喧嘩と本音
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その音に何事かとクルーたちが集まってくる。
エ「てめぇ…いきなり何しやがる!」
壁に激突したぐらいでやられないエースはすぐに立ち上がり、サボに殴りかかる。
それが当たったサボは近くに積んであった樽に突っ込んでしまう。
がらがらと崩れて自分の回りに転がる樽を能力で吹き飛ばす。
サボ「てめぇがふざけたことぬかすからだろうが!」
エ「俺が何言ったってんだ!」
そして殴りあいの喧嘩が始まり、クルーたちはいつもと違う二人の殴りあいにざわめき始める。
サボ「母さんが何のためにここに、この世界にいると思ってんだ!
忘れたとは言わさねぇぞ
全てを捨てて二十年もの間俺たちの側にいて、命までかけてくれたあの人が!
俺たちを!お前を嫌いになるわけねぇだろうが!」
エ「そんなのわかんねぇだろ!
人の心なんてもんは変わる!
恋歌だってそういうことだってある!」
サボ「お前が一番母さんの愛情を貰ってきたくせに信じてねぇのかよ!
どうしようもないガキだった俺たちを守ってくれたのは誰だ!?
あの戦争から助け出してくれたのは誰だ!?
親父に会うよりも前から俺たちを愛してくれたのは誰だと思ってんだよ!」
エ「そんなのわかってる!
鬼の血を引く俺をずっと愛してくれてた!
戦争にだって命が危ないのに来てくれた!
ガキだった頃からずっと…ずっと…守ってくれてた!
俺を一人の男としても愛してくれた!」
サボ「それだけわかってんなら何で!
何で信じねぇんだ!」
エ「お前にはわかんねぇよ!」
サボ「あの戦争の時に言われたこと忘れたのかよ!
俺らがいなくなったら自分がこの世界にいる意味がないって言ったんだぞ!?
今お前に避けられて、変な意地張って、母さんがどんな気持ちか考えろよ!」
エ「俺だけ悪者扱いかよ!
何にも知らねぇお前が口出すな!」
サボ「喧嘩し始めたときに何があったか聞いても答えなかったやつが言うんじゃねぇ!」
お互いに傷だらけになり、挙げ句能力まで使い始めた二人に船を壊されそうになり、隊長数人で言い争う二人を取り抑えた。
能力で全てを焼き払おうとするエースと、全てを粉々にしようとするサボに海楼石をはめて落ち着くまで縄で縛っておけとマルコからの指示がおりた。
二人は海楼石の腕輪をはめられ、縛られたあと甲板に転がされた。
マ「ったくあいつらは加減ってものを知らねぇのかよい」
家族に海楼石などつけたくなかったマルコだが、船を壊されてしまっては白ひげが危ないのでやむを得なかった。
サッチ「やっぱ悪いの俺だよなぁ…」
あのタコの一件を起こしてから恋歌とエースの間に亀裂が入ったことは誰もが知っていること。
あのあとから二人でいるところを一度も見ていないのだから。
マ「まぁ原因を作ったのは確実にお前だろうけどない」
サッチ「はっきり言うねぇ…」
マ「でも…」
甲板に転がる二人をこっそり見ているマルコとサッチは大人しくなったエースとサボをちらりと見る。
マ「お互いを大事にしすぎるのも時にはすれ違うこともあるってことだよい」
エ「てめぇ…いきなり何しやがる!」
壁に激突したぐらいでやられないエースはすぐに立ち上がり、サボに殴りかかる。
それが当たったサボは近くに積んであった樽に突っ込んでしまう。
がらがらと崩れて自分の回りに転がる樽を能力で吹き飛ばす。
サボ「てめぇがふざけたことぬかすからだろうが!」
エ「俺が何言ったってんだ!」
そして殴りあいの喧嘩が始まり、クルーたちはいつもと違う二人の殴りあいにざわめき始める。
サボ「母さんが何のためにここに、この世界にいると思ってんだ!
忘れたとは言わさねぇぞ
全てを捨てて二十年もの間俺たちの側にいて、命までかけてくれたあの人が!
俺たちを!お前を嫌いになるわけねぇだろうが!」
エ「そんなのわかんねぇだろ!
人の心なんてもんは変わる!
恋歌だってそういうことだってある!」
サボ「お前が一番母さんの愛情を貰ってきたくせに信じてねぇのかよ!
どうしようもないガキだった俺たちを守ってくれたのは誰だ!?
あの戦争から助け出してくれたのは誰だ!?
親父に会うよりも前から俺たちを愛してくれたのは誰だと思ってんだよ!」
エ「そんなのわかってる!
鬼の血を引く俺をずっと愛してくれてた!
戦争にだって命が危ないのに来てくれた!
ガキだった頃からずっと…ずっと…守ってくれてた!
俺を一人の男としても愛してくれた!」
サボ「それだけわかってんなら何で!
何で信じねぇんだ!」
エ「お前にはわかんねぇよ!」
サボ「あの戦争の時に言われたこと忘れたのかよ!
俺らがいなくなったら自分がこの世界にいる意味がないって言ったんだぞ!?
今お前に避けられて、変な意地張って、母さんがどんな気持ちか考えろよ!」
エ「俺だけ悪者扱いかよ!
何にも知らねぇお前が口出すな!」
サボ「喧嘩し始めたときに何があったか聞いても答えなかったやつが言うんじゃねぇ!」
お互いに傷だらけになり、挙げ句能力まで使い始めた二人に船を壊されそうになり、隊長数人で言い争う二人を取り抑えた。
能力で全てを焼き払おうとするエースと、全てを粉々にしようとするサボに海楼石をはめて落ち着くまで縄で縛っておけとマルコからの指示がおりた。
二人は海楼石の腕輪をはめられ、縛られたあと甲板に転がされた。
マ「ったくあいつらは加減ってものを知らねぇのかよい」
家族に海楼石などつけたくなかったマルコだが、船を壊されてしまっては白ひげが危ないのでやむを得なかった。
サッチ「やっぱ悪いの俺だよなぁ…」
あのタコの一件を起こしてから恋歌とエースの間に亀裂が入ったことは誰もが知っていること。
あのあとから二人でいるところを一度も見ていないのだから。
マ「まぁ原因を作ったのは確実にお前だろうけどない」
サッチ「はっきり言うねぇ…」
マ「でも…」
甲板に転がる二人をこっそり見ているマルコとサッチは大人しくなったエースとサボをちらりと見る。
マ「お互いを大事にしすぎるのも時にはすれ違うこともあるってことだよい」