氷輪丸によってエースはベッドの下に蹴りおとされる。

それを見た恋歌は焦ったように氷輪丸を指輪に戻した。

『ごめん…大丈夫？』

ベッドの下に落とされたエースは呆然としながら、自分の手を見つめる。

エ「くそっ…！」

一言そう呟いたエースは勢いよく立ち上がって部屋を飛び出していった。

『エース…』

一度も恋歌の方を振り返ることなく…。











この日、エースは部屋に戻ってくることはなかった。

この日だけでなく、次の日も、そのまた次の日も…。

食堂でもわざと時間をずらしているのか顔をあわせることがなかった。

恋歌がいつエースの気配を探っても一番遠い場所に気配がある。

クルーたちは当然そんな二人の様子に気付き、声をかけてくれるが何日間か二人は言葉を交わすことも、顔をあわせることも、見かけることもなかった。



















スペースの関係でここにあとがきです。

この二人は喧嘩したり、すれ違ったりしないように見えますが、ここにきてやってしまいました！

このあとどうなるのか…

考えてはありますが、それをちゃんとお伝えできるのか不安です(-_-;)

それでは次回もお楽しみに(*^^*)