくて緩む口元を帽子で顔を隠すことで、クルーたちから見えないようにした。
「よかったっす!
今までの二人に戻れて」
「でも恋歌のやつ可愛すぎやしませんか?」
「そうそう
全部自分がいいなんてそんなこと一回でいいから俺も言われてみたいです!」
「俺も恋歌ちゃんみたいな彼女できねぇかなぁ」
羨ましそうに騒ぐクルーたちにエースは意地の悪い笑みを浮かべる。
エ「恋歌は俺んだ
絶対にやらねぇからな」
その笑みにいつものエースだと、自分達の大事な弟の余裕な笑みだと心から安堵した。
「別に恋歌をくれって言ってないですよ」
だってエースの側で幸せそうにしている恋歌が一番好きだから。
「そうっすよ
恋歌"みたいな"彼女がほしいって言ったんです」
でも、ほんとはそんなの半分は嘘だ。
エ「羨ましいか?」
「べっつにー?」
だって…
エ「強がるなよ」
「強がってないですー」
だって…
エ「いつかお前らもいい女見つけろよ」
「余計なお世話です!」
だって幸せそうに笑うエースと恋歌を見ているだけで充分だから。
自分たちの幸せなど二の次でいいと思えるぐらい、二人の幸せを願っているから。
だから…
「そんないい女泣かせんじゃねぇよ!」
エ「うるせぇ!」
だからどうか二人に自分たちの分の幸せも与えてくれ。
「わー!エース隊長が怒った!」
「逃げろー!」
エ「待ちやがれ!」
一人からほんの少しでも。
白ひげ海賊団全員が少しずつ幸せをわけたらきっと二人は今よりもっと幸せになれる。
きっと幸せをわけることができるとみんなが知ったら躊躇わずに渡すだろう。
それが…
「エース隊長!」
エ「んだよ!」
「仲直りできてよかったですね!」
白ひげ海賊団全員の幸せだから。
エ「おう!」