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ウ「あ、帰ってきたぞ!」
心配そうにエースの走っていった方を見ていたウソップが声を上げて立ち上がる。
エースが恋歌を抱えているのを見て全員がほっとする。
エ「悪いけど恋歌診てくれるか?」
チ「うん、サニーに連れて来てくれ」
帰ってきたエースがチョッパーに恋歌を診てくれるように頼む。
白ひげのナースたちは戦いの前には近くの島に置いてきたので医者はチョッパーしかいないのだ。
エースが恋歌をサニーに運び、チョッパーの部屋のベッドに寝かせる。
がちゃがちゃと医療道具を用意し始めるチョッパーの指示に従って麦わら海賊団は船を駆け回る。
ルフィはエースが恋歌を迎えにいっている間に治療してもらったらしく、部屋で寝ているらしい。
チ「ちょっとだけ外に出てもらってもいいか?」
エ「ああ…」
チョッパーの指示に大人しく従ったエースは静かに部屋を出た。
外にはサニーの上だが白ひげや隊長たちもいて心配そうにしていた。
全員はサニーには乗れないので隊員たちは下にいる。
エ「チョッパーのやつに任せてきたから大丈夫だろ」
白「あいつの医術を疑ってんじゃねぇよ
ティーチのやつはどうした?」
エ「ごめん、恋歌に追いかけなくていいって言って逃がした…」
申し訳なさそうにするエースの頭を白ひげが優しく撫でてやる。
白「気にすんな
恋歌とエースが無事ならそれでいい」
エ「うん…」
簡単に逃がしたことに罪悪感わ感じているのだが、恋歌をあのままにしておくと間違いなくティーチを殺してしまっていただろうから止めたのだ。
恋歌には人を殺してほしくないから。
無意識のうちなら尚更。
しかし白ひげはそれを咎めることなく、無事ならいいと言ってくれた。
チョッパーが部屋から出てくるまでの間、誰も一言も喋らず沈黙が続いた。
待っていた時間はそれほど長くはなかったが、チョッパーが部屋から出てきたときには日は暮れていた。
チ「中に入るか?」
いつもの小さな二足歩行の姿のチョッパーが部屋から出て、一番にエースにそう言った。
大勢は入らない方がいいと言うし、チョッパーの部屋にそんなに入れないので代表でエースとマルコだけ許可された。
部屋では恋歌が腕に点滴を刺して静かに寝息をたてていた。
ベッドの横にチョッパーが椅子を2つ出してくれたのでそこに座る。
マ「恋歌は大丈夫なのかよい?」
恋歌の寝顔を見ながらマルコがチョッパーに尋ねる。
エースは布団の中に手を入れて恋歌の右手を握る。
チ「いろいろ調べてみたけどあいつが言ってた薬の詳しい成分まではわからなかった
だけどむちゃくちゃな量を入れられたのは確かだ
わかる成分を中和する薬を入れようと思ったんだけど恋歌の特別な体質のせいで俺の薬が効かないんだ」
エ「目は覚ますんだよな?」
チ「目は覚ますよ
今はただ眠ってるだけだし
麻酔も効くかどうかわからなかったから射ってない
もうすぐ目を覚ますはずだ」
マ「ティーチのやろうが言ってた薬ってのは精神の破壊と記憶の消去だったない…」
チ「それは恋歌の血液から俺が見たことない薬が出てきたから体内には残ってるんだと思う
だから…」
そこでチョッパーは言葉を濁したが言いたいことは伝わった。
『ん…』
少し沈黙が流れたところで恋歌が声を出した。
それに反応した三人は立ち上がって恋歌の顔を覗き込む。
あんまりいいことだとは思っていないが、今回は仕方ない。
チ「大丈夫か?痛いとこないか?」
チョッパーに聞かれた問いに恋歌は首を縦に振る。
それを聞いたチョッパーは点滴を外す準備をする。
マ「怪我はなさそうでよかったよい」
『あの…』
ほっとしたような顔をするマルコと、手を握ってくれているエース、点滴を外してくれているチョッパーを順番に見たあと一番近くにいたエースに視線を合わせて言った。
『あなたたちは…どなたですか?』
衝撃を受けたような顔をするマルコとチョッパー。
エースはそっと、握っていた手を離した。
心配そうにエースの走っていった方を見ていたウソップが声を上げて立ち上がる。
エースが恋歌を抱えているのを見て全員がほっとする。
エ「悪いけど恋歌診てくれるか?」
チ「うん、サニーに連れて来てくれ」
帰ってきたエースがチョッパーに恋歌を診てくれるように頼む。
白ひげのナースたちは戦いの前には近くの島に置いてきたので医者はチョッパーしかいないのだ。
エースが恋歌をサニーに運び、チョッパーの部屋のベッドに寝かせる。
がちゃがちゃと医療道具を用意し始めるチョッパーの指示に従って麦わら海賊団は船を駆け回る。
ルフィはエースが恋歌を迎えにいっている間に治療してもらったらしく、部屋で寝ているらしい。
チ「ちょっとだけ外に出てもらってもいいか?」
エ「ああ…」
チョッパーの指示に大人しく従ったエースは静かに部屋を出た。
外にはサニーの上だが白ひげや隊長たちもいて心配そうにしていた。
全員はサニーには乗れないので隊員たちは下にいる。
エ「チョッパーのやつに任せてきたから大丈夫だろ」
白「あいつの医術を疑ってんじゃねぇよ
ティーチのやつはどうした?」
エ「ごめん、恋歌に追いかけなくていいって言って逃がした…」
申し訳なさそうにするエースの頭を白ひげが優しく撫でてやる。
白「気にすんな
恋歌とエースが無事ならそれでいい」
エ「うん…」
簡単に逃がしたことに罪悪感わ感じているのだが、恋歌をあのままにしておくと間違いなくティーチを殺してしまっていただろうから止めたのだ。
恋歌には人を殺してほしくないから。
無意識のうちなら尚更。
しかし白ひげはそれを咎めることなく、無事ならいいと言ってくれた。
チョッパーが部屋から出てくるまでの間、誰も一言も喋らず沈黙が続いた。
待っていた時間はそれほど長くはなかったが、チョッパーが部屋から出てきたときには日は暮れていた。
チ「中に入るか?」
いつもの小さな二足歩行の姿のチョッパーが部屋から出て、一番にエースにそう言った。
大勢は入らない方がいいと言うし、チョッパーの部屋にそんなに入れないので代表でエースとマルコだけ許可された。
部屋では恋歌が腕に点滴を刺して静かに寝息をたてていた。
ベッドの横にチョッパーが椅子を2つ出してくれたのでそこに座る。
マ「恋歌は大丈夫なのかよい?」
恋歌の寝顔を見ながらマルコがチョッパーに尋ねる。
エースは布団の中に手を入れて恋歌の右手を握る。
チ「いろいろ調べてみたけどあいつが言ってた薬の詳しい成分まではわからなかった
だけどむちゃくちゃな量を入れられたのは確かだ
わかる成分を中和する薬を入れようと思ったんだけど恋歌の特別な体質のせいで俺の薬が効かないんだ」
エ「目は覚ますんだよな?」
チ「目は覚ますよ
今はただ眠ってるだけだし
麻酔も効くかどうかわからなかったから射ってない
もうすぐ目を覚ますはずだ」
マ「ティーチのやろうが言ってた薬ってのは精神の破壊と記憶の消去だったない…」
チ「それは恋歌の血液から俺が見たことない薬が出てきたから体内には残ってるんだと思う
だから…」
そこでチョッパーは言葉を濁したが言いたいことは伝わった。
『ん…』
少し沈黙が流れたところで恋歌が声を出した。
それに反応した三人は立ち上がって恋歌の顔を覗き込む。
あんまりいいことだとは思っていないが、今回は仕方ない。
チ「大丈夫か?痛いとこないか?」
チョッパーに聞かれた問いに恋歌は首を縦に振る。
それを聞いたチョッパーは点滴を外す準備をする。
マ「怪我はなさそうでよかったよい」
『あの…』
ほっとしたような顔をするマルコと、手を握ってくれているエース、点滴を外してくれているチョッパーを順番に見たあと一番近くにいたエースに視線を合わせて言った。
『あなたたちは…どなたですか?』
衝撃を受けたような顔をするマルコとチョッパー。
エースはそっと、握っていた手を離した。