喧嘩と本音
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そしてその日の夜。
16人の隊長+サボとニーナ、ナースのレイラが食堂に集まっていた。
食堂の扉には"作戦会議中につき立ち入り禁止"の貼り紙が。
エ「なんでこんな大掛かりなことに…」
サッチ「そう言うなって
ちょっと俺も責任感じてるわけよ
だから…
さぁ!話してもらおうか!」
いきなり話を振られたエースは渋々といった感じに俯いて話し出した。
エ「……あのタコを始末したあとに海水でベタベタで気持ち悪いのと服が着たいって言ったから俺ら二人は部屋に帰った」
「「「「うんうん」」」」
エ「俺の部屋のシャワーを恋歌が浴びて出てきたらバスタオル一枚しか巻いてなくて…」
「「「「は?」」」」
エ「んでそのまんま背中に抱きつかれて、タコに触られたところを俺に触ってほしいって言ってきて…」
「「「「はぁ?」」」」
エ「足触ってるうちにだんだん理性が飛びはじめて、気付いたらバスタオル取って押し倒して両手固定して襲ってた…」
「「「「はぁ!?」」」」
サッチ「そ、それでそのまま襲っちまったのか?」
エ「いや、俺の様子がおかしいと思った恋歌が刀を実体化させてだして、俺をそいつが蹴ったんだ
それでやっちまったことを理解した俺はそのまま部屋を飛び出して……
今の状態だな」
今まで声を揃えて反応していたのだが、結論。
「「「「どっちもどっちだな」」」」
という結論である。
ちなみに満場一致。
エ「何がどっちもどっちなんだよ!
俺はこれで完璧恋歌に嫌われたと思ってだな……」
レ「もっと壮絶な何かがあると思ってたんですけどね」
サボ「もうちょっと喧嘩らしい喧嘩しろよ」
サッチ「これは俺のせいか?」
マ「まぁ大元の原因がお前だってのは変わらねぇけど、それ以上にこいつらがアホだってことはよくわかったよい」
散々な言われようのエースは不貞腐れたように机に突っ伏した。
エ「お前らに話した俺がバカだったよ……」
イ「けど何でそれで悩んでんだよ
やっちまったなら謝ればいいだろうに
未遂だったんだから」
イゾウに同意するように他の者たちは首を縦に振る。
エ「………恋歌に拒否されたのがはじめてだったんだよ」
シ「拒否とは?」
エ「想いが通じてから俺がやることを拒否したことは一回もなかった
あの日がはじめてだったんだよ」
レ「あのねぇエース隊長?」
レイラが呆れたようにため息をつきながらエースを見る。
レ「例え好きな相手でも無理矢理襲われたら嫌に決まってるでしょ?
相手が力のある恋歌だったから良かったもののエース隊長より力のない子だったら、どうなってたと思う?」
エ「………」
レ「いくら桜姫なんて呼ばれていても恋歌は一人の女の子よ
貴方も一人の男ならちゃんと考えてそういうことはすることね
まぁ男の気持ちを理解してない恋歌にも悪いとこはあるんだけど?」
マ「レイラの言う通りだよい
むしろ今までお前のやることを一回も拒否しなかった恋歌がすごいよい」
エ「じゃあ俺はどうすれば…」
なんの解決策も浮かばない作戦会議にエースは頭を抱えた。
ニ「取り敢えず謝ることはしないとね」
エ「それはわかってる…
でも謝ったあとはどうすりゃいいんだ?」
サボ「なんとかなるだろ
まずはこの数日会ってないのがダメなんだから、会いに行かないと」
エ「会ってくれるかなぁ…」
マ「んなうじうじしてても始まらねぇよい
恋歌のことが好きならさっさと解決してこいよい」
サッチ「そーそー
じゃないと俺たちも調子狂うからさ」
エ「わかった…
取り敢えず謝るだけ謝ってくる…」
みんなに背中を押され椅子から立ち上がったはいいがその足取りは重い。
食堂を出ていくまでにいつもの三倍は時間を要した。
16人の隊長+サボとニーナ、ナースのレイラが食堂に集まっていた。
食堂の扉には"作戦会議中につき立ち入り禁止"の貼り紙が。
エ「なんでこんな大掛かりなことに…」
サッチ「そう言うなって
ちょっと俺も責任感じてるわけよ
だから…
さぁ!話してもらおうか!」
いきなり話を振られたエースは渋々といった感じに俯いて話し出した。
エ「……あのタコを始末したあとに海水でベタベタで気持ち悪いのと服が着たいって言ったから俺ら二人は部屋に帰った」
「「「「うんうん」」」」
エ「俺の部屋のシャワーを恋歌が浴びて出てきたらバスタオル一枚しか巻いてなくて…」
「「「「は?」」」」
エ「んでそのまんま背中に抱きつかれて、タコに触られたところを俺に触ってほしいって言ってきて…」
「「「「はぁ?」」」」
エ「足触ってるうちにだんだん理性が飛びはじめて、気付いたらバスタオル取って押し倒して両手固定して襲ってた…」
「「「「はぁ!?」」」」
サッチ「そ、それでそのまま襲っちまったのか?」
エ「いや、俺の様子がおかしいと思った恋歌が刀を実体化させてだして、俺をそいつが蹴ったんだ
それでやっちまったことを理解した俺はそのまま部屋を飛び出して……
今の状態だな」
今まで声を揃えて反応していたのだが、結論。
「「「「どっちもどっちだな」」」」
という結論である。
ちなみに満場一致。
エ「何がどっちもどっちなんだよ!
俺はこれで完璧恋歌に嫌われたと思ってだな……」
レ「もっと壮絶な何かがあると思ってたんですけどね」
サボ「もうちょっと喧嘩らしい喧嘩しろよ」
サッチ「これは俺のせいか?」
マ「まぁ大元の原因がお前だってのは変わらねぇけど、それ以上にこいつらがアホだってことはよくわかったよい」
散々な言われようのエースは不貞腐れたように机に突っ伏した。
エ「お前らに話した俺がバカだったよ……」
イ「けど何でそれで悩んでんだよ
やっちまったなら謝ればいいだろうに
未遂だったんだから」
イゾウに同意するように他の者たちは首を縦に振る。
エ「………恋歌に拒否されたのがはじめてだったんだよ」
シ「拒否とは?」
エ「想いが通じてから俺がやることを拒否したことは一回もなかった
あの日がはじめてだったんだよ」
レ「あのねぇエース隊長?」
レイラが呆れたようにため息をつきながらエースを見る。
レ「例え好きな相手でも無理矢理襲われたら嫌に決まってるでしょ?
相手が力のある恋歌だったから良かったもののエース隊長より力のない子だったら、どうなってたと思う?」
エ「………」
レ「いくら桜姫なんて呼ばれていても恋歌は一人の女の子よ
貴方も一人の男ならちゃんと考えてそういうことはすることね
まぁ男の気持ちを理解してない恋歌にも悪いとこはあるんだけど?」
マ「レイラの言う通りだよい
むしろ今までお前のやることを一回も拒否しなかった恋歌がすごいよい」
エ「じゃあ俺はどうすれば…」
なんの解決策も浮かばない作戦会議にエースは頭を抱えた。
ニ「取り敢えず謝ることはしないとね」
エ「それはわかってる…
でも謝ったあとはどうすりゃいいんだ?」
サボ「なんとかなるだろ
まずはこの数日会ってないのがダメなんだから、会いに行かないと」
エ「会ってくれるかなぁ…」
マ「んなうじうじしてても始まらねぇよい
恋歌のことが好きならさっさと解決してこいよい」
サッチ「そーそー
じゃないと俺たちも調子狂うからさ」
エ「わかった…
取り敢えず謝るだけ謝ってくる…」
みんなに背中を押され椅子から立ち上がったはいいがその足取りは重い。
食堂を出ていくまでにいつもの三倍は時間を要した。