デート2
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すぐに帰ってきたエースだったが、また服をちゃんと着ている恋歌にがっかりした。
エ「(せっかくのチャンスだったのに!
サッチの野郎!)」
いい雰囲気を壊されたエースは、サッチを恨んだ。
『あの…私…///』
エ「気にすんな
それより飯行くか」
かなり落ち込んだ様子のエースを見て、どうするべきかとおろおろしていた恋歌だったが、悪いのはサッチなので頭をぽんぽんと撫でて手を握る。
『うん』
マ「あれ?お前ら帰ってきてたのかよい」
食堂で二人で夕飯を食べていると近くを通りかかったマルコにそう言われた。
どいつもこいつも…とエースは思ったが、面倒なのでああ、と言っただけだった。
マ「恋歌それどうした?」
近くに座ったマルコに首もとを指された。
『これですか?
島で買ったんです』
マ「……いくらした?」
真剣な顔をしてネックレスを見るマルコを不思議に思いながらも買った値段を言う。
すると驚いたように目を見開かれた。
マ「お前らこれが何か知っててそんな値段で買ったのかよい!?」
エ「確か石の名前はブラックスターダイヤだったな」
マ「……価値を知らねぇってのは恐ろしいことだない…」
マルコによるとこの石は世界的にも価値の高いもので、採れる量が少ない上に、ここでしか採れない。
純度の高いものほどダイヤの中の黒い光が多いと言うが…。
エ「結構黒いよな?」
『そうだね』
マ「だから!純度が高いってそう言ってるんだよい!」
怒鳴るようにそう言うマルコだが、二人にはあまり伝わっていないようだ。
マ「しかしまけてもらったとしてもそんな値段には…」
『腕相撲で勝ったんです』
マ「は?」
『島一番の力持ちの人と腕相撲して勝てばこちらの言い値で売ってくれるって言われたので勝負しました』
マ「あー、そうかよい…」
恋歌の正体を知らなければ、力勝負なら勝てると普通は思う。
だが目の前の女はただの女ではない。
マルコは見たこともないこの宝石を売った店主に同情した。
『あ、でももうちょっと払ってきましたよ?』
エ「そういやそうだな」
マ「は?手持ち全部渡してきたんじゃ…」
『私の写真渡しました
海軍に桜姫の写真だって言って渡せばお金になるって言って…』
そこから暫くマルコは情報を整理する時間を要した。
かちゃかちゃと食器どうしがぶつかる音や、クルーたちの騒がしい声が全く聞こえなくなった。
数分していきなり立ち上がったマルコは
マ「はぁあああああああ!?」
と船内に響く声量で叫んだ。
エ「(せっかくのチャンスだったのに!
サッチの野郎!)」
いい雰囲気を壊されたエースは、サッチを恨んだ。
『あの…私…///』
エ「気にすんな
それより飯行くか」
かなり落ち込んだ様子のエースを見て、どうするべきかとおろおろしていた恋歌だったが、悪いのはサッチなので頭をぽんぽんと撫でて手を握る。
『うん』
マ「あれ?お前ら帰ってきてたのかよい」
食堂で二人で夕飯を食べていると近くを通りかかったマルコにそう言われた。
どいつもこいつも…とエースは思ったが、面倒なのでああ、と言っただけだった。
マ「恋歌それどうした?」
近くに座ったマルコに首もとを指された。
『これですか?
島で買ったんです』
マ「……いくらした?」
真剣な顔をしてネックレスを見るマルコを不思議に思いながらも買った値段を言う。
すると驚いたように目を見開かれた。
マ「お前らこれが何か知っててそんな値段で買ったのかよい!?」
エ「確か石の名前はブラックスターダイヤだったな」
マ「……価値を知らねぇってのは恐ろしいことだない…」
マルコによるとこの石は世界的にも価値の高いもので、採れる量が少ない上に、ここでしか採れない。
純度の高いものほどダイヤの中の黒い光が多いと言うが…。
エ「結構黒いよな?」
『そうだね』
マ「だから!純度が高いってそう言ってるんだよい!」
怒鳴るようにそう言うマルコだが、二人にはあまり伝わっていないようだ。
マ「しかしまけてもらったとしてもそんな値段には…」
『腕相撲で勝ったんです』
マ「は?」
『島一番の力持ちの人と腕相撲して勝てばこちらの言い値で売ってくれるって言われたので勝負しました』
マ「あー、そうかよい…」
恋歌の正体を知らなければ、力勝負なら勝てると普通は思う。
だが目の前の女はただの女ではない。
マルコは見たこともないこの宝石を売った店主に同情した。
『あ、でももうちょっと払ってきましたよ?』
エ「そういやそうだな」
マ「は?手持ち全部渡してきたんじゃ…」
『私の写真渡しました
海軍に桜姫の写真だって言って渡せばお金になるって言って…』
そこから暫くマルコは情報を整理する時間を要した。
かちゃかちゃと食器どうしがぶつかる音や、クルーたちの騒がしい声が全く聞こえなくなった。
数分していきなり立ち上がったマルコは
マ「はぁあああああああ!?」
と船内に響く声量で叫んだ。