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エ「ローラ?」
行かなくていいと言ったのはローラで驚いている隊員たちを押し退けてマルコより一歩前に歩み出る。
マ「お、おい…」
ロ「こら!そこのバカ女!
寝てないで起きなさい!」
マルコが戸惑いがちに止めるのも構わずローラは、ぐったりしている恋歌に怒鳴り始めた。
その声に反応するようにぴくりと手が動きゆっくりと顔が上がる。
「「「「!!」」」」
上がった顔を見た瞬間に白ひげ海賊に衝撃が走った。
なぜなら恋歌の顔には確実に強い力で殴られたとわかる痕がついていたからだ。
内出血を起こしているのか青紫色になりかけている頬に加えて口から血を流している。
ロ「ふん、ちょっとはいい顔になったんじゃない?」
まるでいい気味だと言うようにローラは恋歌の顔を見て鼻で笑っただけだったが。
『…誰?』
ロ「ほんと失礼なやつ
私のことまで忘れてんじゃないわよ
それにそんな簡単に捕まったりしてさ
あんたのために父さんが危険になるなんて冗談じゃないわ」
記憶を失ってからローラとはじめて話した恋歌は誰になぜ怒られているのかはわからなかったが、言いたいことは伝わってくる。
目の前の女が白ひげを大事に想っていて戦場になるかもしれない場所に連れてきたくないと…。
ロ「でもま、父さんはあんたが捕まったって聞かされたら自分の犠牲で助かるならそうする人だからね
だからそうなる前に自力でなんとかしなさい」
マ「おいローラ!お前何言ってるんだよい!
今の状態の恋歌が自力でなんて…」
下がらせようとローラの腕を掴んだが、勢いよく振り払われる。
ロ「甘ったれるなよ!
いくらここの人たちがあんたに優しくても、海賊船に乗ってる以上はみんな命かけてる
あんたのために犠牲にしていい命はひとつもない!
あんたの犠牲で助かる命もいらない!
そんなに私たちは弱くないの!」
肩で息をしながら怒鳴るローラに誰も何も言えなかった。
恋歌も自分に怒鳴り続けるローラをまっすぐ見つめている。
『でも…私には…他に何もできなくて…』
ロ「そんなことを聞きたいんじゃない!
守りたいなら!この船のみんなを守りたいなら、今すぐ全部思い出しなさい!」
『全部を…思い出す?』
ロ「いつもみたいにむかつく顔で大事なものを守るために戦いなさいよ!
黙ってやられてるあんた見てるとイライラすんのよ!
仮にもあんたは私に勝った女よ
もし今ここで思い出さなかったらあんたの一番大事な人、私がもらうから」
『私の一番…大事な人?』
言いたいことは全て言ったとばかりにローラは恋歌に背を向ける。
ロ「あとはお願いします」
エ「素直じゃねぇなぁ
恋歌に記憶を思い出してほしいならもっとちゃんと言ってやれよ」
ロ「勘違いしないでください
私は自分を忘れられたことに腹が立ったのと…
仮にも!仮にもですよ?
私に勝ったあいつがあんなやつらに負けてる姿を見たくないだけですから」
エ「はいはい
んじゃバトンタッチな」
エースに弁解するように叫ぶローラに笑い今度はエースが一人、一歩前に歩み出る。
行かなくていいと言ったのはローラで驚いている隊員たちを押し退けてマルコより一歩前に歩み出る。
マ「お、おい…」
ロ「こら!そこのバカ女!
寝てないで起きなさい!」
マルコが戸惑いがちに止めるのも構わずローラは、ぐったりしている恋歌に怒鳴り始めた。
その声に反応するようにぴくりと手が動きゆっくりと顔が上がる。
「「「「!!」」」」
上がった顔を見た瞬間に白ひげ海賊に衝撃が走った。
なぜなら恋歌の顔には確実に強い力で殴られたとわかる痕がついていたからだ。
内出血を起こしているのか青紫色になりかけている頬に加えて口から血を流している。
ロ「ふん、ちょっとはいい顔になったんじゃない?」
まるでいい気味だと言うようにローラは恋歌の顔を見て鼻で笑っただけだったが。
『…誰?』
ロ「ほんと失礼なやつ
私のことまで忘れてんじゃないわよ
それにそんな簡単に捕まったりしてさ
あんたのために父さんが危険になるなんて冗談じゃないわ」
記憶を失ってからローラとはじめて話した恋歌は誰になぜ怒られているのかはわからなかったが、言いたいことは伝わってくる。
目の前の女が白ひげを大事に想っていて戦場になるかもしれない場所に連れてきたくないと…。
ロ「でもま、父さんはあんたが捕まったって聞かされたら自分の犠牲で助かるならそうする人だからね
だからそうなる前に自力でなんとかしなさい」
マ「おいローラ!お前何言ってるんだよい!
今の状態の恋歌が自力でなんて…」
下がらせようとローラの腕を掴んだが、勢いよく振り払われる。
ロ「甘ったれるなよ!
いくらここの人たちがあんたに優しくても、海賊船に乗ってる以上はみんな命かけてる
あんたのために犠牲にしていい命はひとつもない!
あんたの犠牲で助かる命もいらない!
そんなに私たちは弱くないの!」
肩で息をしながら怒鳴るローラに誰も何も言えなかった。
恋歌も自分に怒鳴り続けるローラをまっすぐ見つめている。
『でも…私には…他に何もできなくて…』
ロ「そんなことを聞きたいんじゃない!
守りたいなら!この船のみんなを守りたいなら、今すぐ全部思い出しなさい!」
『全部を…思い出す?』
ロ「いつもみたいにむかつく顔で大事なものを守るために戦いなさいよ!
黙ってやられてるあんた見てるとイライラすんのよ!
仮にもあんたは私に勝った女よ
もし今ここで思い出さなかったらあんたの一番大事な人、私がもらうから」
『私の一番…大事な人?』
言いたいことは全て言ったとばかりにローラは恋歌に背を向ける。
ロ「あとはお願いします」
エ「素直じゃねぇなぁ
恋歌に記憶を思い出してほしいならもっとちゃんと言ってやれよ」
ロ「勘違いしないでください
私は自分を忘れられたことに腹が立ったのと…
仮にも!仮にもですよ?
私に勝ったあいつがあんなやつらに負けてる姿を見たくないだけですから」
エ「はいはい
んじゃバトンタッチな」
エースに弁解するように叫ぶローラに笑い今度はエースが一人、一歩前に歩み出る。