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マ「忙しないやつらだねい」
食後のコーヒーを飲みながら食堂の扉を見てそうマルコが呟く。
エ「いいんじゃねぇの?
上手くいってるみたいだしさ」
『エースの彼女はこの船の人?』
自然に口から出た問いに周りにいた全員が固まる。
隊長も残って雑談をしていた隊員も作業をしていたコックたちも全員が止まった。
しーん、と食堂に静寂が流れる。
『えっと、変なこと言いました?』
まさか触れてはならない話題だったのかとおろおろする恋歌だったが、エースに頭をぽんぽんと優しく撫でられた。
エ「内緒だ」
にっ、と笑ってそれだけ言われまだ残っている食事を再開するエース。
サッチ「こういうときって何て言ったらいいのかわかんねぇな」
マ「確かにない
でもエースが言わねぇんだ
俺たちが言うわけにはいかないよい」
首を傾げている恋歌だったが、目の前の料理に顔を突っ込んで寝始めたエースに驚きわたわたしているため今の話題は忘れてそうだ。
エ「あー…寝てた」
『寝てた!?』
数分して欠伸をしたあとまた食べ始めるエースを驚いた目で見ている。
サッチ「…俺さ、恋歌ちゃんの記憶ゆっくり思い出してくれたらいいと思ってたけど…」
エースの顔中についた料理を恋歌がハンカチで拭いている姿を見てサッチがマルコに呟く。
サッチ「俺は…早く前の二人の関係に戻ってほしい…
我が儘だってわかってるけどな」
マ「ああ…
それは俺も同感だよい…」
食事が終わると医務室に呼ばれた。
レ「何か思い出したことは?」
『特に何も…』
レ「痛いところとかある?」
『いえ、ありません』
レ「困ったことは?」
『みなさんよくしてくださるのでそれもありません』
椅子に座らされ、レイラから問診を受ける。
レ「そう、まぁすぐに記憶が戻るわけじゃないとは思うから気長にいきましょ
何か体に異変とかあったらすぐに言ってちょうだい」
『はい、ありがとうございます
あ、』
レ「何?」
『異変とまではいかないんですけど…』
レ「なんでも言って?」
『違和感を昨日から感じていて…』
レ「違和感?」
恋歌は昨日から感じている違和感を全てレイラに話した。
部屋でのこと、左手の薬指のこと、髪のこと、そしてさっき感じた違和感。
『さっきはサボさ、じゃないや
サボに"恋歌"って言われたことに違和感を感じたんです』
レ「ふーん…」
『みなさんには普通に名前で呼ばれてるんですけどサボにだけ、違和感を感じたんです』
レ「なるほどねぇ」
嬉しそうに笑うレイラに恋歌はレイラが喜ぶようなことを言っただろうかと首を傾げる。
レ「やっぱり恋歌はすごいわね
ちゃんと大事なことは覚えてる」
『大事なこと?』
レ「ふふっ、内緒よ」
それから暫く問診を続けた。
そして新たに発覚したことがあった。
レ「うーん、これは船長に報告しなきゃね…」
『?』
食後のコーヒーを飲みながら食堂の扉を見てそうマルコが呟く。
エ「いいんじゃねぇの?
上手くいってるみたいだしさ」
『エースの彼女はこの船の人?』
自然に口から出た問いに周りにいた全員が固まる。
隊長も残って雑談をしていた隊員も作業をしていたコックたちも全員が止まった。
しーん、と食堂に静寂が流れる。
『えっと、変なこと言いました?』
まさか触れてはならない話題だったのかとおろおろする恋歌だったが、エースに頭をぽんぽんと優しく撫でられた。
エ「内緒だ」
にっ、と笑ってそれだけ言われまだ残っている食事を再開するエース。
サッチ「こういうときって何て言ったらいいのかわかんねぇな」
マ「確かにない
でもエースが言わねぇんだ
俺たちが言うわけにはいかないよい」
首を傾げている恋歌だったが、目の前の料理に顔を突っ込んで寝始めたエースに驚きわたわたしているため今の話題は忘れてそうだ。
エ「あー…寝てた」
『寝てた!?』
数分して欠伸をしたあとまた食べ始めるエースを驚いた目で見ている。
サッチ「…俺さ、恋歌ちゃんの記憶ゆっくり思い出してくれたらいいと思ってたけど…」
エースの顔中についた料理を恋歌がハンカチで拭いている姿を見てサッチがマルコに呟く。
サッチ「俺は…早く前の二人の関係に戻ってほしい…
我が儘だってわかってるけどな」
マ「ああ…
それは俺も同感だよい…」
食事が終わると医務室に呼ばれた。
レ「何か思い出したことは?」
『特に何も…』
レ「痛いところとかある?」
『いえ、ありません』
レ「困ったことは?」
『みなさんよくしてくださるのでそれもありません』
椅子に座らされ、レイラから問診を受ける。
レ「そう、まぁすぐに記憶が戻るわけじゃないとは思うから気長にいきましょ
何か体に異変とかあったらすぐに言ってちょうだい」
『はい、ありがとうございます
あ、』
レ「何?」
『異変とまではいかないんですけど…』
レ「なんでも言って?」
『違和感を昨日から感じていて…』
レ「違和感?」
恋歌は昨日から感じている違和感を全てレイラに話した。
部屋でのこと、左手の薬指のこと、髪のこと、そしてさっき感じた違和感。
『さっきはサボさ、じゃないや
サボに"恋歌"って言われたことに違和感を感じたんです』
レ「ふーん…」
『みなさんには普通に名前で呼ばれてるんですけどサボにだけ、違和感を感じたんです』
レ「なるほどねぇ」
嬉しそうに笑うレイラに恋歌はレイラが喜ぶようなことを言っただろうかと首を傾げる。
レ「やっぱり恋歌はすごいわね
ちゃんと大事なことは覚えてる」
『大事なこと?』
レ「ふふっ、内緒よ」
それから暫く問診を続けた。
そして新たに発覚したことがあった。
レ「うーん、これは船長に報告しなきゃね…」
『?』