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その日の掃除はモビーの半分ほども終わらず日暮れを迎えてしまった。
まだ買い出し組は帰ってきていないので夕食はまだ先なので余計に疲労感が増してしまっている。
エ「あー疲れた…」
掃除にあたっていた隊員たちは疲弊しきった顔で倒れこんでいる。
「モビー広すぎ…」
「掃除の時だけちっちゃくなってくんねぇかなぁ…」
無茶苦茶なことを言い出すが誰もそれに突っ込む元気がなく、寧ろそうだそうだと賛成してしまっている。
レ「何言ってんだか…」
普段あまり使わない部屋ばかりを掃除したので埃がたまり、掃除に苦労したようだ。
いつも使う部屋まで掃除しているとモビーは広すぎて4日みっちりやったとしても終わらない。
だから普段使わない部屋ばかりを掃除するようにしたのだが、逆に掃除が大変なようだ。
『大丈夫?』
エ「ん?ああ大丈夫だ
恋歌は?」
『みなさんが大変なとこはやってくれたから私は全然大丈夫』
なぜ隊員たちがくたくたなのに恋歌やナースたちが元気なのかというと、ほとんど女には危険だという場所ばかりで隊員たちがやるしかなかったのだ。
武器庫などどこかにぶつかって倒れてきたら大変なことになるし、埃まみれの部屋に女を入れるのはプライドが許さないから下がってろと言われた。
書庫なども本棚が倒れてきたらだめだからとやってくれた。
重いものを運ぶことは筋力的にも不可能だったのでまたしても隊員たちがやってくれたのだ。
エ「ならよかった」
『ごめんね
あまり役に立てなかった』
エ「なに、もしものことがあって恋歌に怪我してほしくないしな
あいつらも恋歌やナースに危ないことはやらせたくなかったからやったんだ
気にすんな」
甲板に伸びている隊員たちを見て笑うエースに恋歌は一瞬心臓が跳ねた。
エ「恋歌?」
『え、あ、あの、あ、明日は頑張るからね!///
何か飲み物もらってくるよ』
かなりどもった恋歌の背中をぽかんとしながら見送る。
レ「ね?わかりました?」
エ「もうちょっとあの可愛い初々しさ味わいたかったけど恋歌を悲しませるわけにはいかねぇからな
ちょっと部屋に戻って恋歌に渡すもん取ってくる」
レ「ああ、あれですか?」
エ「一緒の方が効果あるかもしれねぇしな」
エースは自分の部屋に置いてあるものを取りに走っていった。
『(ふぅ…平常心平常心…
なんですぐに顔赤くなるんだろう…
変な子だって思われる…)』
恋歌は飲み物をもらいに行くついでに火照った顔を冷やそうと一人で船尾まで来ていた。
『(でも実際変なんだよね…
今日はエースに"呼ばれた"気がしたから行ってみたけど何でそんな気がしたのかわからないし
ちょっと集中したらいくつか気配も感じるし…
その中で一際大きいのは4つ
ひとつはエースだった
あとの二つは島から感じるし、あとのひとつは遠すぎてどこかまではわからないけど確かに感じる
私は一体何をしていたんだろう…)』
なぜ集中すればエースの居場所がわかるのか、あとの三つの気配は何なのかなど暗くなっていく海を手すりにもたれて眺めながら考える。
すると足元からがしゃん、という音が聞こえた。
『ん?
なにこれ?』
手すりに黒い何かが引っ掛かっているのを見つけた。
不信に思いしゃがんでそれを近くで見る。
『これって…』
誰かに報告しに行こうと甲板に向かおうと立ち上がった。
否、立ち上がろうとした。
「大人しくしてもらおうか」
後ろから背中にごりっ、と押し付けられた"何か"に動くことができなかった。
まだ買い出し組は帰ってきていないので夕食はまだ先なので余計に疲労感が増してしまっている。
エ「あー疲れた…」
掃除にあたっていた隊員たちは疲弊しきった顔で倒れこんでいる。
「モビー広すぎ…」
「掃除の時だけちっちゃくなってくんねぇかなぁ…」
無茶苦茶なことを言い出すが誰もそれに突っ込む元気がなく、寧ろそうだそうだと賛成してしまっている。
レ「何言ってんだか…」
普段あまり使わない部屋ばかりを掃除したので埃がたまり、掃除に苦労したようだ。
いつも使う部屋まで掃除しているとモビーは広すぎて4日みっちりやったとしても終わらない。
だから普段使わない部屋ばかりを掃除するようにしたのだが、逆に掃除が大変なようだ。
『大丈夫?』
エ「ん?ああ大丈夫だ
恋歌は?」
『みなさんが大変なとこはやってくれたから私は全然大丈夫』
なぜ隊員たちがくたくたなのに恋歌やナースたちが元気なのかというと、ほとんど女には危険だという場所ばかりで隊員たちがやるしかなかったのだ。
武器庫などどこかにぶつかって倒れてきたら大変なことになるし、埃まみれの部屋に女を入れるのはプライドが許さないから下がってろと言われた。
書庫なども本棚が倒れてきたらだめだからとやってくれた。
重いものを運ぶことは筋力的にも不可能だったのでまたしても隊員たちがやってくれたのだ。
エ「ならよかった」
『ごめんね
あまり役に立てなかった』
エ「なに、もしものことがあって恋歌に怪我してほしくないしな
あいつらも恋歌やナースに危ないことはやらせたくなかったからやったんだ
気にすんな」
甲板に伸びている隊員たちを見て笑うエースに恋歌は一瞬心臓が跳ねた。
エ「恋歌?」
『え、あ、あの、あ、明日は頑張るからね!///
何か飲み物もらってくるよ』
かなりどもった恋歌の背中をぽかんとしながら見送る。
レ「ね?わかりました?」
エ「もうちょっとあの可愛い初々しさ味わいたかったけど恋歌を悲しませるわけにはいかねぇからな
ちょっと部屋に戻って恋歌に渡すもん取ってくる」
レ「ああ、あれですか?」
エ「一緒の方が効果あるかもしれねぇしな」
エースは自分の部屋に置いてあるものを取りに走っていった。
『(ふぅ…平常心平常心…
なんですぐに顔赤くなるんだろう…
変な子だって思われる…)』
恋歌は飲み物をもらいに行くついでに火照った顔を冷やそうと一人で船尾まで来ていた。
『(でも実際変なんだよね…
今日はエースに"呼ばれた"気がしたから行ってみたけど何でそんな気がしたのかわからないし
ちょっと集中したらいくつか気配も感じるし…
その中で一際大きいのは4つ
ひとつはエースだった
あとの二つは島から感じるし、あとのひとつは遠すぎてどこかまではわからないけど確かに感じる
私は一体何をしていたんだろう…)』
なぜ集中すればエースの居場所がわかるのか、あとの三つの気配は何なのかなど暗くなっていく海を手すりにもたれて眺めながら考える。
すると足元からがしゃん、という音が聞こえた。
『ん?
なにこれ?』
手すりに黒い何かが引っ掛かっているのを見つけた。
不信に思いしゃがんでそれを近くで見る。
『これって…』
誰かに報告しに行こうと甲板に向かおうと立ち上がった。
否、立ち上がろうとした。
「大人しくしてもらおうか」
後ろから背中にごりっ、と押し付けられた"何か"に動くことができなかった。