デート2
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『ふぅ…
こんなとこで寝ちゃった…』
朝起きると甲板で寝ていた。
周りにもクルーたちが寝転がっているのを見ると、宴の後にほぼ全員でここで寝たらしい。
しかしここは春島。
外で寝るにはまだ寒い時期だ。
それでも恋歌が風邪を引くことなく起きれたのは…。
『エースも寝てる』
腕枕をして抱き締めて眠ってくれていたエースのお陰だろう。
常人より体温の高いエースに抱き締められているお陰で今も全く寒くない。
『エース、朝だよ』
だがいつまでも寝ているわけにはいかないので、エースを起こす。
エ「ん?朝か…
おはよう恋歌」
『おはよう』
寝起きのいいエースは恋歌を離して、上半身だけ起こして伸びをする。
エ「あーあ…
今日も掃除かぁ…」
嫌そうなため息をつくエースに恋歌は握り拳を作って励ます。
『大丈夫
私今日は頑張るって決めてるから!』
エ「でもあぶねぇことはさせねぇよ?」
『でも頑張らないとエースと島に行けないもん…』
張り切っている理由が自分との約束のためだとわかり少し照れ臭くなるエース。
エ「じゃあ俺も頑張るよ」
恋歌の頭を撫でてたあと、その手を肩に滑らせて自分の方に引き寄せる。
エースの肩に頭を預けるようにする恋歌と二人で空を見上げる。
エ「いい天気だな…」
『そうだね…』
雲ひとつない晴天の空を見ていると後ろからたくさんの気配を感じた。
「どーすんだよあの二人!」
「どーするもなにもあれは二人の世界に入っちまってる!」
「俺ら起きれねぇよ!」
「腹減ったなぁ…」
「俺もだよ!」
ぼそぼそとそんな言い争う声が聞こえてきて咄嗟に反応したのは恋歌だった。
『み、みんないつの間に起きて…!///』
ばっ、とエースから離れた恋歌は顔を真っ赤にして勢いよく立ち上がる。
「いやー、起きたら隊長といい雰囲気なもんで起きるに起きれなくなって…」
「盗み見するつもりはなかったんだけど…」
あはは、と笑いながら次々と起き上がるクルーたち。
今の行動をほとんどのクルーに見られていたということだ。
『ご、ごめんなさい!///』
頭を下げて大声で謝った恋歌は何も発動していないにも関わらず、目にも止まらぬ早さで立ち去った。
エ「お前らもうちょっと空気読んで起きろよな」
「俺らが起きてんの知ってたくせに恋歌ちゃんとラブラブし始めるのが悪いんですよ」
エ「だって恋歌恥ずかしがりやだからお前らいる前じゃ簡単に触らしてもくれねぇんだ
大人しく寝とけっての」
「あんな可愛い彼女と部屋でいちゃいちゃできるだけでも羨ましいですよ」
エ「ま、今みたいに恥ずかしがって真っ赤になる顔も可愛いんだけどよ」
よっこらせ、とおっさんみたいな掛け声とともに立ち上がって恋歌が走っていった方に歩き出す。
エ「お前らには勿体なくてあんま見せたくねぇな」
「はいはい、わかりましたよ」
自分達が最初から起きていたことを知っていたくせにそういうことをいうエースに呆れながらさっさと行けと手をひらひらと振る。
「ほんと元に戻ってよかったよ…」
「だな…」
だけど、いつも通りの光景に胸が暖かくなったのも確かだった。
こんなとこで寝ちゃった…』
朝起きると甲板で寝ていた。
周りにもクルーたちが寝転がっているのを見ると、宴の後にほぼ全員でここで寝たらしい。
しかしここは春島。
外で寝るにはまだ寒い時期だ。
それでも恋歌が風邪を引くことなく起きれたのは…。
『エースも寝てる』
腕枕をして抱き締めて眠ってくれていたエースのお陰だろう。
常人より体温の高いエースに抱き締められているお陰で今も全く寒くない。
『エース、朝だよ』
だがいつまでも寝ているわけにはいかないので、エースを起こす。
エ「ん?朝か…
おはよう恋歌」
『おはよう』
寝起きのいいエースは恋歌を離して、上半身だけ起こして伸びをする。
エ「あーあ…
今日も掃除かぁ…」
嫌そうなため息をつくエースに恋歌は握り拳を作って励ます。
『大丈夫
私今日は頑張るって決めてるから!』
エ「でもあぶねぇことはさせねぇよ?」
『でも頑張らないとエースと島に行けないもん…』
張り切っている理由が自分との約束のためだとわかり少し照れ臭くなるエース。
エ「じゃあ俺も頑張るよ」
恋歌の頭を撫でてたあと、その手を肩に滑らせて自分の方に引き寄せる。
エースの肩に頭を預けるようにする恋歌と二人で空を見上げる。
エ「いい天気だな…」
『そうだね…』
雲ひとつない晴天の空を見ていると後ろからたくさんの気配を感じた。
「どーすんだよあの二人!」
「どーするもなにもあれは二人の世界に入っちまってる!」
「俺ら起きれねぇよ!」
「腹減ったなぁ…」
「俺もだよ!」
ぼそぼそとそんな言い争う声が聞こえてきて咄嗟に反応したのは恋歌だった。
『み、みんないつの間に起きて…!///』
ばっ、とエースから離れた恋歌は顔を真っ赤にして勢いよく立ち上がる。
「いやー、起きたら隊長といい雰囲気なもんで起きるに起きれなくなって…」
「盗み見するつもりはなかったんだけど…」
あはは、と笑いながら次々と起き上がるクルーたち。
今の行動をほとんどのクルーに見られていたということだ。
『ご、ごめんなさい!///』
頭を下げて大声で謝った恋歌は何も発動していないにも関わらず、目にも止まらぬ早さで立ち去った。
エ「お前らもうちょっと空気読んで起きろよな」
「俺らが起きてんの知ってたくせに恋歌ちゃんとラブラブし始めるのが悪いんですよ」
エ「だって恋歌恥ずかしがりやだからお前らいる前じゃ簡単に触らしてもくれねぇんだ
大人しく寝とけっての」
「あんな可愛い彼女と部屋でいちゃいちゃできるだけでも羨ましいですよ」
エ「ま、今みたいに恥ずかしがって真っ赤になる顔も可愛いんだけどよ」
よっこらせ、とおっさんみたいな掛け声とともに立ち上がって恋歌が走っていった方に歩き出す。
エ「お前らには勿体なくてあんま見せたくねぇな」
「はいはい、わかりましたよ」
自分達が最初から起きていたことを知っていたくせにそういうことをいうエースに呆れながらさっさと行けと手をひらひらと振る。
「ほんと元に戻ってよかったよ…」
「だな…」
だけど、いつも通りの光景に胸が暖かくなったのも確かだった。