デート2
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『すいません』
店に入って声をかけると、奥から先ほどの店主が出てきた。
「お、来たな
宝石泥棒」
エ「誰がだよ」
冗談混じりにそう言われひとつの長細い箱を渡される。
ぱかっ、と開けると中には桜のネックレスがひとつ入っていた。
それを手にとってまじまじと見つめる。
『綺麗…』
回りの桜の花弁の部分は桜色の硝子が使われておりその縁を囲うようにブラックスターダイヤが使われている。
花弁の中心にあるブラックスターダイヤも控え目ながら存在感が強い。
「ま、俺の手にかかればこんなもんさ」
威張るように胸を張る男に苦笑いしながらも技術は見事としか言いようがない。
エ「すげぇな!」
「だろだろ?
まぁ商売あがったりだけどね」
はぁ、とため息をついて泣き真似をし出した店主に恋歌はカメラはあるかと問う。
「そりゃ一家に一台ぐらいはあるけど…」
『貸してもらえませんか?』
エ「いいのか?」
『お代の代わりだよ』
二人の間で成立している会話に首を傾げながらもカメラを貸してくれた。
エ「俺が撮ってやるよ」
「え、二人で写るんじゃ…」
てっきり記念撮影でもするもんだと思っていた店主は二人の顔を交互に見る。
エ「まさか
ルフィみたいに目一杯笑っとけよ」
『うん…
でも一人で写るって恥ずかしいね』
照れくさそうに笑う恋歌の顔をエースは不意打ちでカメラに収めた。
『えっ、うそ!
今の撮ったの!?』
エ「おう、可愛かったからついな
いいじゃん今ので」
カメラから出てくる写真を手に取りながらエースは満足そうに笑った。
『まぁいいか…』
どこか諦めたように苦笑いする恋歌をよそにエースは今出てきたばかりの写真を店主に渡す。
「これをどうしろと?」
いきなり他人の彼女の写真を渡されても意味がわからないし、いらない店主は怪訝そうな顔をする。
エ「海軍に持っていってみ?
結構な金になると思うぜ」
ついでにカメラも返された店主はは?、と言いながら笑うエースに聞き返す。
「なんでただのお嬢さんの写真が?」
『それ出すときに言ってください
"桜姫の写真"だって』
「はぁ?」
『もし疑われたらガープさんっていう元中将の人に確認をとってくれって言ってください
そしたら本物だってわかりますから』
エ「ま、このネックレスの代金はそれで勘弁してくれ」
そう言って二人は店をあとにした。
店先でひとつの写真を握り締め固まっている店主を置いて…。
店に入って声をかけると、奥から先ほどの店主が出てきた。
「お、来たな
宝石泥棒」
エ「誰がだよ」
冗談混じりにそう言われひとつの長細い箱を渡される。
ぱかっ、と開けると中には桜のネックレスがひとつ入っていた。
それを手にとってまじまじと見つめる。
『綺麗…』
回りの桜の花弁の部分は桜色の硝子が使われておりその縁を囲うようにブラックスターダイヤが使われている。
花弁の中心にあるブラックスターダイヤも控え目ながら存在感が強い。
「ま、俺の手にかかればこんなもんさ」
威張るように胸を張る男に苦笑いしながらも技術は見事としか言いようがない。
エ「すげぇな!」
「だろだろ?
まぁ商売あがったりだけどね」
はぁ、とため息をついて泣き真似をし出した店主に恋歌はカメラはあるかと問う。
「そりゃ一家に一台ぐらいはあるけど…」
『貸してもらえませんか?』
エ「いいのか?」
『お代の代わりだよ』
二人の間で成立している会話に首を傾げながらもカメラを貸してくれた。
エ「俺が撮ってやるよ」
「え、二人で写るんじゃ…」
てっきり記念撮影でもするもんだと思っていた店主は二人の顔を交互に見る。
エ「まさか
ルフィみたいに目一杯笑っとけよ」
『うん…
でも一人で写るって恥ずかしいね』
照れくさそうに笑う恋歌の顔をエースは不意打ちでカメラに収めた。
『えっ、うそ!
今の撮ったの!?』
エ「おう、可愛かったからついな
いいじゃん今ので」
カメラから出てくる写真を手に取りながらエースは満足そうに笑った。
『まぁいいか…』
どこか諦めたように苦笑いする恋歌をよそにエースは今出てきたばかりの写真を店主に渡す。
「これをどうしろと?」
いきなり他人の彼女の写真を渡されても意味がわからないし、いらない店主は怪訝そうな顔をする。
エ「海軍に持っていってみ?
結構な金になると思うぜ」
ついでにカメラも返された店主はは?、と言いながら笑うエースに聞き返す。
「なんでただのお嬢さんの写真が?」
『それ出すときに言ってください
"桜姫の写真"だって』
「はぁ?」
『もし疑われたらガープさんっていう元中将の人に確認をとってくれって言ってください
そしたら本物だってわかりますから』
エ「ま、このネックレスの代金はそれで勘弁してくれ」
そう言って二人は店をあとにした。
店先でひとつの写真を握り締め固まっている店主を置いて…。