デート2
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「それで?お嬢さんは何に加工してほしいんだい?」
店主にそう言われ恋歌は石を見つめながらうーん…と唸る。
エ「決めらんねぇのか?」
『つくってもらうからにはこの髪飾りみたいに何度も壊したくないし…
でもかといってどこがいいってのはないのよ…
なんかカタログみたいなのってないんですか?』
困った恋歌は見本などはないのかと店主にそう尋ねた。
すると奥から一冊の本を持ってきて手渡してくれた。
開くと中にはアクセサリーの写真がたくさん入っていた。
「今まで作ってきたのはだいたいこん中に入ってるよ」
『わぁ…どれも綺麗…』
どれも細かい細工がしてあり、とても綺麗だった。
いくつか写真を見ているとエースがひょいと一枚抜いた。
エ「これ恋歌っぽくね?」
『どれ?』
エースが持っている写真には桜をモチーフにしたネックレスが写っていた。
「ああ、それは回りの桜の花弁は硝子でできていてね
真ん中だけ宝石にするんだ
それにするかい?」
『はい
これがいいです』
「はいよ
これなら簡単だから一時間後ぐらいに戻ってくるといい」
店主にそう言われ二人は時間潰しにまたぶらぶらすることにした。
『ねぇエース、話があるの』
エ「ん?」
ジュースを飲んで休憩をしていると、恋歌が真剣な面持ちでエースを見上げていた。
『私…これから桜姫の格好止める
普通にこの姿で戦うことにした』
エ「……そう言うだろうと思ってたよ」
『怒らないの?』
エ「怒る怒らないの話じゃなくてさ
前の一件でそのうちそうやって言い出すんだろうなって思ってた
恋歌が決めたことなら俺は怒らないし反対しない」
『……ありがと』
自分の正体が不明なせいでたくさんの死傷者を出してしまったこと。
記憶を失ってしまったこと。
白ひげ海賊団を危険にさらしてしまったこと。
それを恋歌は許すはずないとエースは知っていた。
彼女は人一倍優しくて、人一倍責任を感じる人だから。
エ「でもあの変装のマントって鎧なんじゃなかったか?
取っても大丈夫なのか?」
『うん
あの鎧着けるほどの戦いになったらそうするけどあんまりそんな戦いの時ないから』
エ「なるほど…
手配書の写真も変わるだろうな」
『そうだね
自分で送ろうかな
変なの手配書に貼られたくないし』
エ「そんで金ももらっちまえよ
写真だけで結構な金額貰えるんだろ?」
『あ、それいいね』
くすくす笑い合う二人はあの有名な白ひげ二番隊隊長と桜姫には到底見えない。
その後も他愛ない話をして約束の時間になる。
エ「行くか」
『うん』
店主にそう言われ恋歌は石を見つめながらうーん…と唸る。
エ「決めらんねぇのか?」
『つくってもらうからにはこの髪飾りみたいに何度も壊したくないし…
でもかといってどこがいいってのはないのよ…
なんかカタログみたいなのってないんですか?』
困った恋歌は見本などはないのかと店主にそう尋ねた。
すると奥から一冊の本を持ってきて手渡してくれた。
開くと中にはアクセサリーの写真がたくさん入っていた。
「今まで作ってきたのはだいたいこん中に入ってるよ」
『わぁ…どれも綺麗…』
どれも細かい細工がしてあり、とても綺麗だった。
いくつか写真を見ているとエースがひょいと一枚抜いた。
エ「これ恋歌っぽくね?」
『どれ?』
エースが持っている写真には桜をモチーフにしたネックレスが写っていた。
「ああ、それは回りの桜の花弁は硝子でできていてね
真ん中だけ宝石にするんだ
それにするかい?」
『はい
これがいいです』
「はいよ
これなら簡単だから一時間後ぐらいに戻ってくるといい」
店主にそう言われ二人は時間潰しにまたぶらぶらすることにした。
『ねぇエース、話があるの』
エ「ん?」
ジュースを飲んで休憩をしていると、恋歌が真剣な面持ちでエースを見上げていた。
『私…これから桜姫の格好止める
普通にこの姿で戦うことにした』
エ「……そう言うだろうと思ってたよ」
『怒らないの?』
エ「怒る怒らないの話じゃなくてさ
前の一件でそのうちそうやって言い出すんだろうなって思ってた
恋歌が決めたことなら俺は怒らないし反対しない」
『……ありがと』
自分の正体が不明なせいでたくさんの死傷者を出してしまったこと。
記憶を失ってしまったこと。
白ひげ海賊団を危険にさらしてしまったこと。
それを恋歌は許すはずないとエースは知っていた。
彼女は人一倍優しくて、人一倍責任を感じる人だから。
エ「でもあの変装のマントって鎧なんじゃなかったか?
取っても大丈夫なのか?」
『うん
あの鎧着けるほどの戦いになったらそうするけどあんまりそんな戦いの時ないから』
エ「なるほど…
手配書の写真も変わるだろうな」
『そうだね
自分で送ろうかな
変なの手配書に貼られたくないし』
エ「そんで金ももらっちまえよ
写真だけで結構な金額貰えるんだろ?」
『あ、それいいね』
くすくす笑い合う二人はあの有名な白ひげ二番隊隊長と桜姫には到底見えない。
その後も他愛ない話をして約束の時間になる。
エ「行くか」
『うん』