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そこで言葉を区切ったロビンはおそらく恋歌がいるであろう、まだ戦いの音が聞こえる方に目を向ける。
ナ「どういうこと?
正気に戻ったんじゃないとしたら 一体何が起こってるの?」
ロ「そうね…逆に正気を失った、と思うわ
さっき助けてくれた恋歌の目には光がなかった
おそらくギリギリ保っていた自我を失って黒ひげに攻撃をした」
エ「!!」
それを聞いたエースは一目散に恋歌の元へ走っていく。
サボ「理由は俺たちの怪我ってとこかな」
ロ「予想でしかないけれど
いつも恋歌は大事な人が怪我をすることを嫌がるから…
だけど今回は変な薬を射たれたせいでどちらにつけばいいのかわからなかった
でも本能はちゃんとルフィたちを覚えていたようね」
マ「確かにな
俺たちが縛られてもお前たち四人にはしなかった
攻撃もエースには火、サボには風、これはもし攻撃が当たったとしても火であるエースと風であるサボには全く効かない攻撃だよい
そしてニーナと麦わらには一度も攻撃してない」
ナ「私は攻撃はされたけど避けなくても当たらなかった…」
サッチ「でも恋歌ちゃんが手加減してくれてても俺たちが怪我をした
それで結局は正気を失わせたんだな」
マ「急にティーチのやつが逃げ出したのも恋歌が敵になったと悟ったから
恋歌を利用するつもりが正気を失わせて自分に攻撃してくる
それもいつもとは違って容赦も情けも微塵もない攻撃を…」
イ「まぁエースのやつが姫さんとこに行ったんだし何とかなるだろ」
ジ「だな
あいつに任しておけば恋歌は大丈夫だ」
全員でエースが恋歌を止めてくれるのを信じて後を追わず、その場で待つことにした。
その頃エースは樹がなぎ倒されているところを辿って恋歌を探していた。
エ「道はわかりやすいんだけど…」
通った後がよくわかるので追跡には困らないのだが、だいぶ遠くまで行ってしまったようでなかなか姿が見えない。
「船長!」
どこまで行ったのかと目を凝らそうとすると焦った声が聞こえてきた。
エ「見つけた!」
声のする方を見てみると恋歌が血だらけのティーチに攻撃するのをその仲間たちが必死に防いでいるところだった。
足を振り上げた恋歌はロビンの言った通り目に光がなく、顔も無表情だった。
エ「恋歌!!」
そのまま振り上げた足をティーチの仲間に向かって下ろそうとしていたのを、エースの声が聞こえるとぴたりと止めた。
当たるギリギリだった足が止まったことに唖然としたが、すぐに立ち上がって恋歌から距離をとる。
黒「エース?何しに来やがった…」
エ「勘違いすんな
俺は恋歌に人を殺してほしくない
それがたとえお前でもな」
『…』
ゆっくり足を地につけた恋歌は近づいてくるエースを見つめる。
エ「無表情で恋歌に見られたのははじめてだな」
ちょっと笑いながらそう言うエースだが恋歌の無表情は変わらない。
自分達から意識がそれている間に逃げようとする黒ひげ海賊団は二人から徐々に距離をとる。
エ「ティーチ
お前次に恋歌や親父に手を出したら許さねぇからな」
黒「ゼハハハハハ!
今日のところは退かせてもらう!
だが俺は諦めねぇ!」
そんな捨て台詞を吐いて立ち去ろうとしたティーチを追おうとする恋歌。
しかしその行こうとする恋歌をエースが腕を掴んで止めた。
エ「もういいんだ
恋歌が追う必要はない」
『……』
エ「悪かったな、怪我しちまったしルフィも守ってやれなかった」
エースは何も言わず無表情なままの恋歌を抱き締める。
エ「帰ろう、俺たちの船に
みんな待ってるからよ」
エースの優しい声に恋歌がどう思ったのかはわからないが力が抜け、気を失った。
ダークブーツの発動も解け、普段のワンピース姿に戻った。
エースは恋歌を横抱きにして船へと足を進めた。
ひとつの不安を抱えながら。
ナ「どういうこと?
正気に戻ったんじゃないとしたら 一体何が起こってるの?」
ロ「そうね…逆に正気を失った、と思うわ
さっき助けてくれた恋歌の目には光がなかった
おそらくギリギリ保っていた自我を失って黒ひげに攻撃をした」
エ「!!」
それを聞いたエースは一目散に恋歌の元へ走っていく。
サボ「理由は俺たちの怪我ってとこかな」
ロ「予想でしかないけれど
いつも恋歌は大事な人が怪我をすることを嫌がるから…
だけど今回は変な薬を射たれたせいでどちらにつけばいいのかわからなかった
でも本能はちゃんとルフィたちを覚えていたようね」
マ「確かにな
俺たちが縛られてもお前たち四人にはしなかった
攻撃もエースには火、サボには風、これはもし攻撃が当たったとしても火であるエースと風であるサボには全く効かない攻撃だよい
そしてニーナと麦わらには一度も攻撃してない」
ナ「私は攻撃はされたけど避けなくても当たらなかった…」
サッチ「でも恋歌ちゃんが手加減してくれてても俺たちが怪我をした
それで結局は正気を失わせたんだな」
マ「急にティーチのやつが逃げ出したのも恋歌が敵になったと悟ったから
恋歌を利用するつもりが正気を失わせて自分に攻撃してくる
それもいつもとは違って容赦も情けも微塵もない攻撃を…」
イ「まぁエースのやつが姫さんとこに行ったんだし何とかなるだろ」
ジ「だな
あいつに任しておけば恋歌は大丈夫だ」
全員でエースが恋歌を止めてくれるのを信じて後を追わず、その場で待つことにした。
その頃エースは樹がなぎ倒されているところを辿って恋歌を探していた。
エ「道はわかりやすいんだけど…」
通った後がよくわかるので追跡には困らないのだが、だいぶ遠くまで行ってしまったようでなかなか姿が見えない。
「船長!」
どこまで行ったのかと目を凝らそうとすると焦った声が聞こえてきた。
エ「見つけた!」
声のする方を見てみると恋歌が血だらけのティーチに攻撃するのをその仲間たちが必死に防いでいるところだった。
足を振り上げた恋歌はロビンの言った通り目に光がなく、顔も無表情だった。
エ「恋歌!!」
そのまま振り上げた足をティーチの仲間に向かって下ろそうとしていたのを、エースの声が聞こえるとぴたりと止めた。
当たるギリギリだった足が止まったことに唖然としたが、すぐに立ち上がって恋歌から距離をとる。
黒「エース?何しに来やがった…」
エ「勘違いすんな
俺は恋歌に人を殺してほしくない
それがたとえお前でもな」
『…』
ゆっくり足を地につけた恋歌は近づいてくるエースを見つめる。
エ「無表情で恋歌に見られたのははじめてだな」
ちょっと笑いながらそう言うエースだが恋歌の無表情は変わらない。
自分達から意識がそれている間に逃げようとする黒ひげ海賊団は二人から徐々に距離をとる。
エ「ティーチ
お前次に恋歌や親父に手を出したら許さねぇからな」
黒「ゼハハハハハ!
今日のところは退かせてもらう!
だが俺は諦めねぇ!」
そんな捨て台詞を吐いて立ち去ろうとしたティーチを追おうとする恋歌。
しかしその行こうとする恋歌をエースが腕を掴んで止めた。
エ「もういいんだ
恋歌が追う必要はない」
『……』
エ「悪かったな、怪我しちまったしルフィも守ってやれなかった」
エースは何も言わず無表情なままの恋歌を抱き締める。
エ「帰ろう、俺たちの船に
みんな待ってるからよ」
エースの優しい声に恋歌がどう思ったのかはわからないが力が抜け、気を失った。
ダークブーツの発動も解け、普段のワンピース姿に戻った。
エースは恋歌を横抱きにして船へと足を進めた。
ひとつの不安を抱えながら。